2011年の寺山修司情報


寺山修司関連の配信情報

電子書店「浪漫堂シナリオ文庫」、2011年1月27日よりオープン。
映画・テレビドラマ等の名作シナリオを電子書籍化。寺山修司作品では、「初恋・地獄篇」「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」「さらば箱船」の4本の映画シナリオが販売されている。
(関連URL http://www.roumandou-scenario.com/)

TBSドキュメンタリー特選〜萩元晴彦〜ドキュメント「あなたは…」・現代の主役「日の丸」2011年3月1日より、TBSオンデマンドにて有料配信開始。
寺山修司が構成を担当したドキュメンタリー「あなたは…」(1966年11月20日放送)と「日の丸」(1967年2月9日放送)が、TBSオンデマンドにて配信。配信期間は2011年3月1日〜2012年2月29日。販売終了は2012年2月21日。TBSオンデマンドモバイルを利用すれば、ケータイでも視聴可能。「あなたは…」は昨年芝居を途中退席してまで観に行ったのですが、まさか自宅で観られる日が来るとは。
(関連URL http://tod.tbs.co.jp/)

エンターテインメントサービス「ファンプラス」にて、10月28日より「寺山修司ワールド」がオープン。第零号、第壱号を同時配信。
映像と写真、過去と現在がクロスする21世紀の寺山修司デジタルマガジン。第零号は無料。12月26日より、第弐号配信開始。
(URL http://fanplus.jp/_terayama_/)


寺山修司関連の発売情報

国際寺山修司学会・編「寺山修司研究 第4号」(文化書房博文社)2011年1月発売。
表紙デザインは天野天街。高取英、流山児祥、萩原朔美、白石征、かわなかのぶひろ、榎本了壱、安藤紘平氏らが寄稿。私も投稿しています。
(関連URL http://user.net-web.ne.jp/bunka/syoseki_syousai.asp?isbn=ISBN978%2D4%2D8301%2D1195%2D2)

「男の隠れ家」2011年4月号(朝日新聞出版)、2月26日発売。
特集「日本の映画監督」、第3章「戦後昭和を彩った七人の名監督」の中で、「独自の世界観を貫き、昭和を駆け抜けた天才」として寺山修司が取り上げられている。
(関連URL http://www.kakurega-online.com/)

清水義和・著「寺山修司 海外ヴィジュアルアーツ」(文化書房博文社)4月13日発売。

万有引力公演DVD『わがザッツ・エンターテーメントのための予告篇』(アジアンクラックレーベル)5月1日発売。
寺山修司没後25年・演劇実験室万有引力25周年記念公演として2008年に上演された作品のDVD化。井内俊一の怪演は必見。
(関連URL http://www.asian-crack.com/)

DVD『2001年度版 毛皮のマリー』(パルコDVD)5月4日発売。
美輪明宏と及川光博が共演し、美輪明宏が初めて自身で演出を手掛けた2001年度版の「毛皮のマリー」が、上演から10年を経てDVD化。

松井牧歌・著「寺山修司の「牧羊神」時代 青春俳句の日々」(朝日新聞出版)8月5日発売。


万有引力公演DVD『鉛筆のフォークロア』、公演CD-R『絵本千一夜物語』『デマゴーグの氾濫』(アジアンクラックレーベル)8月13日コミックマーケット80にて先行発売。
その後公演DVDは通信販売、CD-Rは委託販売が予定されているとのこと。
(関連URL http://www.asian-crack.com/)

「寺山修司全歌集」(講談社学術文庫)9月15日発売。

「オトナアニメ」Vol.22(洋泉社ムック)、10月8日発売。
特集「輪るピングドラム」の中で、「幾原監督に影響を与えた寺山修司とその時代」という1頁のコラムが掲載されている。
(関連URL http://www.yosensha.co.jp/)

時空旅人Vol.4「昭和怪物伝」2011年4月号(三栄書房)、10月13日発売。
「文化」の章にて、岡本太郎、三島由紀夫らとともに寺山修司が2頁にわたって紹介されている。
(関連URL http://www.sun-a.com/)

寺山修司原作、夕暮マリー脚本「戯曲 あゝ、荒野」(パルコ出版)10月19日発売。

森山大道:写真、寺山修司:著「にっぽん劇場写真帖」(講談社)11月2日発売予定。
(関連URL http://www.hanmoto.com/jpokinkan/card/card.php?isbn=9784062174343)


寺山修司関連の公演・イベントの情報

2011年2月25日(金)〜3月6日(日)
流山児事務所レパートリーシアター「花札伝綺」(作 寺山修司/演出 青木砂織/音楽 本田実/会場 Space早稲田)
「謡説浮世根問」(作 北村想)・「卒塔婆小町」(作 三島由紀夫)とともに、レパートリーシアターとして全国&インドネシアツアーを行う。2月27日昼の回を観劇。
(関連URL http://www.ryuzanji.com/)

2011年3月16日(水)〜20日(日)
池の下「阿呆船」(作 寺山修司/演出 長野和文/美術 朝倉摂/会場 d-倉庫)
寺山修司全作品上演計画を掲げる同劇団の幻想劇三部作完結編。青蛾館の野口和彦出演。宣伝画は丸尾末広。3月19日昼の回を観劇。
(関連URL http://www.ikenoshita.com/)

2011年3月19日(土)・20日(日)
劇団のあ ヴィジョネール放送劇「コメット・イケヤ」(原作 寺山修司/演出 虎林はんじん/会場 長岡市青少年文化センター・プラネタリウム)
1966年度イタリア賞グランプリを受賞した寺山修司のラジオドラマを、放送劇とプラネタリウムのCG映像とのコラボレーションで上演。
(関連URL http://noa.s20.xrea.com/)

2011年4月7日(木)〜9日(土)
かりそめvol.1「さらば、映画よ」(原作 寺山修司/編・演出 鎌田香苗/会場 明治大学和泉キャンパス第一校舎B1 005教室)
(関連URL http://blog.livedoor.jp/karisome555/)
→中止・延期

2011年4月13日(水)〜17日(日)
演劇実験室万有引力第52回本公演 テアトラルチュール幻想音楽劇『鉛筆のフォークロア』
-寺山修司の予告篇「さらば書物よ」の続編としての書物論遊譚-(台本 寺山修司/構成・演出・音楽 J.A.シーザー/会場 笹塚ファクトリー)
4月16日14時の回を観劇。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)


2011年4月22日(金)〜5月5日(木)
「少女団のイースター」グループ展(会場 カフェ・デ・ロジェ)
4月24日(日)・25日(月)に、演劇ユニットNYX BISによるリーディングドラマ「「少女論」寺山修司とルイス・キャロル」(演出 水嶋カンナ/出演 野口和美、中山ラビなど)を上演。
(関連URL http://homepage2.nifty.com/garakutaya/)

2011年4月23日(土)〜7月24日(日)
「森山大道写真展「あゝ、荒野」-寺山修司唯一の長編小説と森山大道の写真のコラボレーション-」(会場 寺山修司記念館)
(関連URL http://www.terayamaworld.com/kinen/)

2011年4月23日(土)、24日(日)、5月3日(火)〜5日(木)
「寺山修司記念館フェスティバル2011/春」(会場 寺山修司記念館)
「森山大道講演会」「渚ようこリサイタル」などのイベントを開催。

2011年5月4日(水)
「第2回 寺山修司音楽祭〜TERAYAMA WORLD・MUSIC FESTIVAL〜」(会場 初台ドアーズ)
(関連URL http://www.livebar-the-doors.net/)

2011年5月15日(日)
「国際寺山修司学会 第11回春季大会」(会場 愛知学院大学楠元学舎)
出席してきました。
(関連URL http://kokusaiterayamagakkai.web.fc2.com/)


2011年6月5日(日)・9月5日(月)・11月7日(月)
「毛皮のマリー 人形劇版」(原作 寺山修司/演出・美術・人形操演 平常/会場 新国立劇場)
(関連URL http://tairajo.com/)

2011年6月9日(木)〜14日(火)
劇団APB-Tokyo「ガリガリ博士の犯罪」(作 寺山修司/演出 高野美由紀/音楽 J.A.シーザー/画 智内兄助/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
6月11日夜の回を観劇。
(関連URL http://www.h3.dion.ne.jp/~apbtokyo)

2011年6月30日(木)〜7月3日(日)
演劇実験室万有引力 夢の国『シンクウカン』
-寺山修司の「ラジオのための叙事詩」コラージュ構成による-(言語 寺山修司/構成・演出・音楽 J.A.シーザー/会場 座・高円寺1)
7月2日昼の回を観劇。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)

2011年7月2日(土)〜22日(金)
特集上映「ATGの光芒」(会場 シネマヴェーラ渋谷)
寺山修司作品からは、「書を捨てよ、町へ出よう」(監督)、「田園に死す」(監督)、「サード」(脚本)の3本が上映される。
(関連URL http://www.cinemavera.com/index.html)

2011年7月8日(金)〜10日(日)
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻20期生卒業公演「青ひげ公の城」(作 寺山修司/演出 松本修/会場 ウイングフィールド)
(関連URL http://ccpc01.cc.kindai.ac.jp/bungei/geijutsu/engeki/butaigeijutu2009/index.html)

2011年7月30日(土)〜11月27日(日)
宇野亜喜良展「ひとりぼっちのあなたに-寺山修司と宇野亜喜良のコラボレーション-」(会場 寺山修司記念館)
(関連URL http://www.terayamaworld.com/)

2011年7月30日(土)、31日(日)
「寺山修司記念館フェスティバル2011/夏」(会場 寺山修司記念館)
「カルメン・マキ コンサート」「TERAYAMA MUSIC MUSEUM VOL.2」などのイベントを開催。

2011年7月30日(土)・31日(日)、8月6日(土)
流山児事務所レパートリーシアター「花札伝綺」(作 寺山修司/演出 青木砂織/音楽 本田実/会場 Space早稲田、甲府善光寺、ほか)
2月・3月の早稲田に続いて、7月30日・31日に甲府:善光寺、8月6日に目黒:円融寺、8月にインドネシア演劇祭、11月に柏:アートラインにて公演予定。私の地元でも上演されました。7月30・31日と観劇。
(関連URL http://www.ryuzanji.com/)

2011年8月11日(木)〜21日(日)
Project Nyx 美女劇「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作 寺山修司/構成・美術 宇野亜喜良/演出 金守珍/会場 下北沢ザ・スズナリ)
出演は寺島しのぶ、フラワーメグ、中山ラビ、野口和美、水嶋カンナ、村田弘美など。演奏は黒色すみれ。8月13日夜の回を観劇。
(関連URL http://www.project-nyx.com/)

2011年8月24日(水)・25日(木)
TORANOKO Performing Arts Company「踊りたいけど踊れない」(原作 寺山修司/演出 松下ユリア/会場 座・高円寺2)
寺山修司の絵本をダンスで表現する異色作。8月24日昼の回を観劇。
(関連URL http://web.me.com/totori_cat/site/TORANOKO.html)

2011年8月26日(金)〜9月6日(火)
「身毒丸」(原作 寺山修司/台本 岸田理生/演出 蜷川幸雄/会場 天王洲・銀河劇場)
藤原竜也・白石加代子主演で再演を重ねた同作を、オーディションで選ばれた新人の19歳の新人・矢野聖人と大竹しのぶという新キャストで上演する。愛知・大阪公演もあり。

2011年9月2日(金)〜4日(日)
劇団プロデュース・F「犬神」(作 寺山修司/演出 一谷円/会場 劇団プロデュース・F アトリエ)
(関連URL http://www.hyogekikyo.com/gekidan-p/profil-prof.html)

2011年9月9日(金)〜10月4日(火)
「SCANDAL2 宇野亜喜良 沢渡朔 立木義浩 寺山修司 森山大道」(会場 BLD GALLERY)
(関連URL http://bld-gallery.jp/)

2011年9月14日(水)〜19日(月)
快楽のまばたき見世物公演「大山デブコの犯罪」(作 寺山修司/演出 高田百合絵/会場 タイニイアリス&浅草)
9月18日昼の回を観劇。
(関連URL http://mabataki09.net/)

2011年9月17日(土)・18日(日)
第2回したまち演劇祭in台東 話劇塾・座☆話劇「狼少年」(作 寺山修司/演出 伊藤勝昭/会場 東洋館)
津軽三味線と尺八と語り芝居で、話劇の世界を構築する。長崎源之助作「かめのこせんべい」も上演。
(関連URL http://www.taki-works.com/the-wageki/,http://www.shitamachiengekisai.com/2011/program/program/wageki/)

2011年9月17日(土)・18日(日)
劇団見切り発射・旗揚げ公演「花札伝綺」(作 寺山修司/演出 村本真菜・森雅恭子/会場 名古屋市・ユースクエア)
(関連URL http://mikiri-hassha.jugem.jp/)

2011年9月24日(土)・25日(日)
演劇実験
集団風蝕異人街「大山デブコの犯罪」(作 寺山修司/演出 こしばきこう/会場 アトリエ阿呆船)
(関連URL http://www.geocities.jp/ijingai/)

2011年10月19日(水)〜24日(月)
青蛾館「アダムとイヴ、私の犯罪学」(作 寺山修司/演出 野口和彦/演出協力 森崎偏陸/美術 宇野亜喜良/会場 中野MONO)
10月21日夜の回を観劇。
(関連URL http://mb.minx.jp/seiga)

2011年10月21日(金)〜23日(日)
「毛皮のマリー」(作 寺山修司/演出・衣裳・振付・映像制作 大野世姿/会場 シアター・コレド)
(関連URL http://lamarie.web.fc2.com/web/index.html,http://www.tc-coredo.join-us.jp/)

2011年10月29日(土)
「国際寺山修司学会第12回秋季大会」(会場 愛知学院大学・楠元キャンパス)
(関連URL http://www.agu.ac.jp/news/news701.html)

2011年10月29日(土)〜11月6日(日)、11月13日(日)〜12月2日(金)
「あゝ、荒野」(原作 寺山修司/脚本 夕暮マリー/演出 蜷川幸雄/音楽 朝比奈尚行/会場 さいたま芸術劇場大ホール、青山劇場)
1966年、森山大道とのコラボレーションで発表された寺山修司唯一の長編小説を、初の舞台化。出演は松本潤、小出恵介など。
(関連URL http://www.bunkamura.co.jp/otherhalls/shosai_11_kouya.html)

2011年11月3日(木・祝)〜5日(土)
ABC・FACTORY「くるみ割り人形」(原作 寺山修司/演出・振付 安藤雅孝/会場 渋谷・伝承ホール)
(関連URL http://abc.upper.jp/)

2011年11月9日(水)〜13日(日)
Link Project Vol.11「花札伝綺」(作 寺山修司/構成・演出 為国孝和/会場 王子小劇場)
(関連URL http://www.linkproject.biz/)

2011年11月11日(金)〜15日(火)
劇団APB-Tokyo「盲人書簡」(作 寺山修司/演出 高野美由紀/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
音楽はJ.A.シーザー、宣伝画は智内兄助。出演はマメ山田、丸山厚人、川上史津子、他。
(関連URL http://www.h3.dion.ne.jp/~apbtokyo)

2011年11月17日(木)〜30日(水)
ポスターハリスギャラリー企画展2011「あゝ、荒野」森山大道写真展(会場 ポスターハリスギャラリー)

2011年12月1日(木)〜2012年4月1日(日)
「寺山修司幻想写真館◎犬神家の人々」(会場 寺山修司記念館)
(関連URL http://www.terayamaworld.com/)

2011年12月2日(金)・4日(日)
大林十姉妹「毛皮のマリー」(脚本 寺山修司/演出 工藤真之介/会場 上智大学1号館講堂)
(関連URL http://ameblo.jp/notsister,http://twitter.com/notsister)

2011年12月10日(土)
「第3回 寺山修司音楽祭〜新高けい子さんを迎えて〜」(会場 初台ドアーズ)
出演はPANTA、制服向上委員会、他。解説は高取英、司会は橋本美香。特別ゲストは天井桟敷の看板女優だったあの新高けい子!
(関連URL http://www.livebar-the-doors.net/)

2011年12月10日(土)
新世界プレゼンツ スペシャル・トークライブ『第一回 新世界不完全死体寺山修司総会』(会場 音楽実験室新世界)
出演は三上寛(トーク&ライブ)、田口ランディ(トーク&リーディング)。
(関連URL http://shinsekai9.jp/2011/12/10/tarayama/)

2011年12月14日(水)〜18日(日)
双身機関「阿片戦争」(作 寺山修司/演出 寂光根隅的父/音楽 小野浩輝/会場 名古屋・スターネットジャパンビル)
連日20時開演。遠隔地からの参加は厳しい時間設定ですが、2008年の「奴婢訓」が素晴らしい出来だったので、何とか観劇したいところ。12月17日の回を観劇。
(URL http://soushinkikan.org/index.htm)

2011年12月17日(土)〜2012年1月29日(日)
青森県立美術館コレクション展「北の異才たち」(会場 渋谷パルコ・パルコミュージアム)
(関連URL http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=448)

2011年12月17日(土)〜2012年1月29日(日)
宇野亜喜良展「ひとりぼっちのあなたに-寺山修司と宇野亜喜良のコラボレーション-」(会場 ポスターハリスギャラリー)
(関連URL http://posterharis.com/index.html)

2011年12月18日(日)〜27日(火)
演劇集団円・こどもステージNo.30「宝島」(作 寺山修司/演出 平光琢也/会場 シアターX)
12月24日昼の回を観劇。
(関連URL http://www.en21.co.jp/index.html)

2011年12月23日(祝)〜2012年1月14日(土)、他
劇団四季「王様の耳はロバの耳」(作 寺山修司/演出 浅利慶太/作曲 いずみたく/編曲 宮川彬良/会場 自由劇場、他)
11月16日から12月14日までの全国公演を経て、東京で上演。
(関連URL http://www.shiki.gr.jp/applause/roba/)


2011年12月27日(火)
「カルメン・マキ リサイタル〜寺山修司との出会いから今日まで〜」(演出 J.A.シーザー/会場 全労済ホール・スペース・ゼロ)
(関連URL http://www.carmenmaki.com/)


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