2010年の寺山修司情報
寺山修司関連の発売情報
J.A.シーザー『阿呆船』(SHOWBOAT)、紙ジャケットCDで1月30日発売予定。
1977年に発売された天井桟敷唯一のスタジオ録音のレコード。デジタル・リマスタリングCD&W紙ジャケット仕様にて再発売。ディスクユニオンで購入すると先着特典として、1976年日本公演の復刻ポスターがもらえるとのこと。
(関連URL http://diskunion.net/)
J.A.シーザー『身毒丸』『邪宗門』『国境巡礼歌』(マーキー・インコーポレイティド
)、紙ジャケットCDで2月25日発売予定。
天井桟敷公演の実況録音盤2タイトルと、J.A.シーザ唯一のオリジナルアルバムをSHM
CD&紙ジャケット仕様で再発売。ディスクユニオンで3タイトルをまとめて購入すると、先着100セットで限定収納BOXが付属。
(関連URL http://diskunion.net/)
伊藤裕作・著「私は寺山修司・考 桃色篇」(れんが書房新社)3月発行。
(関連URL http://renga.uijin.com/)
福島泰樹・著「寺山修司 死と生の履歴書」(彩流社)4月20日発行。
(関連URL http://www.sairyusha.co.jp/)
清水義和・著「寺山修司 海外キネマテアトロ」(文化書房博文社)5月発行。
マキシシングルCD「日吉ミミ/いのちのしずく」5月26日発売。
カップリング曲に寺山修司作詞の「生まれてはみたけれど」を収録。
オーディオブックCD「寺山修司入門」(北川登園・著/春日出版/パンローリング)6月7日発売。
「美輪明宏が語る寺山修司 私のこだわり人物伝」(角川文庫)6月23日発売。
(関連URL http://www.kadokawa.co.jp/bunko/)
DVD『中国の不思議な役人』(パルコDVD)9月発売。
寺山修司の初演より32年ぶりに、2009年10月のパルコ劇場で白井晃演出で上演された同作のDVD化。
CDアルバム「PHEW/ファイヴ・フィンガー・ディスカウント(万引き)」9月2日発売。
寺山修司作詞の「世界の涯まで連れてって」「時には母のない子のように」のカヴァー曲を収録。
山田勝仁・著「寺山修司に愛された女優−演劇実験室◎天井桟敷の名華・新高けい子伝」(河出書房新社)10月15日発売。
CDアルバム「浅川マキ/long good bye」10月27日発売。
2010年1月に急逝したアングラの女王、浅川マキの決定版ベストアルバム。2枚組、写真集ブックレット付。タイトルの「long
good
bye」は、浅川マキがステージでのみ歌ってきた寺山修司作詞の曲のタイトルから。(レコーディング化されていないため、同曲自体の収録はない)ディスクユニオンでは購入特典として、先着でポスターが付属。
笹目浩之・著「ポスターを貼って生きてきた。就職せず何も考えない作戦で人に馬鹿にされても平気で生きていく論」(パルコ)10月28日発売。
10月20日(水)〜11月23日(祝)までポスターハリスギャラリーにて、出版記念「ウルトラ
ポスター ハリスター コレクション'50s〜'60s展」を開催。会期中にはイベントも開催される。
CDアルバム「三上寛/第4詩集 SPIRIT OF
AOMORI」12月4日発売。
還暦を迎えた三上寛が、寺山修司と故郷青森に捧げるコンセプトアルバム。津軽民謡から代表曲、寺山修司を真似た語りも収録されるとのこと。
J.A.シーザーのCDアルバム5タイトル(アジアン・クラック・レーベル)、2010年12月22日発売。
演劇実験室万有引力の公演会場と公式サイトの通販で販売されていたCD「万有引力Vol.1
1994-2007」「万有引力Vol.2 1983-1993」「夢のコンタジオン劇
螺旋階段」「釘と螺旋(ネジ)の算術法、あるいはその起源」「万有引力劇中歌唱曲集大島睦子Sings
Selection あなたに」の5タイトルが、ディスクユニオンでの取扱に続いて一般発売される。また、6枚目のアルバム「万有引力◎黙示録」が2011年1月29日に発売。
(関連URL http://www.asian-crack.com/)
寺山修司関連番組の放送情報
7月2日(金)〜9月24日(金)NHKラジオ第2,毎週金曜日,20:30〜21:00放送(再放送:毎週土曜日,10:15〜10:45放送)
カルチャーラジオ 俳句・短歌を読む「寺山修司〜前衛短歌の光芒」(全13回,講師歌人:福島泰樹)
(関連URL http://www.nhk.or.jp/r2bunka/ch05/index.html)
寺山修司関連の公演・イベントの情報
1月18日(月)〜2月16日(火)
「血は立ったまま眠っている」(作 寺山修司/演出 蜷川幸雄/主演 森田剛/会場 シアターコクーン)
出演は森田剛、窪塚洋介、寺島しのぶ、遠藤ミチロウなど。2009年9〜10月に上演された「コースト・オブ・ユートピア」のパンフレットに蜷川幸雄さんと九條今日子さんの対談が掲載されており、上演に向けての意気込みを語っていました。2月13日(土)夜の回を観劇。
(関連URL http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_blood.html)
1月26日(火)〜全国巡演
劇団四季「はだかの王様」(台本 寺山修司/構成・演出 浅利慶太/作曲 三木たかし・いずみたく・宮川彬良/会場 全国巡演)
3月28日に甲州市民文化会館での最終日公演を鑑賞。
(関連URL http://www.shiki.gr.jp/applause/hadaka/)
2月19日(金)〜2月28日(日)
第2回恵比寿映像祭「歌をさがして」(会場 東京都写真美術館/恵比寿ガーデンプレイスセンター広場ほか)
2月19日(日)・28(日)の特別上映「テレビの時代再考―寺山修司のドキュメント」で、寺山修司が手がけたドキュメンタリー番組「あなたは…」(1966)を上映。19日は「アメリカ人あなたは…」(1967)の同時上映、28日はシンポジウムあり。28日の回を鑑賞。
(関連URL http://www.yebizo.com/)
2月20日(土)〜3月20日(土)
特集上映「映画監督 篠田正浩」(会場 東京国立近代美術館・フィルムセンター)
「スパイ・ゾルゲ」で監督業を引退し、現在早稲田大学の特命教授として活動中の篠田監督の、デビュー50周年を記念した特集上映。寺山修司が脚本を手がけた5作品「乾いた湖」「夕陽に赤い俺の顔」「わが恋の旅路」「涙を、獅子のたて髪に」「無頼漢」もすべて上映。ソフト化されていない作品も視聴できるまたとない機会です。2月21日、「わが恋の旅路」を鑑賞。
(関連URL http://www.momat.go.jp/FC/fc.html)
3月17日(水)〜21日(日)
池の下「盲人書簡」(作 寺山修司/演出 長野和文/美術 朝倉摂/会場 d-倉庫)
寺山修司全作品上演計画を掲げる同劇団の第20回公演。宣伝画は丸尾末広。
(関連URL http://www.ikenoshita.com/)
4月5日(月)〜5月9日(日)
「寺山修司と天井桟敷◎全ポスター展」(会場 ポスターハリスギャラリー)
(関連URL http://posterharis.com/gallery.top.html)
4月7日(水)〜17日(土)
Project Nyx 美女劇「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作 寺山修司/構成・美術 宇野亜喜良/演出 金守珍/会場 芝居砦満天星)
出演は野口和美、中山ラビ、水嶋カンナ、村田弘美など。演奏は黒色すみれ。4月17日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://www.project-nyx.com/)
4月14日(水)〜20日(火)
劇団APB-Tokyo「邪宗門」(作 寺山修司/演出 高野美由紀/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
音楽はJ.A.シーザー、宣伝画は智内兄助。出演は高野美由紀、川上史津子、マメ山田など。昭和精吾が天井桟敷公演から38年の時を経て、再び鞍馬天狗の役を演じる。4月17日夜の回を鑑賞。
(関連URL http://www.h3.dion.ne.jp/~apbtokyo,http://www.osk.3web.ne.jp/~nanten/syowa/)
4月20日(火)〜25日(日)
「毛皮のマリー 人形劇版」(原作 寺山修司/人形劇版初演監修 森崎偏陸/演出・美術・人形操演 平常/会場 池袋シアターグリーン)
「Shizuoka春の芸術祭2010」の演目として、7月3日(土)に静岡芸術劇場でも上演。
(関連URL http://tairajo.com/)
4月24日(土)〜5月5日(水・祝)
2010東北新幹線全線開業記念・寺山修司記念館フェスティバル/春
「寺山修司遊びの劇場」「修司忌」(会場 寺山修司記念館、野外多目的スペース、顕彰文学碑、他)
4月24日・25日に記念館が無料開放されるほか、造形作家清水一忠・舞踏家福士正一らによるイベントも開催される。
(関連URL http://www.terayamaworld.com/kinen/)
5月4日(火)〜9日(日)
演劇実験室万有引力第50回本公演 幻想音楽劇
「くるみわり人形」(原作 E.T.A.ホフマン/脚本 寺山修司/潤色 岸田理生/演出・美術・音楽 J.A.シーザー/会場 笹塚ファクトリー)
5月8日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)
5月15日(土)
「国際寺山修司学会 第9回春季大会」(会場 愛知学院大学楠元学舎)
(関連URL http://kokusaiterayamagakkai.web.fc2.com/)
5月24日(月)〜6月5日(土)
「寺山修司原作『恋するドリア』永井泰子原画展」(会場 靖山画廊)
5月29に鑑賞。
(関連URL http://www.art-japan.jp/seizan.html)
7月1日(木)〜4日(日)
青蛾館「青ひげ公の城」(原作 寺山修司/劇中劇 岸田理生「悪徳の栄え」より/構成・演出 青蛾/美術 宇野亜喜良/会場 座・高円寺1)
7月3日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://mb.minx.jp/seiga,http://blog.livedoor.jp/xxkazumixx/)
8月1日(日)〜15日(日)
「寺山修司と天井桟敷◎全ポスター展」(会場 全労災ホール/スペース・ゼロギャラリー)
(関連URL http://d.hatena.ne.jp/posterharis/,http://www.spacezero.co.jp/)
8月4日(水)〜8日(日)
演劇実験室万有引力第51回本公演
「サード―「寺山修司シナリオ集」より―」(台本 寺山修司/演出・音楽 J.A.シーザー/共同演出・構成台本 高田恵篤/会場 笹塚ファクトリー)
8月8日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)
8月7日(土)・8日(日)
「寺山修司記念館フェスティバル/夏」(会場 三沢市・寺山修司記念館)
8月7日(土)に、イベント「寺山修司の旅−三沢・青森・故郷」を開催。第1部は「寺山修司の旅−三沢・青森・故郷をめぐって」と題し、九條今日子を聴き手に、ゲストの三上博史が語る。第2部は「舞踏と神楽と朗読のコラボレーション」と題した、福士正一ノ舞踏・岡三沢神楽・三沢第一中学校生徒の朗読によるコラボ。そのほか、造形作家:清水一忠によるイベント、薩摩琵琶・鶴田流の川嶋信子の琵琶演奏会なども開催される。
(関連URL http://www.terayamaworld.com/kinen/)
9月1日(水)〜5日(日)
害獣芝居『犬神』(作 寺山修司/演出・構成 浅沼ゆりあ/会場 小劇場ひつじ座)
9月4日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://gaijyu.jp/)
9月25日(土)
道楽亭寄席「玉川奈々福と愉快な仲間たち〜たっぷり浪花節と今回は和妻〜」(会場 新宿二丁目・道楽亭)
出演は浪曲師:玉川奈々福、三味線:沢村豊子、ゲスト:和田奈月。「甚五郎旅日記 掛川宿」、寺山修司・作の「新宿お七」などを上演予定とのこと。
(関連URL http://tamamiho55.seesaa.net/,http://www.ryus-dourakutei.com/pctop.html)
10月1日(金)・2日(土)・4日(月)
大林十姉妹「身毒丸」(脚本 寺山修司/演出 工藤真之介/会場 上智大構内、教室)
(関連URL http://ameblo.jp/notsister,http://twitter.com/notsister)
10月16日(土)
「国際寺山修司学会 第10回秋季大会」(会場 愛知学院大学楠元キャンパス)
参加してきました。
(関連URL http://www.agu.ac.jp/news/news555.html,http://kokusaiterayamagakkai.web.fc2.com/)
10月13日(水)〜20日(水)
Project Nyx「星の王子さま」(作 寺山修司/構成・美術 宇野亜喜良/演出 金守珍/会場 吉祥寺シアター)
2009年に上演され好評を博した作品の再演。出演は、水嶋カンナ、野口和美、川上史津子、黒色すみれなど。スペシャルキャストして、天井桟敷の「星の王子さま」初演に出演した石井くに子のほか、蘭妖子、フラワー・メグ、中山ラビ、カルメン・マキも出演する。10月17日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://www.project-nyx.com/)
10月16日(土)・17日(日)
実験的幻想音楽劇「阿呆船」(作 寺山修司/演出・音楽 J.A.シーザー/出演 演劇実験室万有引力、他/会場 パルテノン多摩きらめきの池野外ステージ)
10月17日に鑑賞。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)
10月22日(金)〜24日(日)
演劇集団Q2010引退公演「毛皮のマリー」(作 寺山修司/演出 たいちゃんはるちゃん/会場 同志社大学新町別館小ホール)
(関連URL http://www.donet.gr.jp/~engekiq/index.html,http://engekiq.blog81.fc2.com/)
11月5日(金)・6日(土)
Ort-d.d女優による一人芝居連続上演「3匹が着る〜女三人秋の陣 これが私の着たい服〜」(会場
ギャラリーLa grotte)
トーマス・ブラッシュ「女たち。戦争。悦楽の劇」・寺山修司「新宿お七」・坂口安吾「桜の森の満開の下」の三本を上演。
(関連URL http://www16.plala.or.jp/ort/)
11月12日(金)〜14日(日)
演劇実験室カフェシアター公開ワークショップVol.36「花札伝綺」(作 寺山修司/演出 中沢清/会場 長野市・ネオンホール)
11月14日昼の回を観劇。
(関連URL http://www.neonhall.com/index.php)
11月24日(水)〜28日(日)
Link Project Vol.10「毛皮のマリー」(作 寺山修司/構成・演出 為国孝和/会場 シアター・バビロンの流れのほとりにて)
(関連URL http://www.linkproject.biz/)
11月26日(金)〜12月5日(日)
劇団APB-Tokyo「田園に死す」(作 寺山修司/演出 高野美由紀/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
音楽はJ.A.シーザー、宣伝画は智内兄助。
(関連URL http://www.h3.dion.ne.jp/~apbtokyo)
12月10日(金)
「第1回 寺山音楽祭〜TERAYAMA WORLD・MUSIC
FESTIVAL〜」(会場 初台ドアーズ)
出演は頭脳警察、THE DUET、制服向上委員会。ゲストはなるせゆうせい、山田勝仁。特別ゲストは梶芽衣子。司会・進行は高取英、橋本美香。鑑賞してきました。
(関連URL http://www.livebar-the-doors.net/)
12月15日(水)〜19日(日)
劇団海星館「狂人教育」(作 寺山修司/演出 青蛾/会場 横浜市立大学・劇団海星館アトリエ)
怪女優・野口和美と現役大学生による寺山修司初期作品上演。18日昼の回を鑑賞。
(関連URL http://www.geocities.jp/kaiseikanhp07/)
12月18日(土)・18日(日)
演劇実験集団風蝕異人街 番外篇「便所のマリアPart.2」(作 寺山修司/構成・演出・脚色 こしばきこう/会場 アトリエ阿呆船)
(関連URL http://sapporo.cool.ne.jp/ijingai_rev/)