2008年の寺山修司情報


寺山修司関連の公演・展覧会の情報

1月25日(金)〜27日(日)
演劇実験集団風蝕異人街「伯爵令嬢小鷹狩菊子の七つの大罪」(作 寺山修司/演出 こしばきこう/会場 アトリエ阿呆船)
(関連URL http://sapporo.cool.ne.jp/ijingai_rev/)

2月1日(金)〜11日(月)
流山児事務所「血は立ったまま眠っている」(作 寺山修司/演出 流山児祥/会場 新宿三丁目Space雑遊)
2月9日昼の回にて観劇。
(関連URL http://www.ryuzanji.com/)

2月16日(土)〜3月7日(金)
特集「原作 大藪晴彦 ハードボイルドワールド」(会場 シネマアートン下北沢)
2月23日(土)〜29日(金)まで、寺山修司脚本・須川栄三監督の「みな殺しの歌より 拳銃よさらば!」を上映。
(関連URL http://www.cinekita.co.jp/)

2月22日(金)
平常×寺山修司「毛皮のマリー 人形劇版」(原作 寺山修司/監修 森崎偏陸/演出・美術・人形操演 平常/会場 博品館劇場)
6月18日(水)・19日(木)に吹田市メイシアター、7月5日(土)にグリーンホール相模大野、9月12日(金)に富士市文化会館、9月20日(土)にパルテノン多摩、12月6日(土)に前橋市民文化会館、12月14日(日)に掛川市文化会館でも上演予定。
(関連URL http://tairajo.com/)

2月23日(金)〜3月8日(土)
-IST零番館プロデュース 3Colour Directors Project#2「テラヤマ博2008〜演劇篇」(会場 大阪・-IST[イスト]零番館)
3人の演出家が前衛演劇の旗手「寺山修司」の作品にスポットを当て、演出で競作するトライアル企画の第2弾。大塚雅史(DASH
COMPANY)が男装劇「星の王子さま」を、末満健一(ピースピット)が純愛喜劇「花札伝綺」を、佐藤香聲(銀幕遊學◎レプリカント)が幻想劇『レミング〜世界の涯まで連れてって』を演出する。焼酎亭の落語ライブ、磯部沙絵理・ホラグチカヨのイラスト展、アフタートークなどの特別企画もあり。
(関連URL http://www.zero-ist.com、http://www.peacepit.net/)

3月7日(金)〜4月10日(木)、ほか
「身毒丸 復活」(原作 寺山修司/台本 岸田理生/演出 蜷川幸雄/会場 彩の国さいたま芸術劇場、ほか)
藤原竜也・白石加代子主演で話題をさらった作品の復活公演。2008年2月7日〜2月9日まで、ジョン・F・ケネディ・センター主催のワシントンフェスティバルで上演された後、日本で凱旋公演を行う。埼玉(3月7日〜4月10日)のほか、名古屋(2月20日〜2月24日)、大阪(2月27日〜3月4日)での公演もあり。3月9日昼の回にて観劇。
(関連URL http://www.majorleague.co.jp/stage/sintokumaru/index.html)

3月19日(水)〜23日(日)
演劇実験室万有引力第46回本公演 寺山修司没後25年・演劇実験室万有引力創立25周年記念公演第1弾
奇想番外奇劇「わがザッツ・エンターテーメントのための予告編-「寺山修司の予告編さらば書物よ」より-」(作 寺山修司/構成・演出・音楽 J.A.シーザー/会場 新宿村LIVE)
3月23日夜の回にて観劇。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)

4月1日(火)〜5月11日(日)
「寺山修司 劇場美術館:1935〜2008」展(会場 青森県立美術館)
関連企画として、講演会・特集上映・リアカーシアター(展示屋内演劇)・ワークショップ・デザインコンペなども開催予定。また、「土方巽と日本のアヴァンギャルド」展も併設開催。
(関連URL http://www.aomori-museum.jp/ja/)

4月10日(木)〜26日(土)
「反主流の美学 考察ー1960〜1970年代のカウンターカルチャー」展(会場 スパンアートギャラリー)
4月16日(水)〜23日(水)まで、Bunkamuraギャラリーで同時開催。
(関連URL http://www.span-art.co.jp/、http://www.bunkamura.co.jp/gallery/index.html)

4月26日(土)〜6月8日(日)
企画展「寺山修司―孤独な少年ジャーナリストからの出発―」(会場 青森近代文学館)
中学の学校新聞の編集に始まり、俳句同人誌への投稿、全国高校俳句会議の結成など、俳句を中心とした寺山修司のジャーナリストとしての活動に光を当てる企画展。関連講座として、5月11日に馬場駿吉、清水義和、久慈きみ代らを講師に迎えた日曜講座を開催。
(関連URL http://www.plib.net.pref.aomori.jp/top/museum/index.html)

4月29日(火)〜5月6日(火)
-IST零番舘プロデュース 3 Colours Directors Project‘07-‘08「大阪テラヤマ博 新宿公演」(会場 タイニイアリス、Space雑遊)
2007年のGWと7月、2008年の3月と2回にわたって大阪の-IST[イスト]零番館で開催された寺山修司作品上演企画「テラヤマ博」の東京公演。過去の上演作の中から4本と新作1本を上演。タイニイアリスで佐藤香聲(銀幕遊學◎レプリカント)演出の『レミング〜世界の涯まで連れてって』と、末満健一(ピースピット)演出の「花札伝綺」を上演。Space雑遊で丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)演出の「狂人教育」と、大塚雅史(DASH
COMPANY)演出の「星の王子さま」と、ウォーリー木下(劇団SUNDAY)演出の『書を捨てよ、町へ出よう、とか』を上演。
4月29日20時の回5月2日18時の回・20時の回にて観劇。
(関連URL http://www.zero-ist.com、http://posterharis.com/、http://www.tinyalice.net/、http://www.chirinbou.com/)

5月1日(木)〜4日(日)
寺山修司没後25年特別公演「毛皮のマリー」(作 寺山修司/企画・監修 森崎偏陸/主演 川村毅/会場 シアタートラム)
(関連URL http://www.tfactory.jp/)

5月3日(金)〜5日(日)
「寺山修司二十五回忌特別興行」
ストベリーソングオーケストラ「レミング」(作 寺山修司/演出 宮悪戦車/会場 中津Vi-CODE
昭和精吾「鬼才 寺山修司の世界・われに五月を」(作 寺山修司/構成・出演 昭和精吾/会場 中津Vi-CODE
5月5日夜の「レミング」の回を観劇。
(関連URL http://www.bs-music.com/bs-music/ichigo/gakudan.htm)

5月7日(水)〜25日(日)
「日本語を読む〜リーディング形式による上演〜」(会場 シアタートラム)
7日19時・10日14時の回で、寺山修司作・今井朋彦(文学座)演出による「星の王子さま」を上演。8日19時・10日19時の回で、寺山修司作・明神慈(ポかリン記憶舎)演出による「白夜」を上演。
(関連URL http://setagaya-pt.jp/)

5月10日(土)〜25日(日)
「盛岡寺山修司祭2008」(会場 いわてアートサポートセンター・風のスタジオ)
5月10日(土)・11日(日)「ガリガリ博士が誘う寺山修司の実験映画の世界」(演出 霜月漣)
5月17日(土)・18日(日)「学生時代〜時には母のない子のように〜」(作 寺山修司/演出 藤十郎)
5月23日(金)〜25日(日)劇団赤い風「犬神」(作 寺山修司/演出 おきあんご)
(関連URL http://www.ictnet.ne.jp/~sakatakaze/、http://www.ictnet.ne.jp/~arts/#寺山)

5月10日(土)
『国際寺山修司学会 第5回春季大会』(会場 青森大学)
(関連URL http://www.agu.ac.jp/%7Eyosikazu/terayama/、http://www.max.hi-ho.ne.jp/sui97/)

6月20日(金)〜22日(日)
まどかぴあ企画「寺山修司没後25年特別企画」(会場 大野城まどかぴあ)
6月20日(金)・21日(土)劇団ぎゃ。「大人狩り/トマトケチャップ皇帝」(作 寺山修司/演出 中村雪絵/会場 小ホール)
6月21日(土)・22日(日)空間再生事業劇団GIGA「アダムとイヴ、私の犯罪学」(作 寺山修司/演出 山田恵理香/会場 小ホール)
6月22日(日)演劇実験室万有引力「引力の法則」(作 寺山修司/演出 J.A.シーザー/会場 大ホール)
(関連URL http://www.madokapia.or.jp/、http://gya01.fc2web.com/、http://spacegiga.com/、http://www.banyu-inryoku.net/)

6月26日(木)〜29日(日)
演劇実験室万有引力第47回本公演 寺山修司没後25年・演劇実験室万有引力創立25周年記念公演第2弾
「引力の法則ー2008年版ー」(作 寺山修司/構成・演出 J.A.シーザー/会場 笹塚ファクトリー)
6月28日15時の回にて観劇。
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/)

6月27日(金)
青森県の文化を語る会 第2回フォーラム
寺山修司没後25年「世界が注目する鬼才 寺山修司を語る」(会場 江戸東京博物館ホール)
第1部:映画上映「田園に死す」とシンポジウム、第2部:舞台朗読劇「狼少年」。
(関連URL http://www11.ocn.ne.jp/~mutsu/info/kadaru2.html)

7月6日(日)・7日(日)
福島泰樹短歌絶叫コンサート 寺山修司没後25周年記念「望郷」(出演 福島泰樹、他/会場 渋谷アピア)
(関連URL http://red.ap.teacup.com/orepeko/、http://apia-net.com/index.html)

7月26日(土)
創造現場・第52回『風の祭り』
寺山修司没後25年+第二回風塾『書を捨てよ、町へ出よう』(会場 グリーンプラザいわき)
第一部:座談会 寺山修司を語る「ふしぎななつかしい人よ」(人力飛行機舎代表:九條今日子、デザイナー・元天井桟敷:森崎偏陸、歌手:詩人:三上寛)
第二部:音楽と映像詩の融合「北暗ければ望郷ならず」(津軽三味線:佐藤通弘、ヴァイオリン:太田惠資)

8月2日(土)・3日(日)
劇団夢桟敷「疫病流行記」(作 寺山修司/構成脚本 山南純平・さかもとまり/演出 坂本咲希・村上精一・田中幸太/会場 同仁堂スタジオライフ)
(関連URL http://www.geocities.jp/yumesajiki/)

8月3日(日)
テラヤマ・ワールド2008 in 三沢「寺山修司フォーラム 空には本」(会場 三沢市・寺山修司記念館)
トークショー「テラヤマ・ワールドの魅力」(ゲスト:三上博史、聞き手:九條今日子)、三上博史ライブ朗読「空には本」、第8回寺山修司五月会・俳句大会の表彰式の三部構成で開催。またこの日から1年間、特別企画展「寺山修司とアメリカ」を開催。
(関連URL http://shuji-museum.misawasi.com/)

8月27日(水)〜9月1日(月)
月蝕歌劇団『邪宗門』(作 寺山修司/演出 高取英/音楽 J.A.シーザー/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
8月30日昼の回にて観劇。
(関連URL http://freett.com/gessyoku/)

8月29日(金)〜31日(日)
遊行舎『しんとく丸 稚児の舞い』(作 寺山修司/脚本・演出 白石征/音楽 J.A.シーザー/会場 遊行寺本堂)

9月6日(土)
流山児事務所「狂人教育」(作 寺山修司/演出 流山児祥/会場 早稲田大学大隈講堂)
一日限りの特別無料公演として上演。15時開演、事前予約あり。9月9日(火)・10日(水)に仙台・白鳥ビル8Fホール、9月13日(土)・14日(日)に札幌・生活支援型文化施設コンカリーニョでも上演されたのち、香港・杭州・上海を巡演予定とのこと。
(関連URL http://www.ryuzanji.com/)

9月6日(土)
劇団APB-Tokyo「寺山修司コレクション」(作寺山修司/構成・演出 高野美由紀+East 10th Street/会場 阿佐ヶ谷Loft A)
(関連URL http://www.h3.dion.ne.jp/~apbtokyo、http://www.loft-prj.co.jp/lofta/)

9月6日(土)
オールナイト上映「寺山修司 ATGの時代」(会場 池袋・新文芸坐)
「書を捨てよ町へ出よう」(23:00〜)、「田園に死す」(1:30〜)、「さらば箱舟」(3:25〜5:30)の三本の寺山監督作品を上映。時間と体力に余裕のある方は、早稲田・阿佐ヶ谷・池袋とハシゴすれば寺山漬けの一日を過ごせます。
(関連URL http://www.shin-bungeiza.com/)

8月23日(土)〜9月19日(金)
特集上映「妄執、異形の人々V」(会場 シネマヴェーラ渋谷)
9月8日(月)〜10日(水)に寺山修司監督の中篇映画「草迷宮」を上映。
(関連URL http://www.cinemavera.com/)

9月13日(土)〜10月19日(日)
「寺山修司 劇場美術館:1935〜2008」展(会場 郡山市立美術館)
10月12日に鑑賞。
(関連URL http://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/)

10月4日(土)・5日(日)
演劇実験室万有引力 寺山修司没後25年・演劇実験室万有引力創立25周年記念公演第3弾
「100万光年の彼方劇 劇的小道具序説」(作・演出・音楽 J.A.シーザー/共同台本・共同演出 根本豊/会場 郡山市立美術館)
(関連URL http://www.banyu-inryoku.net/、http://www.city.koriyama.fukushima.jp/bijyutukan/)

10月4日(土)
『国際寺山修司学会 第6回秋季大会』(会場 愛知学院大学)
寺山修司没後25周年特別企画公演「さらば映画よ スタア篇」(原作 寺山修司/脚色・演出 登り山美穂子)の上演もあるとのこと。
(関連URL http://www.agu.ac.jp/%7Eyosikazu/terayama/、http://www.max.hi-ho.ne.jp/sui97/)

10月10日(金)〜12日(日)
「毛皮のマリー」(作 寺山修司/演出・美術 森崎偏陸/振付 三上宥起夫/会場 六本木・俳優座劇場)
10月11日に昼の回を観劇。

10月17日(金)〜19日(日)
「国際研究集会 60年代演劇再考」(会場 早稲田大学小野記念講堂・井深大記念ホール・大隈講堂)
60年代演劇を多角的に考察する講演・対談・シンポジウムを三日間にわたって開催。寺山修司関連の企画では、大塚直の研究発表「寺山修司の『市街劇』をめぐってー国際実験演劇祭『エクスペリメンタ3』を今日、再検討する」(17日)、九條今日子・萩原朔美・安藤紘平の3人によるパネルディスカッション「黎明期の寺山修司〜映像作品の観点から〜」(18日)などがある。また関連イベントとして、10月15日(水)〜20日(月)までワセダギャラリーにて「アングラ演劇ポスター展」を開催。
(関連URL http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/project/index.html)

11月9日(日)
劇団Arzt「人魚姫(アンデルセンより)」(作 寺山修司/演出・脚色 荻原京子/会場 山梨県立大学飯田キャンパス・A館)
(関連URL http://arzt.jugem.jp/)

11月15日(土)・16日(日)
第13回まつもと演劇祭参加作品
演劇実験室カフェシアター・演劇実験室◎経帷子「疫病のコリーダ」(作 寺山修司/構成・演出 中沢清/会場 上土ふれあいホール)
長野で活動するカフェシアターと松本で活動する経帷子の合同公演。寺山修司作の「疫病流行記」をテキストに、“neoアングラ”ともいえる作品に再構築するとのこと。
(関連URL http://magenavi.com/engekisai/engekisai.html)

11月19日(水)〜12月27日(土)
「写真屋・寺山修司 摩訶不思議なファインダー」展 
第T期:「眼球譚」・「悪魔の囁き」・「「実在しない怪奇映画のスチール写真」の撮り方」(会場 銀座・ビーエルディーギャラリー)
同名書籍の発売を記念した写真展。Tシャツ、ポストカード、缶バッヂなど素敵な特製グッズも販売。11月23日にギャラリートークと合わせて鑑賞。
(関連URL http://bld-gallery.jp/)

11月24日(祝)
寺山修司没後25年記念特別公演・演劇実験室万有引力創立25周年記念公演第4弾
「市街劇 人力飛行機ソロモン 松山篇」(言語 寺山修司/総指揮・演出・音楽 J.A.シーザー/会場 愛媛県松山市内各所)
下馬二五七、蘭妖子、竹林加寿子、パンタ、月蝕歌劇団、デリシャスウィートスらも参加。また、関連企画として11月1日(土)から30日(日)まで松山市立子規記念博物館で「歌人・俳人 寺山修司と天井桟敷ポスター展」を開催。体験記はこちら。
(関連URL http://www.matsuyama-epox.com/,http://www.banyu-inryoku.net/、http://page.freett.com/gessyoku/、http://www.derisya.com/)

12月6日(土)・7日(日)
実験演劇集団風蝕異人街 寺山修司没後25周年記念
「青ひげ公の城〜花粉航海の果てに」(作 寺山修司/演出 こしばきこう/会場 BLOCH)
さっぽろアートステージ2008参加作品。「動機」(作 ギィ・フォワシィ)と二本立てで上演。
(関連URL http://sapporo.cool.ne.jp/ijingai_rev/、http://www.s-artstage.com/、http://www.bloch-web.net/)

12月11日(木)〜15日(月)
劇団APB-Tokyo「田園に死す」(作 寺山修司/演出 高野美由紀+East 10th Street/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
寺山修司の同名映画を2006年11月に舞台化した作品の再演。12月13日に昼の回を観劇。
(URL http://www.h3.dion.ne.jp/~apbtokyo)

12月18日(木)〜21日(日)
双身機関「奴婢訓」(作 寺山修司/演出 高田恵篤/会場 名古屋市千種文化小劇場「ちくさ座」)
「レミング」(00)につづく、名古屋での高田恵篤による寺山作品演出第2弾。12月21日に観劇。
(URL http://soushinkikan.org/index.htm)

12月27日(土)
『映像の地下水脈#10〜寺山修司がいた〜』(会場 高円寺・前衛派珈琲処Maching Mole)
かわなかのぶひろによる実験映画の上映会。ゲストは萩原朔美。昼の部は「Talkie
Film」、「天井桟敷のひとびと」、「寺山修司のエロチックな午後」を上映。夜の部は「市街劇ノック」、「映像書簡9」を上映。
(関連URL http://rundog.cool.ne.jp/cgi-bin1/eizo10a.jpg)

2008年12月31日(水)〜2009年1月5日(月)
「ジャパン・アヴァンギャルド―アングラ演劇傑作ポスター展」(会場 渋谷パルコpart1・パルコファクトリー)
寺山修司没後25年の最後を飾る展覧会。1月1日(元日)に「蝶服記」「ローラ」「審判」の3本の実験映画の新春特別上映、1月3日(土)に宇野亜喜良と笹目浩之の新春特別対談&サイン会を開催。
(関連URL http://www.parco-art.com/)


その他の寺山修司関連の情報

TVアニメ「さよなら絶望先生 序〜俗・絶望少女撰集〜」DVD(キング・レコード)8月27日発売。
週刊少年マガジン連載の久米田康治のコミック「さよなら絶望先生」の、TVアニメ化第1期の総集編DVD(新作映像あり)。オープニングテーマ「強引niマイyeach〜」(唄:絶望少女達)の映像の中で、「寺山修司少女詩集」(角川文庫)の中から「HAPPY DAYS 鵞鳥ペンで書いたバラード」と「Pearl 真珠」の一節が引用されている。第1期のDVDを見直して確認したところ、「さよなら絶望先生 第四集」(特装版2007年12月26日発売、通常版2008年1月23日発売)収録の第10話・第11話のオープニングも同様でした。

9月2日(火)〜26日(金)
秀山祭九月大歌舞伎 夜の部「近江源氏先陣館/鳥羽絵/河内山」(会場 歌舞伎座)
夜の部の三つめの演目で、河竹黙阿弥作「天衣粉上野初花」より、「河内山〜上州屋質見世の場より松江邸玄関先の場まで〜」を上演する。「天衣粉上野初花」は、寺山修司脚色・篠田正浩監督の映画「無頼漢」の原作とされている作品なので、興味のある方は見比べてみるといいかもしれない。
(関連URL http://www.kabuki-za.co.jp/)

10月4日(土)・5日(日)・11日(土)・12日(日)・18日(土)・19日(日)・24日(金)・25日(土)・26日(日)
劇団唐組「ジャガーの眼・2008」(作・演出 唐十郎/会場 三鷹の森ジブリ美術館横木もれ日原っぱ、雑司ヶ谷鬼子母神)
「唐版・臓器交換序説」とも謳われた、唐十郎が寺山修司に捧げて書いた1985年初演の作品の再演。寺山修司没後25年を経て、2008年版として復活。10月25日に観劇。
(関連URL http://homepage3.nifty.com/shibai/)


寺山修司関連作品の発売情報

NHKアーカイブス DVD「ドラマ名作選集ミュージカル わが心のかもめ」(ポニーキャニオン)2月20日発売。
1966年に制作された寺山修司脚本、吉永小百合主演のテレビドラマのDVD化。

DVD「寺山修司 諸作品より 寺山修司 −過激なる疾走−」DVD(ティーエムシー)2月22日発売。
2007年8月に紀伊國屋ホールで上演された舞台のDVD化。

田中未知:編「寺山修司未発表歌集 月蝕書簡」(岩波書店)2月28日発売。
(関連URL http://www.iwanami.co.jp/)

DVD「サード」廉価版(ジェネオンエンタテインメント)3月21日発売。

CD-BOX「J.A.シーザー 天井桟敷音楽作品集」(完全限定盤)、3月23日発売。
日本ロック復刻レーベル「富士」再始動第4弾。1973年2月に行われたシーザーのコンサート「国境巡礼歌」の完全盤のほか、天井桟敷の幻の劇中歌を発掘し収録。DISC1「J.A.シーザーリサイタル(国境巡礼歌完全盤)第1部」、DISC2「J.A.シーザーリサイタル(国境巡礼歌完全盤)第2部」、DISC3「青少年のための無人島入門」、DISC4「走れメロス+恐怖の音楽」、DISC5「こども狩り」の5枚組。
(関連URL http://diskunion.net/jp/ct/news/article/1/1947)

DVD「書を捨てよ町へ出よう」「田園に死す」「さらば箱舟」廉価版(ジェネオンエンタテインメント)4月23日発売。
(関連URL http://www.geneon-ent.co.jp/top_fl.html)

清水義和・著「寺山修司欧米キネマテアトル」(文化書房博文社)4月発売。
(関連URL http://user.net-web.ne.jp/bunka/syoseki_syousai.asp?isbn=ISBN978%2D4%2D8301%2D1127%2D3)

「万華鏡 対訳 寺山修司短歌集」(北星堂書店)4月27日発売。
(関連URL http://www.hokuseido.com/index2.html)

「寺山修司劇場美術館」(パルコ出版)5月2日発売。
青森県立美術館・郡山市立美術館で開催される「寺山修司 劇場美術館:1935〜2008」展のカタログ。全215ページの大ボリューム。

頭脳警察のシングルCD「時代はサーカスの象にのって/cw間際に放て」(アイドルジャパンレコード)6月1日発売
(関連URL http://www.fly-p.com/)

CD「寺山修司 空には本」6月発売。
「寺山修司・劇場美術館」のための朗読音楽集として制作された、三上博史による朗読CD。
(関連URL http://www.dig-company.co.jp/)

オーディオブック「寺山修司/書を捨てよ、町へ出よう」・「寺山修司/ふしあわせという名の猫」(ことのは出版)6月16日発売。
(関連URL http://www.kotonoha.co.jp//)

DVD「NHK映像ファイル あの人に会いたい2」(ポニーキャニオン)7月16日発売。
NHKで放送された著名な人々の言葉を現在に甦らせる番組のDVD化。第2巻には、竹内
均・横山隆一・土光敏夫・池田満寿夫・古今亭志ん生・司馬遼太郎・寺山修司・井深大の8人のインタビューを収録。1〜3巻がセットになったBOXも同日発売。

高取英セレクションA「寺山修司 過激なる疾走」(沖積舎)7月発売。
2007年夏に紀伊國屋ホールにて上演された同名作品の戯曲集。
(関連URL http://page.freett.com/gessyoku/)

CD「たかが人生じゃないの〜日吉ミミ、寺山修司を唄う」(ビクターエンタテインメント)10月1日発売。

寺山修司「花嫁化鳥」(中公文庫)11月25日発売。
長らく絶版になっていた同書の新装版。解説は三浦雅士。
(関連URL http://www.chuko.co.jp/bunko/)

田中未知・編「写真屋・寺山修司 摩訶不思議なファインダー」(フィルムアート社)11月中旬発売。
(関連URL http://www.filmart.co.jp/cat138/001137.php#more)


寺山修司関連記事・特集の掲載・放送情報

3月26日(水)NHK・BShi,午後10:00〜午後10:30放送
4月1日(火)NHK・BS2,午前8:30〜午前9:00放送
昔、男ありけり「寺山修司〜デニムのサンダル〜」
男たちの生きざまと心の内を彼らが遺した「モノ」から紐解くシリーズ。出演は唐十郎、語りは西島秀俊・糸博、ほか。
(関連URL http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/20080401/001/12-0830.html)

5月25日(日)NHKラジオ第1,23:15〜0:15放送
ラジオドラマ・アーカイブス「山姥(やまんば)」(初回放送 1964年/作 寺山修司/演出 保坂安雄)
ゲストは九條今日子と保坂安雄。
(関連URL http://www.nhk.or.jp/archives/radiodrama/index.html)

「朝日新聞」2008年3月30日付朝刊
読書欄に、杉山正樹さんによる田中未知・編「寺山修司未発表歌集 月蝕書簡」の書評を掲載。

「朝日新聞」2008年12月21日付朝刊
読書欄に、サエキけんぞう(ミュージシャン)氏による田中未知編「写真屋・寺山修司 摩訶不思議なファインダー」の書評を掲載。



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