このスレッドはロックされています。記事の閲覧のみとなります。
トップページ > 記事閲覧
ジェイムズ・ジョイス
日時: 2004/01/27 22:40
名前:
参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp

 ジョイス(1882-1941)は当時英領だったアイルランドのダブリン郊外に生まれ、大学卒業後は経済的には恵まれぬまヨーロッパ各地を転々としつつ創作を続けました。しかし作品の舞台は常に故郷ダブリンでした。
 ほとんど売れないとは言え彼の名は同時代の一般人にも知られていたのでして、たとえばナボコフの短編に、素人小説を書く男に対し出版資金を要求する編集者が「ジョイスが読んでくれる」という殺し文句を言うと、相手が「ヂョイス…」とため息まじりに呟くシーンがあります。でもそれは愛好者だからということもあるのでしょう、名声がにわかに高まったのは、やはり1941年の没後とされています。なにしろ後から小説家を志す者にとってはとても無視できないくらい、いろんなことをやってしまった作家なのですから。
 代表作は『若い芸術家の肖像』『ユリシーズ』『フィネガンズ・ウェイク』の3長編ですが、『フィネガンズ…』は英語で読まないと無意味という意見も見受けられるので(わたくしもあんまり読む気もないしー)、ほんやく本としてはやはり『ユリシーズ』でしょう。
メンテ

Page: 1 |

Re: ジェイムズ・ジョイス ( No.1 )
日時: 2004/01/29 23:34
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

おお〜っ、とうとう出ましたね、ジョイス♪ 私たちも読んだら、あとに続かせていただきます。
メンテ
Re: ジェイムズ・ジョイス ( No.2 )
日時: 2004/02/14 03:29
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

読みました。そして考えました(笑) これは名作文学なんでしょうか? 稀代の怪作? 悩んでおります。
メンテ
Re: ジェイムズ・ジョイス ( No.3 )
日時: 2004/09/20 23:19
名前: 田中およよ
参照: http://plaza.rakuten.co.jp/oyotama05/

意外と「ダブリンの市民」は面白いです。
単純に面白いですよ。
勿論、学問てきにほにゃほにゃゆく、深さもあるのでしょうけど、小説として完成度が高い。

最後の瞬間に、ぱあっとくるものがあって、なかなか素晴らしい小説世界であると思います。
うん、凄いです。
特に「イヴリーン」「下宿人」「死者たち」なんか、力作です。

…実は、今読んでいる途中です。
メンテ
ジェイムズ・ジョイス ( No.4 )
日時: 2005/12/13 20:55
名前: かんち

ジョイスとロレンスの対照点ってなんだと思います。
メンテ
Re: ジェイムズ・ジョイス ( No.5 )
日時: 2005/12/14 22:20
名前: むじな

 そう言えば、中学生のとき、ロレンスを読んでたら、「まだ、早い」と父に言われた。

 ロレンスは、思想の面白さ。ジョイスは、小説の形式の面白さ、じゃないですかね。
メンテ
Re: ジェイムズ・ジョイス ( No.6 )
日時: 2008/01/31 11:16
名前: JJ

http://park8.wakwak.com/~w22/467.htm
「ユリシーズ」<集英社文庫4冊>
の紹介が素晴らしいですね。

>>> ナボコフの短編に、素人小説を書く男に対し出版資金を要求する編集者が「ジョイスが読んでくれる」という殺し文句を言うと、<<<

これはどの短編?
メンテ

Page: 1 |