2018年8月19日
『黒斑山』
黒斑山に行ってきました。
↓朝の登山道からの景色。 八ヶ岳連峰(左)と奥秩父連峰(右)、
↑奥秩父連峰の更に向こう側に富士山。
↓それまで猛暑だったのに、一転この日は気温が下がり、秋のような筋雲が青空を飾っていました。
↓槍ヶ鞘(やりがさや)まで登って来ると、目の前にどどどーんと浅間山が現れます。
↓この広くて高くて深くて巨大な景色に感動しながら、
↑浅間山の火山や外輪山、カルデラ、岩の塔の形が出来るまでの時間の流れに思いを馳せたりして… (とにかくスゴイ!(笑))
↓槍ヶ鞘から更に登って行くと、外輪山の向こうで湧く雲海、青空に飛行機雲、そして、遥か彼方に富士山。
↓ トーミの頭と言う岩のピークまで登ると、更に浅間山のダイナミックな景色が広がります。
↑あまりにも広い景色なので、切り貼りしてみました。 (つぎはぎで今一つ分かり難いかな;;;)
↓切れ落ちた足元のずーっと下に緑に覆われたカルデラの底が広がっています。 (これも今一つ;;;)
↓やっぱり写る範囲だけでも1枚の大きな写真で見た方が分かりやすいかも知れないですね。
↑右端のV字型に切れ込んでいる所が、少し前にいた槍ヶ鞘(やりがさや)。
↓西の方角をズームすると、北アルプスの穂高連峰と槍ヶ岳。
↓トーミの頭の真正面は浅間山。 正確には手前の部分は前掛山(2524m)で、その向こう側が浅間山(2568m)。
↓この後に登る黒斑山(2404m)。
↓更に足を伸ばせればと思っている外輪山の連なり。
↓蛇骨岳(2366m)、仙人岳(2319m)、鋸岳(2254m)。
↓真正面には、今も活動を続けている火山、浅間山(2568m)。 関東の自宅からもこの山が見えます。
↓手前の急斜面に「草すべり」と言う名前の道が、まさに草原をすべり下っています。
「草すべり」の底も木々が点在する緑の草原で、「賽ノ河原」(左奥)、「湯ノ平高原」(中央)だそうです。
↓ホシガラスが飛んで行って、この木に止まってので、
↓遠いけどシャッターチャンス! 瞳がカワイイ♪
↓何度か鳴いた後に、
↓見えない方向に飛んで行ってしまいました。
↓ヤマハハコ(左)、マツムシソウ(右)
↑オヤマリンドウ(右)、ヤマハハコ(右)
↓黒斑山(2404m)に到着です。 正面東側の景色。
↓右手南側の景色。
↓左手北側の景色。
↓もしや、あの木の陰にいるのは「ひょっこりはん」?
↓どうやら、コガラひょっこりはん のようです。(笑) (この1枚だけしか撮れませんでした)
↓楽しい外輪山の尾根道歩き。
↓オノエイタドリ(左)、オヤマリンドウ(右)
↑アキノキリンソウ(左)、ヤマハハコ(右)
↓オオシラビソの実
↓蛇骨岳、仙人岳、鋸岳が近づいてきました。 遠くで見るよりだいぶギザギザです。
↓蛇骨岳(2366m)に到着しました。
↓背中側(北側)は、志賀・草津方面です。
↓コケモモの実(左)、実を付けたダケカンバ(かな?)(右)
↑ヤマハハコ(左)、?(右)
↓ギザギザの尾根道。 カルデラ側は切れ落ちた崖になっています。
↓大きさが少しでも分かるといいな。 ってことで、またまたツギハギ写真。
↑左側の直角に尖った岩がトーミの頭、そこから外輪山のほぼ稜線沿いにずっとここまで歩いてきました。
↓外輪山の外側で湧いた雲が、稜線を越えてカルデラの内側に流れてきました。
↓南側の雲もカルデラの中に流れ込もうとしています。
↓浅間山で、ある意味一番美しいのは、外輪山からカルデラへと続く、この緑の斜面ではないかと思っています。
↓仙人岳を前にして、ますます雲が増えてきました。
↓仙人岳(2319m)に到着しました。
↓だいぶくたびれたので、この景色を眺めながら、ここでお昼休憩です。
↓鋸岳(2254m)は、もっと濃い雲で隠されていますね。
↓それはさておき、目の前に広がる雄大な景色。
↓正面の山は、同じく外輪山の剣ヶ峰(2280m)から牙山(2100m)の連なり。 その向こう側は雲海になっています。
↓振り向くと北側には青空と秋の筋雲。 そして山肌を登って迫って来る白い雲のかたまり。
↓風向きとタイミングによっては、周りが何も見えなくなります。
体力的にも景色的にも限界なので、ここで折り返すことにしました。
↓オノエイタドリ(左)、ヤマハハコ(右)
↑ヤマハハコ(左)、マツムシソウ(右)
↓トーミの頭まで戻ってきました。 トーミの頭の向こう側も真っ白で、もう何も見えません。
↓外輪山の内側へもだいぶ雲が入り込んできたようです。
↓トーミの頭の岩で、休憩中(暖をとっている)アキアカネ。 「ええあんばいじゃあ…」と言った表情に見えなくもない(笑)
↓マツムシソウの蜜を吸うクジャクチョウ
↓まさにクジャクの飾り羽のような大きな目玉模様です。
↓この瞳に幻惑されるのかな?
↓ヒメシャジン(左)、イワインチン(右)
↑ウメバチソウ(左)、ノアザミ(右)
↓シラタマノキの実(左・右)
↑まだ熟していないツガザクラの実(左)、クロマメノキの実(右)
↓コケモモの実(左)、ミヤマコゴメグサ(右)
↑ヤマハハコの群生(左)、マツムシソウ(右)
と言うことで、山頂は雲に隠されてしまったので、花を楽しみながらの下山でした。
↓峠まで降りて、八ヶ岳方面を見てみると、
↑八ヶ岳連峰の最高峰・ 赤岳(2899m)周辺だけが、まるで雲に浮かぶ船のように、雲海から顔を出しているのでした。
波をジャブジャブジャブジャブかきわけて♪
雲をスイスイスイスイおいぬいて♪
あの船はどこへ行くんでしょうね〜 (あれ、黒斑山と関係ない終わり方になってしまいました(笑))
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