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この時まだ自分のデジカメ持っていませんでした。
ショック交換要員の方に撮ってもらっていたのでそれを貰う予定です。
そんなわけで、4月に交換終了していたにもかかわらず今ごろのアップになってしまいました。
凹凸を走ると、上下動がなかなか収まらず、バネだけて走っているのが明らかでした。もう高速走行をすると恐くて恐くて・・・。さらにロールも大きくてコーナリングの挙動がかなり不安定でした。コリャいかん!
ディーラーで見積もりを出してもらったところ、コイルスプリングと交換工賃込みで約¥17万と言われ、一度はショックの交換を諦めました。が、よく考えてみるとTRDのショックを走り屋系?パーツショップから買えば純正より安く買えることが判明。さらに工賃は大学時代の友人、後輩達が手伝ってくれるとのことでタダ。コイルスプリングは変えないでブッシュ類だけ交換すると・・・、¥7万でお釣がくる!ディーラー見積もりより10万も安いじゃん!ということで交換に踏み切りました。(^^;この時コイルスプリング代をケチったのが後々ひびきます(後述)。
・必要な部品を手に入れる。
まず、ショップに電話して「TRDのショック欲しいんですけど」というと、店員さん「車なに?86?」と聞いてくるじゃありませんか。(^^;やっぱり走り屋系のショップだなぁ。「コロナなんですけどぉ」と言うとちょっと驚いた様子・・・。カタログを探す間?があり「品番わかる?」と聞いてきました。そこで調べておいた品番を言うと、「見積もり出すからちょっと待ってね。こっちから折り返し電話するから」と言われました。しばらくして電話があり、「送料・代引き手数料税込みで¥56,000になる」と見積もりを出してきました(全部込みで定価の2割引)。もともと買うつもりである程度の金額が予想出来ていたので、「それでお願いします」と手続きに入りました。
その店の人はTRDのショック=AE86用と考えているのでしょうか、届いた伝票を見ると、フロントショックの品番のAE982ところがAE862になっていて最初焦りました。(^^;中身を確認すると合っていたので一安心でした。
フロントはシェルケースの中に収めるカートリッジ式(水色)で減衰力4段階調整式、リアはシェルケース一体型(緑色)減衰力固定で、純正の黒とは一味違い、心をくすぐります。結局フロントはシェルケースの中に入ってしまうので外からは分からなくなちゃうんですけどね。ちなみにフロントはAE92と一緒の物らしいです。
次に部品共販へゴム系のパーツを注文しに行きました。共販の人も自分のあまりよく分かっていなかったので、ゴム系と言っておきながらフロントスプリングシート(鉄板)を買ってしまいました(あまり高くなかったので)。ショック交換の日取りを先に決めて交換要員を募っていた都合上、入荷まで1週間しか待てない状況だったので、いつ入ってくるかわからないパーツは泣く泣く諦めました。そのパーツ名は「リアスプリングバンパー」。ショックのシャフト部分に入れるやつです。このパーツ、聞くところによるとボロボロになって無くなってる時があるそうです。自分のコロナは無くなっていなかった&原形をとどめていたので、そのまま流用しました。
・いざ交換!それは今年4月のある日のことでした。
交換を行ったのはS県U市のA橋下の駐車場。ここは休日になると車をメンテ?してる人が多いです。場所確保を泊まり込みで行ったのですが、その日はちょうどU市主催のS草祭りが開かれる会場になっていました(寝耳に水です)。いつもは開放されているその駐車場は関係者のみの駐車場になるらしく車中で寝ているとそれらしい人が注意しにきました。まぁこのあと何も言われなかったので、そのままショック交換要員(大学時代の部活仲間・自動車部ではない・・・)の到着を待ち、集合してからも何も言われなかったので無理矢理?そこで交換作業に入りました。
フロアジャッキ2台・リジットラック4台等の普通の工具のほか、万力・鉄棒なんてものありました。(^^;(これフロントショックを分解・組立の時に使います)
まずはフロントのショックから交換に入りました。ストラットを丸ごと外し(この時ブレーキホースのステーを金ノコで切ってホースを外す)、スプリングコンプレッサーでバネを縮めてアッパーマウントを外し、ショックとコイルスプリングを分けます。さらにショック側のガスが封入してある六角の蓋?を万力を使ってはさみそれに鉄棒を使って無理矢理回します(ディーラーのサービスや、修理屋さんは専用の工具を使うんですけどね)。すごーく力が要ります(要怪力の人)。回していくと中から潤滑用?オイルがドバドバーっと出てくるので、あらかじめ用意しておいた廃油ポイに捨てます。これでショックがシェルケースとシャフト部分に分かれます。使うのはシェルケースとさっき外した蓋だけです。
シェルケースに新しいカートリッジ式のショックを収め、蓋を締めます。この時、ショック付属品のスペーサーを入れます。説明書にはAE92以外には入れないようなことが書いてあったですが、入れないと蓋をした時、カートリッジが動いてしまってカタカタ音がするので入れました。万力と鉄棒を使って蓋を締め、新しく買っておいたインシュレータ、スプリングバンパーを付け、ばらした時と逆の手順でストラットを組み立てます。
この後ストラットを車に取り付けるんですが、この時ストラットをきちんと固定しましょう。後日走行中に左フロントからカタカタ音がするので、タイヤを外してみてみると、ストラットロワー側のボルトが緩んでました。あぶねーっ!(^^;
次にリアショックです。フロントのストラットアッパー側はボンネット内のナットを緩めて簡単に外れるのですが、リア側はリアトレーを外さないとこのナットが顔を出しません。後はフロントストラットと同じ要領で丸ごと外します。TRDのコロナ用リアショックはシェルケース一体型なのでフロントのようにショックをばらす必要ありません。スプリングコンプレッサーを使ってバネを外してインシュレータ類を交換して新しいショックにバネを組み付けます。リア側のインシュレータ(ダストブーツ?ジャバラ状のもの)は途中でちぎれていてほとんど役目を成していませんでした。やっぱりゴム製品は経年劣化がひどいので、換えないと駄目ですね。
ショックとバネを組み付けたら、またはずした時と逆の手順でストラットを車に取り付けます。くどいようですがきちんと固定しましょう・・・。
以上の作業を10人がかりで約2時間で交換しました。最初は半日くらいかかるんじゃないかと思っていたんですが、経験者が数人いたのと人手のおかげでしょう。素晴らしく、手際良く出来たと思います。交換要員の方々には大変感謝しています。この場をお借りしてお礼を申し上げます。m(_
_)m
取り付け費用(税抜き)
TRDショック一式 | 走り屋系ショップより通販で購入 | 純正ショック一式
(パーツカタログより) |
フロントショック(48511-AE982)×2 |
2×¥23,000
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2×¥17,600
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リアショック右(48530-ST692)×1 |
¥12,000
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¥17,600
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リアショック左(48540-ST692)×1 |
¥12,000
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¥17,600
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(¥70,000)¥56,000
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¥70,400
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インシュレータ類 | 部品共販より購入 |
↑現在の価格は不明
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フロントスプリングシート右 |
¥860
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必要無し? |
フロントスプリングシート左 |
¥860
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必要無し? |
フロントスプリングバンパー×2 |
2×¥1,200
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フロントコイルスプリングインシュレータ(アッパー)×2 |
2×¥1,310
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フロントコイルスプリングインシュレータ(ロワー)×2 |
2×¥380
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#48559−12070×2
リアショックシャフトのダストブーツ? |
2×¥880
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リアコイルスプリングインシュレータ(ロワー)×2 |
2×¥410
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¥10,080
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¥66,080
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インプレッション
車が変わった・・・。まるで別の車に乗っているよう。ショックを交換する前は「次の車検前に廃車かなぁ」って思っていました。ところがショックを交換した後は、「まだまだいける!」に思いを改めさせられました。それだけショックが抜けていたという証拠ですね。純正品に交換しても同じように思ったことでしょう。
フロントが減衰力調整式(4段階)なので、かなり遊べます(純正品では味わえない楽しみ)。1−2−3−4の順で固くなります。最初の状態は「2」でした。交換後しばらくはこれで十分満足して乗っていましたが、ある時「3」にしてみると・・・、「スゲーッ!こんなに変わるのーっ!」というくらい変わりました。ロールが抑えられて、ハンドリングがよりシャープになったのを実感出来ました。と同時に、ボディーへのダメージが心配になり、「4」にする時はタワーバーを付けないと駄目だなと考えるようになりました。
まだ「1」は試してないんですが、これは冬にスタッドレスタイヤを履いた時にやってみようと考えてます。固くしてたらスタッドレスがすぐに終わってしまうでしょうし・・・。
この交換でただ一つ悔やまれるのが、コイルスプリングを交換しなかったことです。フロント側は特に問題無かったのですが、リア側はやっておけばよかったです。そのわけは、バネがへたっていて車高が落ちているから・・・です。車高が落ちていてカッコイイじゃんと思うかもしれませんが、そもそも自分のコロナで車高が落ちてるというのは、誰が見ても足回りが逝っちゃってる様にしか見えません。(^^;これは今後の課題ですね。
もしこのページを見て自分もやってみようという方がおりましたら、コイルスプリングも交換した方がいいと思います。