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戦場の×× ステージ4
「三村!」
マックのある場所で。 秋也は三村の顔を見るなり、眉をひそめた。 「・・・瀬戸・・は?」 三村が、俯き加減で首を振る。 「み・・むら、ちゃんと・・説明しろよ・・」 みるみるうちに、秋也の顔から、希望の色が消えてゆく。 三村の制服に掴みかかり、秋也は叫んでいた。 瞳が、潤んでいる。
「なぁ!瀬戸は!豊は!!どうしたんだよ!!!」
「見つけたときには・・・もう、ダメだった。」 目が、大きく見開かれ・・・・・。 「ちゃんと・・ちゃんと、確かめたのかよ!?」 「・・・・ああ。死んでた。」
「死んでたって・・!お前の親友だろ!?そんな軽く口にするなよ!!」
「・・・――――――七原っ!!」
秋也は、三村に抱きしめられていた。 きつく。 きつく。 身動きが、取れない。 「頼むから・・少しだけ、こうさせてくれ・・・」 「三村・・・」
気付かなかった。 慶時が死んだ・・時とおなじように。 三村も辛いはずなのに。 その辛さを、表に出していなかっただけなのに。
「ご、ごめん、俺―――――――」
しばらくしてから、また。 近くで銃声が、した。 そう遠くはないようで・・・ 三村と一緒という事もあり。 秋也は熟睡していた。 銃声を聞いても、起きなかった。 三村は、自分にもたれかかっている、秋也の身体をゆっくりと地につけ、 目の前に置かれていた、ベレッタを握った。
そう。 とにかく武器が必要だった。 秋也はナイフ、豊はフォーク。 今は自分の持つ、ベレッタだけが唯一の銃器。 これで、最後まで―――。 40人殺すなんて、到底無理だ。 マシンガンの野郎なんかには、勝てるわけがない。 三村はそう思った。 まだ、人数の多い今のウチに。 殺して、武器を集めなければ。
持っていた生徒手帳に、 「罠をはってくる」 と走り書きをし、三村は銃声の方に向かった。
思っていたよりも距離があった。 しかし、なんとか現場にたどり着く。
清水と、南。 さあて、どうすっかな。 清水は怪我をしているみたいだし・・・ いや、まずは無傷の南か?
三村は、南香織にポイントを合わせようとし―――― 止めざるを得なくなった。 「やめろ!」 秋也だ。。 三村の銃を奪い、空に向け、撃つ。 「殺し合いなんて、やめるんだ!」
どうにかなってしまいそうだ。 危なかった。 もう少しで、七原に、撃つところを見られてしまうところだった。 きっと、あの後起きたのだろう。 そして、銃声を辿り、ここまできたのだろう。
三村はただただ、秋也が二人を説得する様を見ているしかなかった。
突然。 清水が南を、撃った。
銃、一丁ゲット。 グレイト、清水。
「清水を追うから。南を頼むぞ!」
秋也から銃を奪い。 清水の消えた方へ走る。 清水が持っていたのは、結構攻撃力の高い銃。 必ず、手に入れてやる。 そーいえば、なんだかさっきから走ってばっかりだな。
清水のセーラー服の裾が見えた。 距離は10メートル。 当るか? いや、もう少し近くないと無理かもな。 どうやら、その場にしゃがみ込んだらしい、清水に。 ゆっくりと近づく。 7メートル。 ・・・気付かれたらまずいな。 撃つか。
ポイントを、清水の背中に合わせる。 トリガーを弾こうとした、その時。 清水がこちらへ向けて撃った。 気付いてたのかよ。クソ。 焦点の合っていなかった弾は、斜め前にあった大木をかすった。 清水向けて撃った。 はずれ。 もう一発。
当った。
どさり、とその場に彼女は崩れ落ちた。
ビンゴ。 左胸だった。
銃を拾い上げ、自分の右腕学生服の裾を、少し破いた。 そこに、殺したばかりの。 まだ体温の残る、清水の血をなすりつけた。 撃たれたように、見せかけるために。
さ、七原のトコに戻るとしますか。
never end
はふー・・
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