Last updated 06. 3.12

グレー系+アンブロウス

アンブロウス遺伝子には、他の毛色と組み合わさることで本来の毛色を暗く、すすけたような毛色に変化させる働きがあります。
シルバーグレーやライトグレーと組み合わさると、全体的にグレーの黒っぽさが増します。

毛色の雰囲気がダークグレーと似ているため、ダークグレーと見間違えやすいです。
しかし、ダークグレーは劣性の遺伝子遺伝子dgによる毛色で、日本ではほとんど見つかっていないレアな毛色です。
ダークグレーに見える毛色は、十中八九グレー系+アンブロウスだと思って間違いないです。

ダークグレーと見分けるポイントは、クレセントやお腹側の色。
背中側とほぼ同じようなグレーだったら、グレー系+アンブロウス(ただし、ブチありの場合、お腹側の毛色は基本的に真っ白になります)。
アイボリー〜白だったら、ダークグレーです。


Umbrous Silver Grey  (アンブロウスシルバー,シルバーアンブロウス) ・・・SgsgU_

シルバーグレーとアンブロウスのコンビネーションカラー。
シルバーグレーはホモ接合とヘテロ接合で毛色がだいぶ違う(→シルバーグレー)ので、
アンブロウスシルバーも、シルバーグレーがホモとヘテロでは毛色が違うと思われます。
とりあえずここでは、ヘテロ接合のものの特徴を挙げておきます。

背中側の毛色 茶色味のあるダークグレー
毛の根元の色 ダークグレー
お腹側の毛色 ダークグレー
チークフラッシュ
クレセント ダークグレー(クレセントがわかりづらい)
ダークグレー〜黒


←すず(アンブロウスシルバー(ヘテロ)・長毛・サテン)

全身茶色味を帯びたダークグレー。
クレセントもお腹もダークグレー。


←すま(アンブロウスシルバー(ヘテロ)・長毛・サテン)

上の「すず」に比べて茶色味が少ない。顔の色はシルバーグレーとほとんど変わらない。
全体的に色が濃く、アイラインくっきり、チークフラッシュ黒々。
クレセントの色がグレー。