発売されてから半年もするといろいろなパソコン雑誌に改造記事が出てくるんですね。
簡単な改造でパワーアップなんて記事が目白押し。私の買ったモデルは富士通が低価格路線で
売り出していた頃の最初のモデル。メモリー増設やCPU交換、HD増設など簡単で効果の大きい
改造記事が一杯載っている。私はメモリー、HDはすんでいたのでもっと速くしたいと思ったものの
CPUは未だ高い。と言うことでクロックアップに挑戦。
まずは、どこでクロックアップできるのかを確認しなくてはならない。
箱を開けるのは何回もやっているのでなにも心配はないけど、基盤自体をいじるのは初めて。
慎重にクロック設定のジャンパーピンを記事の通りに探し、50MHz*1.5になっているのを
確認した。
とりあえずは、ベースクロックを60Mhzにしてみる。これで90Mhzになっているはず。
ケースを閉じて起動!おお、BIOSでミスマッチのエラーが出る。しかしそのまま何も設定はいじらずに
続けていて無事起動OK。暫く使ってみるがエラーも熱暴走もなし。とりあえず第一段階完了としよう。
私の場合パソコン通信(ニフティサーブ)が日課のようになっていましたので、そのログが
かなりの量になって来るんですね。
いろいろなフォーラムを回っていると1週間で1MB位なんてざらな状態になってしまいました。
そのファイルをCドライブに保管?していたのですが元々少ない起動ドライブ(何でDドライブに保管
しないか?ってのは聞かないで)ですから何とかしたいというのは元々考えていたのです。
ここで思いついた方法は
位ですね。
何を導入するにしても結局はSCSI接続しかないとまず決めた。Zipは速度さえ気にしなければ
パラレルタイプなんてのもあったわけですが、100MBをコピーするとなったらかなりつらいと
知り合いから聞いていたのでSCSIは、まずはずせない。
ここで一つ問題が出てきた。いろいろ情報集めをしている内にアダプテックのPCIタイプの物では
FMVで動作しない物があるらしいとのこと。富士通でもBIOSのバージョンアップを行っていた。
これも有償でパソコン自体を預けないといけないのでこれはさけたい。で動作確認がとれている物と
いう事で、アダプテックのAHA-1522Aと言う物に決定。約15000円。ISA、PIOと言う物だけど
とりあえず最初のSCSIと言うことで安全をとったと言うこと。
で次はメディア本体、すぐ近くの友人に何か持っている人がいたらその人に合わせる事も考えたけど、
一人MOの人がいるだけ。MOなら安いので45000円位した。
また書き込みが遅いというのもよく言われていることだった。実際は全然問題にならないと思うけど....
しかし、単価は一番安いという事だった。
次にPD、これもかなり心を引かれた。容量が650MBと言うのが魅力的。1.2Gのドライブでも
2枚在ると全部バックアップできる。データだけを入れるにしても全部一杯にするには1枚で十分すぎ
るといえる容量がある。メディアは3000円くらい。
ただこれはCD−ROMドライブとPDドライブが共用となっているのが気にかかる。CD部分が8倍速なら
即決定していたけど、4万円くらいの物は4倍速、それなら今標準で付いているし.....
それと書き換え可能回数が一番少ない。これは相変化という物理的、熱的に変化させて記録しているから
らしい(個人的には何にも問題ない回数だけど)
続いて、Zip、個人的にはこれが一番可能性が高い。なんと言ってもドライブが安い。 2万円しないのがかなり魅力。メディアが1枚1700円くらいと高いけど、そんなにばかばか使わないだ ろうから大丈夫だろう。
と言うことで結局Zipドライブに決定。ケーブル、メディア3枚込みで4万円強だったかな。
日本橋で購入して早速取り付け。SCSIボードは何の問題もなく認識。まあ動作確認がとれているんだから
当然かもしれませんけど、初めてこのようなボードを拡張する私にとってはほっとしました。
後はZipドライブをつないでこちらも何の問題もなく認識しました。
結局これで十分だと思ってます。
今考えると無性にバックアップメディアを欲しくなっていたのは虫の知らせだったのかと思います。