ラジエター洗浄

 なぜかこの時期12月になると水温上昇するんです。(^^;去年もラジエターファンリレーが壊れてオーバーヒート寸前になるし・・・。

 ラジエターの中が汚れてるんじゃないかと思い、ディーラーでラジエターの洗浄をやってもらおうとすると・・・、「LLCを交換する時にせいぜい水洗いするくらいで、洗浄剤を使ったりしてはやっていません。水温が上がる車はそのままラジエターを交換しています。」との返事。ラジエター交換の見積もりを出してもらうと工賃込みで¥8万以上も・・・。(>_<)
だったら自分でやったろうじゃん、それでも駄目だったら、「セリカ用あたりの社外品のラジエター入れてやる」と思い、そのままラジエター洗浄剤を買いに行きました。

 洗浄剤には即効性(30分以内)と遅効性(5日以内)のものがありましたが、10年以上の汚れが簡単に落ちるわけないので、遅効性を選択しました。洗浄剤の量だけLLCをラジエタードレインから抜いて洗浄剤を注入して、そのまま数日かけて約300km弱走行しました。

 いよいよLLC交換です。
まずはラジエタードレインから洗浄剤入りLLCを排出してから、水を流し込んで洗浄し、ラジエターを水で満たします。その後エンジンをかけて水を循環させてから排出するのを洗浄剤が完全に抜けるまで(排出されるのが透明な水になるまで)繰り返します。途中排出される水をペットボトルに受けて見ると、結構水垢らしきものが浮遊してました。

 洗浄が終わったら買ってきたLLCを適当な濃度(今回は40%を目標)にして注入します。
トヨタ純正のLLC缶の使用方法(抜粋)には、
・不良箇所又は錆や汚れ等がある場合は、トラブルの原因になり易いため、補修又はラジエター洗浄剤等を用いて洗浄して下さい
・注入後エンジンを始動し、サーモスタットが開くまで(10分以上)アイドリングを行い、その後エンジンを停止し、液量を確認して下さい。
等が書いてありました。
ここで気になる太字部分。トヨタ純正のLLCにこんな事が書いてあるのにディーラーではやっていない。一体どういう事?やっぱり古い車を扱うのはイヤなんだろうか・・・。
ちなみにソフト99ラジエター洗浄剤の使用方法にはラジエター及びエンジンドレインより排水とありましたが、エンジンドレインはどこにあるか分からなかったので、ラジエタードレインからのみ排出になりました。これでは完全(6L)に抜けなくて4Lくらいしか出てきませんでした。

ラジエタードレインを閉めてから、排出されていないで残っている水の量を考えて少し濃い目のLLCを2Lペットボトルで作り、500mlペットボトルを半分に切って作ったジョウゴで注いでいきます。その後ラジエターキャップを外したままエンジンをかけエア抜きをしながらLLCを満たし、リザーバタンクにもLLCを入れて作業終了です。
使い切れなかったLLCはペットボトルに入れたままトランクへ。LLCが不足(多分減ると思う)した時用にとって置きました。
 


ラジエターのドレイン
 
緑色の液体はラジエター洗浄剤


水で洗浄!

  
LLCとペットボトルで作ったジョウゴ
 
 

費用(税抜き)

ソフト99ラジエタークリーナー(遅効性)
¥380
トヨタ純正LLC(2L缶)×2
¥1,506
合計
¥1,886

インプレッション
 まだ連続高速走行&過負荷走行をしていないので、洗浄効果があるのかないのか分かりません。結果はしばしお待ちを!
(2000/3/22追記)
 以前ほどではないものの、やっぱり水温は上昇します・・・。今のところ電動ファンが回り出せば水温が下がるのでいいのですが、これからの季節がちょっと心配です。やっぱりラジエター交換しかないのかっ!?
 
 

撮影・・・OLYMPUS CAMEDIA C-900 ZOOM

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