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バツ 3
慶時と。 中庭で。 貪るような、キスをして。 いつもと違った。 慶時とは、触れるようなキスしかしたこと、無かった。 それから、慈恵館に二人。 手を繋いで、帰った。
そのまま、二人。 同じベッドに入った。 いつもは、別だけど。 慶時に誘われて。
「な、秋也。」
「んー・・?」
もう半分、眠りかけてた。 三村に「好き」だと言われてから。 毎日が息苦しくて。 すごく疲れる。
「さっきの。中庭での、事。」
「・・・うん?」
でも、一瞬にして。 目が冴えた。
「三村、見てたよ。」
み・・・られてた。
何、動揺してんの、俺。 別に。 三村に何を見られようと。 関係ないじゃん。
俺は、慶時が大事で。 三村と慶時って言われたら。 間違いなく、慶時を取るつもりだし。 (ロックと慶時はまた別) 確かに、三村のことは、友達以上に。 ・・・思っているけど。 でもそれは、慶時と比べれば。 小さすぎて。 忘れてしまえる、モノ。
なのに―――――。
「・・・・秋也。」
「え?・・・あ、何?」
「いま、なに、考えてる―――――?」
朝。 目が覚めたら。 隣に慶時は居なかった。 制服に着替えて。 食卓に向かった。 「今日、慶時くん、先行くって。」 良子先生に教えてもらった。
慶時が先にいくなんて・・・
ま、さか。 「・・・・おお、国信か。早いじゃん。」 「今、ちょっといいかな?秋也のことで、話あるんだけど。」
「・・・・・・ああ。」
「こっちも。聞きたいことがあったんだ。」
三村に勝てるわけないじゃないか。 end
ハイ。
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