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サマセット・モーム
日時: 2003/04/22 02:35
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

ウィリアム・サマセット・モーム(1874年〜1965年) イギリスの作家です。
「月と六ペンス」「人間の絆」「お菓子と麦酒」「魔術師」あたりが代表作でしょうか。
先日読んだナイポールの本の解説に、サマセット・モームはイギリスではあまり評価されていないと書いてあって驚いたんですが、認められようが認められまいが、素晴らしい作家であることには変わらないと思います。全集には、迷ったんですが「人間の絆」ではなく、「月と六ペンス」のほうを推薦させていただきます。絵画、天才、タヒチ島・・・、これほど魅力にあふれる作品はそうないと思います。
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Re: サマセット・モーム ( No.5 )
日時: 2005/07/23 13:03
名前: きゅー

わたしもモームだったら『月と六ペンス』かな。作品のまとめ方や独特なユーモアにやられちゃいますね(笑)
自伝のタイトルを『要約すると』とするあたりにも抜群のセンスを感じます。

>chisaさん
『サマセット・モーム全集』第二十巻(新潮社)に「ランチ」として所収されていますよ。
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Re: サマセット・モーム ( No.6 )
日時: 2006/01/12 23:18
名前: Hiro

お勧めは、29の短編をまとめた「コスモポリタンズ」)(筑摩書房のちくま文庫 等)です。ランチやルイーズ、物識先生が収録されています。
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Re: サマセット・モーム ( No.7 )
日時: 2006/01/20 23:07
名前: asashu

月と6ペンス と 人間の絆 を読みました。
月と6ペンスのほうが、数倍面白かったです。というか衝撃的ですらありました。だって、実際に生きていた人をモチーフにしているんだから、迫力がありますよね。
やはり、特別な才能を持った人を、凡人には理解できないんですね。
私? 平平凡凡の3流サラリーマンです。
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Re: サマセット・モーム ( No.9 )
日時: 2006/03/10 15:13
名前: Maugham-mania

創造書房から初期の短編集が3冊出ています。
@処女短編集『指針』
A『サマセット・モーム未公開短編集 11篇の忘れ物』
B『モーム初訳6選 埋めてしまった才能』
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Re: サマセット・モーム ( No.10 )
日時: 2006/05/26 20:28
名前: むじな

 小説は「月と6ペンス」しか読んでないです。

 ゴーギャンの彫刻や絵は、ピカソの作品とは違った、より自然な存在感がありますね。展示室全体の価値を高めます。

 そういえば、岩波新書の「世界の十大小説」という本も、モームのじゃなかったかと思います。こちらも参考になりました。
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Re: サマセット・モーム ( No.11 )
日時: 2006/05/29 19:54
名前: Jasmin

モームは日本語訳されたものはほとんど読んでいますが、未訳の名作も多いようです・・
“The Painted Veil”とかね。
モームは面白いですよ!『アシェンデン』シリーズも南洋を舞台にした短編も、すべて私は好きです。
彼自身が一番好きな作品としてあげたのは、『お菓子と麦酒』ですけれど、トーマス・ハーディがモデルといわれる小説家が出てきます。
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Re: サマセット・モーム ( No.12 )
日時: 2007/12/31 14:08
名前: nob

サマセットモームの月と六ペンスなどを卒論に選んだものです.かなりの影響を受けたのですが,10年ほど経って振り返ってみると、月はロマンを追い求める気持ち、夢を追い求める気持ち、六ペンスは社会的成功の象徴です.モームは綺麗な妻をもらったり、お金を稼ぐことをやめて,自分の追い求める夢のために生きろといっていたような気がします.この物語の主人公はゴーギャンですが,彼は妻や子供までも捨てて自分の夢を追いかけようとしました.社会的成功、夢を追いかけることは、2つとも同時に追いかけられるのではないでしょうか?どちらかの選択というのはやはり一般人には無理なことですし
万人に当てはまる教え、哲学にはなりにくいというのが今の私の気持ちです.また綺麗な妻をもらうこと自体も社会的成功のひとつに入れていますが、彼は人生のなかで誰も愛することが無かったのではないでしょうか?愛した人がたまたま綺麗な人だった場合は、その人を本当に愛しているのですし、その人や家族を捨てて自分だけの夢を追いかけることなんかできないと思うのです.世の中の人は,自分の社会的ステイタスの象徴として、綺麗な妻を持ちたがったりすることがありますが,そういう人はいずれ痛い目にあうはずです。妻や家族を捨てたいと思う気持ちにならないように、自分が愛情に生きるべきだと私は思います.
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Re: サマセット・モーム ( No.13 )
日時: 2008/01/29 21:19
名前: ookamisan

今、モームの短編集(南洋もの)を原文で読んでるところですが、モームの皮肉な人生観が面白いですねえ。ちゃんとオチがついてるメリハリのあるストーリー展開も面白い。原住民女性の容姿をやたら理想化してるところから、モーム自身も原住民の愛人がいたに違いないとモームの女性関係を調べてみたところ、女にも手が早いけど(人妻を妊娠させた)、男にも手がはやかったんですねぇ。楽しませてくれる作家だ。
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Re: サマセット・モーム ( No.14 )
日時: 2008/05/02 08:21
名前: hisako satou  <ryokoyuzurihara@ybb.ne.jp>

「ザ・ロートス・イーター」を読みたいのですが、どの本に掲載されているか、教えていただきたく、お願い申し上げます。
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Re: サマセット・モーム ( No.15 )
日時: 2008/06/01 23:26
名前: Hiro

hisakoさん、「ザ・ロートス・イーター」は短編集のThe Mixture as Before(変わりばえせぬ話)の中の1話ですが、新潮文庫のモーム短編集13に収録されていたようですが、おそらく廃刊なので、翻訳版は探すのはむずかしそうです。
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