2015.05.02

ブレーキフルード交換

今まで、ブレーキフルードの交換はショップに任せてましたが、中国製(笑)のEN125を購入してからは自分で出来ることは自分でやろうという方向で考え始めました。

とりあえず、準備は必要なので、ネットで探して部材購入です。
ワンウェイバルブ付きチューブ、とフルードですね。

チューブはデイトナのにしました。フルードは東単のDOT4のやつです。
他にほしかった商品と一緒にヒロチー商事さんから購入しました。

オイル受けはダイソーの100円容器でOK、オイラー?はコーナンで購入。

準備はOKです。

では、早速取り掛かりましょう。

まずは、リザーバタンクの蓋を開けます。

ネジをはずしたところです。


次にふたを開けたらこうなります。
フルードは塗装に悪いので、タンクの周りをウエスでカバーしておきます。

ダイヤフラムを取り外しますと、フルードとこんにちわ!できます。
多少色が付いてますが、まだましな方かな?

このレベルを覚えておいてください。最後で新しいフルードを入れるレベルの目安になります。


この古いフルードはスポイトのようなもので吸い取ってしまいます。
抜きすぎてエアを吸い込まさないように注意してください。程々に。

吸い取らずにそのまま全部下から抜くというのもありますが、わざわざ余計な手間をかけなくても、先に抜いておけば面倒な繰り返し作業が減りますので。

抜き取った後、その上に、新しいフルードを入れます。

補充せずに、先にレバーを「にぎにぎ」すると、エアを吸い込んでしまい後々で面倒な作業が増えることになります。

下は新旧フルードの比較です。

新しい方(左)はほぼ無色透明、古い方(右)は結構使った食用油のような感じかな。
右はリザーバタンクから抜き取った分です。


抜き取り分が流れ出るブリーダバルブ側はこの様に接続しました。
容器が倒れないように注意。
バイク本体にくくりつけておいても良いですね。


ブレーキレバーを握り、ブリーダバルブを少し緩めると、フルードがスーっと出てくるので、オイルの出が止まった所でバルブを閉める。


このホースに見えるエアは、ブレーキから出てきたのではなく、ブリーダバルブとワンウェイバルブとの間に元からあったものですので、エアかみしていた訳では有りません。

レバーを握りなおし、またバルブ操作する。当然リザーバタンクのフルードが減ってきますので、気をつけてなくならないように注意しましょう。減ったら追加して、「にぎにぎ」を繰り返します。

上にも書きましたが、もし、リザーバタンクのフルードがなくなったのに気づかず続ければ、エアを押し込むこととなり、エア抜きに大変な労力を使うことになってしまいます。

慎重ににぎにぎとバルブ操作を繰り返していけば、出てくるオイルの色が変わってくるので終了となります。

とWEB等では書かれてますが、正直どこから変わったのかはっきりと分かりませんでした。
気がついたらぜんぜん色がなくなっていた感じでした(笑)

まあ、ワンウェイバルブをつけているので、バルブの開け閉めは不要で少しあけた状態でにぎにぎしていけば良かったのでしょうが。

これくらい抜けたら終わりでした。

最後に、リザーバタンクを新しいフルードを最初の量くらいまで満たして終わりです。
最初と違い無色透明です。


このときに、ブレーキパッドが新品なら問題ありませんが、ある程度減っている状態ならば、リザーバタンクを満タンにしてはいけません。
最初に記憶しておいたレベルに近い所で留めます。

満タンにしてしまったら、ブレーキパッドを新品にしたときに、逆流するフルードでレベルが上がり、空きが足りなければ、あふれます。








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