2015.10.24
フロントフォーク交換
購入後10年経過したわがアドレスV125。 自分では判らないんですけど、当然サスペンション類も劣化しているはずです。 以前から気になってはいたのですが、単身赴任終了からだんだんバイクに対する興味が大きくなってきました。 フロントフォークとリアサスペンションのメンテナンスを考えており、KN企画やNCYなどの2万円コースで一気にリフレッシュもいいのですが、フォークのメンテナンスと考えた場合、自分自身でオリジナルのフォークを直して使いたいです。 ということで、自分でメンテナンスをするまでのつなぎとして安いNBSを選びました。 ネットでは悪い評判もありますが、いい評判って書き込まないけど悪い場合は積極的に広めたりしますからね。 と、自分自身を納得させて、amazonで5000円強でポチリました。さすがの注文翌日配達です。 分解の手順はいろいろなサイトにあるので省略します。 はずしたオリジナルのものですが、当然汚れているとはいえオイル漏れもなく、きれいなものでした。 ダストシールを持ち上げて中も確認してみましたが、大丈夫。 インナーにも傷はありません。うまくメンテナンスすれば十分にそのまま使えますね。 シール類は交換したほうがいいのでしょうが。 で、元々のフォークをはずして、並べてみたのが以下の写真です。 |
10年経った、ダストシール部です。
取り外した10年経過のフォークと、購入した新品のフォークを順に出て体重をかけて押し込んでみましたが、正直違いは感じませんでした。ちょっと拍子抜け・・・・。 フォークの取り付けも特に苦労するところはありませんでしたが、さすがにバイクを持ち上げるリフターはもってないので、フォークを止めているボルトの脱着で下から覗き込んでの作業で腰が痛くなったくらいです。 フロントのカウルの下側のスペースがホント狭いです。まあK5だからこうやってまだ簡単にはずせるんですけどね。 で、フォークを取り付け、メーターケーブルホルダ、ブレーキホースホルダ、キャリパーを戻し、タイヤを取り付ければ作業は終了。 手でタイヤを回して、スピードメーターが動くことを確認すれば後は試走だけ。 ここまで、休み休みでも1時間もかかりませんでした。 で、手を洗って少し休憩して試走に出かけました。 動き出すまでは違いは感じませんでしたが、ブレーキをかけた瞬間に違いに気がつきました。 今まではブレーキをかけるとフロントが沈むのをしっかりと感じてましたが、交換後はきっちりと押さえ込んでいる感じで沈み込みがほとんど感じませんでした。 手でハンドルを押さえると沈み込むので最初から底付きではありません。 これが違いなのでしょうか?最初新車の時はこんな感じだったのかな? 覚えてないし、よくわかりません。 |
フォークオイル交換
フロントフォークを交換したものの、取り外したフォークはそのままなので、練習がてら初めてのフォークオイル交換を実施してみたいと思います。 まずは、トップのボルトが外れるかどうか。 当然取り外しているので、インナーが空回りして簡単にははずせない。 先日、別件で購入していた安いバイスにゴムシートを保護にしてはさんで回してもうまくはずせない。バイスが小さいので十分な力が出ないし、思いっきりやったらバイスのほうが壊れそうなくらいちゃちい物なので、しばし思案したものの、ええいと一気にプラハンでレンチの柄をたたいてみるとあっけなく緩みました。 で、はずしたのが下の写真。 これくらいスプリングが出ます。 |
スプリングの自由長は290mm位です。SMによるとスプリングの限界値は282mmですので、まだ使えますね。 通勤のみでしたら10年経ってもあまりへたらないのかな。 フォークから出てきたオイルは濃い灰色で大変臭いです。 オイルは当然劣化してますね。 何回かインナーチューブを動作させた結果出てきたのは80ccちょっと位でしょうか。 両方ともほぼ同じ量でした。 |
オイルパンの中に逆さに立てかけておいて残ったオイルが抜けるのを待ちます。 30分くらいそのままにしておいて、次は新しいオイルを注入します。 使うのはelfのものにしました。硬さはノーマルと同じG10にしてます。 さすがに、新しいオイルはきれいです。 |
オイルを注ぎ込んで、インナーチューブを少し動かしてなじませてから静置しエアが完全に抜けるのを待ちます。 油面高さはオイラーにストローをさしただけの自作油面調整器で調整です。 大体で良いんですよね。SMによるとインナーチューブを最下限にして、フォークの上面から103mmとの事。 調整前はちょっと多かったので少し吸い出して終わり。 後は、トップボルトを締めて動きを確認し完了。 さて、これを取り付けるのはどうしようかと思案中。 NBSのフォークで今のところ問題ないしね。 |