とめられない感情。

やめられない快楽。


ストップをかけることができない、恋愛・・・・・?




クレイジー 刃 −ツ






静まり返った校内。

ただただ、降り積もる雪のように

罪を重ねてゆく。

彼らの中には、今この瞬間だけは罪の意識なんて存在しないのかもしれない。

それでも、肌を合わせる行為はやはり罪なわけで

簡単にはその縄を解くことは出来ずに。


「・・・・は、・・・・っ」

「・・、引っ掻くなバカ、イテェだろーが。」


誰もいない廊下に、時折、吐息が白く舞う。

最初は、まずい、とか何とか、

どうにか逃れる言い訳を探していたけれど

実際、熱が灯ってしまえばそんなことは頭からはじけ飛ぶ。




「なぁ、なんかあった?」

秋也はお決まりの文句を口にした。

乱れた制服もそのままで、壁にもたれるようにしたまま

じっと沼井の目を見詰めた。

沼井充その彼は、心第一に桐山という人物がいるから

ただ単に性の捌け口だとか、抱きたいだからとか

あえて言うならば単純な理由で、秋也と肌を重ねたりするわけがない。

だから、何かあったに違いないのだ。

沼井は自嘲気味な笑いを口元に浮べ、フンと鼻を鳴らした。

「別になんでもねーよ。じゃーな。」

そして、彼はまたお決まりの文句を口にして、

さっさとその場を去る。



しばらくしたら、笹川 竜平が秋也の姿を見つけ、

“ミツはどこ行った?”と訪ねる。

“さァ”と曖昧に返答して、

彼のクセなのか、首筋に手を当て、“どこ行きやがったんだ?”と言う。

そして今しがた気付いたかのように、“お前は何やってんだ”と尋ねられ、

また“さァ”と返答し、彼を置いて帰路につく。

これもまた、お決まりなパターンとなっている。

彼に沼井との関係を公開したわけではないが、おそらく気付いているんだろう。

秋也に沼井の行き先を訪ねるくらいなのだから。

まぁ、あんな行為をしているとは思いもしないだろうけれど。



こんな日常がもうかれこれ、3ヶ月も続いていた。






三村とも、沼井とも、関係を持つようになった日常が。















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やっと本編一作アップ。
まだナニも頭で構成されてません。
とりあえず支障なさそうな冒頭部分をアップ。
いかがなもんでしょう。
笹川が微妙だ。
後々色々やってくれる予定なんですけど・・・
ハイ――。
皆さん、頑張って、生きて。笑