第46話『たましいの場所』
今週は、萌える前にまず敬礼からだな。
沈み行くヴェサリウスと運命を共にしたアデス艦長に、敬礼。ビシッ。
とても漢の沈みざまでした。
……こうして味のあるおやじキャラが消えてゆく。沈みゆくさまは激しくカッコいかったけど、非常に切ない。
アスランとディアッカが敬礼する演出もよかったね。選んだ道は変えられないし、戦う以上は本気で戦う。でも敬意や同胞意識を失ったわけじゃないと。
着ているスーツがまず証明しているが、ああいう無言の演出はかなりカッコよかったと思うです。
んでは気を取り直して萌え行ってみようか!
今週の萌え:Aパート5回・Bパート4回
え、何って……アスランがキラを呼んだ回数(笑)
43話あたりで、最近キラがアスランアスランばっかり言ってると書いたんだが、今回はまたヤケにキラキラ言ってるような気がして、ついうっかり数えてみました。
……たった20数分の間に9回。
文字にするとキラキラキラキラキラキラキラキラキラ。
呼びすぎだっつーの。
ここ数回あまり呼べなかった分を取り返すように呼び続けていたアスランさんに、アデス艦長にささげた並の敬礼を送りたいと思います。
アスラン、お前もある意味漢だよ(笑)
その正直な生き様をラストまで貫いてくれ。
今回は色んなところに萌え要素が散りばめられていて、回収するのに必死である。
いや、中身としてはむしろキララクの距離を縮める話だった気がするんだが、なんつーかさ、共闘前に『こんなん見たい!』と強く主張していたシーンをまとめて見せてもらった気がすんのさ。
まず第一に相変わらず己の体を張ってキラの盾になるアスラン。
やっぱり戦争モノだし、一番燃えるシーンはMS戦。しかも二人協力攻撃ってのがなにより燃えるわけだが、見たかったのはそん中でもやっぱり庇い合いシーンなわけよ。それまで敵同士だったアスキラたちが、体を張ってお互いを庇う! こりゃ燃える! いや萌える!! 今週もイイ感じに体で庇っているアスランにもう萌え萌え。盾溶けてるし。ビームの高熱かはたまた愛の熱か。うっかり後者な気がするのは何故だろう。それはアスランだから。
前回までは戦い場所が泣き分かれていたからアレだったが、今週以降はまたずっと同じ場所で戦闘だよなー。うーむ、楽しみ楽しみ。毎週萌え。
しかしアスランって庇うときはマジで全身全霊を込めて、だよな。39話で割って入ったときから。
キラに襲い掛かるものの間に体で割り込んでゆくアスラン。
こう書くとなんだか、貰ったばかりの新妻の周辺にいる全ての男への嫉妬に狂いまくった旦那のように思えるのは何故だろう。それは(以下略)。
でもって第二はパイロットスーツでの会話。
正確には、同じロッカールームでの会話ってのが見たかった場面なんだが、今回のはそれふっ飛ばしで萌えました。
パイロットスーツのままで介抱シーンに勝るものなどございません。
しかもソファへのあの下ろし方は、どう真面目に冷静に考えてみても、
お姫様だっこで抱えあげたあげくソファの背もたれの上から下ろした
としか思えない構図なんですが。
たとえ連れてきたときは肩を貸しただけにしろ、アスランの前にあるソファに背もたれをまたがせて座らせるとしたら、両手で抱えあげて上からこうぱふっと下ろすしかないよな? 他にどうやったらあのからみ方になるのか、誰か検証してみて欲しいくらいだ。
くそうアスランめ……無駄に妄想を刺激しおって。
そこは妄想をふんだんに展開させる場面ではない。キラの痛々しさに眉を顰めるシーンでしょ!
まったく、本人は本人で、視聴者のやきもきなどそっちのけで瞳をうるませまくっておるし。
つーかここでなんで瞳をうるませていたんだこの人は。
内心の言葉を声にするとこんな↓感じか?
『キラ……どうしておまえはこういうときに笑うんだ。苦しいのはわかってるんだぞ! 何が大丈夫だ。全然大丈夫じゃないじゃないか。しかも『ごめん』って……謝られて俺が嬉しいとでも思っているのか? 違うだろう。謝るような筋じゃない。おまえなんだから心配なのが当たり前だ。どうして自分が悪いような顔をするんだ。一人で解決するのが当たり前だとでも思ってるのか? まったく本当におまえは……』
ってな。
まあシリアスバージョンアスランさんならという但し書きがつくわけだが(笑)
え、ギャグバージョン? そりゃそっちも考えましたさ。んじゃ続き。
『……やっぱりずっと離れるんじゃなかった。昔のあのいつでも頼ってきた可愛いおまえはどこに隠してるんだ? 今さら俺に隠すようなことも無いだろうに。しょうがない、ここはひとつブランクを埋めるところからはじめるか。とりあえずこの後はまず少し休ませて、どうにか落ち着いた頃に話を聞いて、話せないようなら――そうだな、初心に還って抱き締めるところからだ。キラはぎゅーっとされるのが好きだし、まずは力いっぱい抱き締める。きっとキラは恥ずかしがって暴れるだろうが、そこは大人しくなるまでじっと我慢だ。いやむしろ大歓迎だからしばらく暴れていてもらい、およそ6分30秒経って力が抜けてきたところでうなじから指を差し入れ髪を梳いてやる。何度か繰り返すうちにキラの首が肩に乗ってくるから、そこで耳元に語りかけ攻撃だ。どうやら低めの囁き声に弱いようなのは40話〜41話の視聴者ブランク間に発見したことだし(どうやったかは内緒だ)それを多用して反応がよくなってきたら囁きをやわらかいほっぺたに移動させ、そこから耳の下、首筋を通って(以下省略)。その間も手は休むことなくシャツの下へ侵入を果たし(略)。最後駄目押しに唇を塞ぎつつそのまま押し倒して(暗転)。ここまででおよそ15分と45秒ってところか……俺の腕も落ちたものだな』
とここまで考えたところでラクス様登場と(笑)
なにが俺の腕も落ちたものだなだ。この攻め。
いや冗談だけどさ。
しかしラクスが入ってきた時、なんつーか妙〜な間が一瞬あったのは何事でしょうね。
内心『……ちっ』とでも思っていそうだとつい想像してしまい、己がいかにアスキラに侵されているのかを認識させられました。
すいませんラクス。私ゃラクスが大好きです。マジで。
でもアスキラ萌えは別のところに燦然と輝いてしまっているのだよ〜ん。
ちょっとパイロットスーツ萌えから遠ざかったんで戻す。
画面では見えんかったけど、メットが浮いてましたね。アレも間違いなくアスランが外したんだよねー。
外しているシーンを想像すると鼻血吹きそうなくらい萌えです。
だって顔部分じゃん? でも0G状態じゃ、顔部分だけいじってたら体がふら〜って流れていくじゃん?
つまりメットを外すためには体を固定しないとイカンというわけで、あの意識のないキラの体を固定するためには、一番手っ取り早いのはおそらく正面から抱え込みだろうというわけで。
いやん、画面外で萌え萌え♪
アスランさんてばヤるじゃん。正面から抱き込んでメットを外してやるか。当然その後は「大丈夫か?」って真正面からキラの顔を覗き込むよな? でも意識がないキラは「う……ん」とかしか言わんので、心配そうに顔を曇らせてとりあえず髪の毛をかきあげて額にちゅー(何故だ)しつつお姫様だっこでソファに下ろしてやると。なんとプリンセスでヒーローな……やりすぎですよアスランさん! おかしいですよカテじゃないアスランさん!! そりゃヒロインとヒーローのやるお約束でしょ! 決して主人公二人がやるべきシーンじゃありませんことよ!?
――えー、妄想が一人歩きしてとんでもないことになってますが、阿呆の叫びということで無視しといてください。
ちなみに現在我が脳内では、妄想が一人歩きどころか一人で突っ走りの域まで達してしまい、キララクシーンも既に通りこしてアスキラの部屋に帰ってきて(当然同室の設定)二人で向かい合って会話しております。もちろんベッドの上です。だってキラは一応倒れた身分。今回はいくら病弱でもいいのです。
というわけでオンザベッド@アスキラの部屋でのワンカット。
キラは病人体制、アスランはその傍らで付き添いって感じでよろしく!
「アスラン」
弱々しい声に引かれて顔を上げると、キラは俯いたままの姿勢で、軽く組んだ自分の指先辺りを見詰めていた。
「何?」
「うん……」
黙ったまま先を待つと、彼は言葉を探しているのか、指を外しては組みなおす仕草を繰り返す。その動作は随分とたどたどしく、それが今のキラの傷を象徴しているように見えた。ただ指をからめて外す。それだけのことにもたつくのは、彼がそれだけ疲れいる証拠だ。疲れた体。疲れた意識。泣きはらした跡のある顔。それら全てがそのたどたどしさに現れているようで、思わずその手に自分の手を重ねた。
「キラ、もう少し休んだほうがいい。今はどろどろに疲れてるはずだ。話があるなら、一眠りした後でゆっくり聞くから」
「……アスランはさ、僕のどういうところを認めてくれている?」
「え?」
「僕がコーディネイターじゃなくても、こうやって側にいようって思える?」
返ってきたのは、突然の質問だった。意図も理由もわからない、あまりにも抽象的な質問だ。
こんな時じゃなくても、そんな質問は意味がない。答えは一つしかなく、その答えが返って来るのも彼は承知しているはずだからだ。
キラと友人になったのは、キラがコーディネイターだからじゃない。彼の性質が微笑ましくて、彼と話すのが楽しくて、彼と過ごすのが幸せで――彼が好きだったからだ。それ以外に理由などないし、きっと同じことを尋ねれば、彼も同じ答えを返すだろう。それくらいは言い切れる自信がある。それなのになぜ今さらそんな質問を向けてくるのか、彼の意図が読めずに黙り込んだ。
けれどそのとき、手の下にあるキラの指がきつく握りこまれる感触がして、その質問は彼の中にとても大きなものとして横たわっているのだ気付いた。意図や理由はわからなくても、それだけはわかった。うつむいて、視線も合わせずに、ただ指をかたく握り締める。そんな彼らしくない仕草が、彼の中の動揺をひたひたと伝えてくるのだ。
何かが彼の中に、酷い痛みを穿っていると。
そんな当たり前のことですら揺らぐような、酷い痛みが――。
だから、理由などは尋ねなった。
項垂れてこちらを見ようともしない彼を、ただ抱き締めて。
「アスラン?」
「どんな風に生まれてきても、キラはキラだろう?」
「……っ」
ひっそりと囁くと、腕の中の体にぴくりと震えが走る。おびえてでもいるように、震えて肩を竦めて、閉じ込める腕から逃げようとする。
それを強く自分のもとへ引き止めて、真っ直ぐに告げた。
「生まれなんて関係ない。ただ……おまえに名を呼ばれると嬉しい。だからここにいるんだ」
「……アスラン」
「おまえがキラだから、側にいたい。いてほしい。俺が今ここにいる理由は、本当にそれだけだよ」
背をなでながら語りかけると、こわばった体から少しだけ力が抜ける。うつむきがちなのは変わらないけれど、それは良い傾向だと思った。
告げた言葉のなにか一つくらい、彼の傷に効いたのだろうか。
効いていて欲しいと、心から思った。
その痛みの理由はわからなくても、それだけはと。
その痛みを消してやれる存在になれればと、それだけを思っていた。
とまあこんな感じの妄想を繰り広げていると。 いいねえアスキラ。妄想し甲斐がありますよ。
おばかさんだと思いつつ、アスランとキラが二人そろって幸せなシーンに辿り着くことを期待しちゃいますよ。
なんなきゃこの際捏造する。むしろ任せろ。
んでは戻って、見たかった萌えシーン第三。エターナル内での日常風景。
アスランが普段何着てるのかなーとか、部屋の内装どんなんかなーとか、そういう細かいところが見たかったわけですよ。
そうかアスランてば普段は軍服か。しかもザフトの。燃えだな〜〜。やっぱりアスランには軍服でいて欲しいんだよ。なんたってカッコいいじゃん!
というかあれ以外似合わ(略)
げふんげふん、それはそうと内装といえば――今回キラが寝てた部屋。あれ多分キラの部屋だよな?
あの部屋ってさ、はっきりとは出てなかったけど……普通に考えたら入り口を中心に線対称でもう一つベッドがあるように思えるんですが気のせいでしょうか(笑)
いや、アスランがいたのが部屋の中心に見えるんだよ。で、ベッドサイドに棚があったじゃん? 写真立ってたやつ。あれが画面手前にもう一個。あの作りだとさらに画面手前の見えない部分には、きっともう一つベッドがあるはずだ。そう思えんだろうか。思えるよな。そうだよな!?
ほいでもって、ベッドが二つあるなら当然あの部屋はアスランとキラの二人のお・部・屋♪ という至極当たり前の想像が出来るわけなのだが。
そうなのか!? やっぱりそうなのか!!?? ビバ二人部屋か!!!!
……そうなるとつまりアスランは、ラクスがいるのにも構わず自室内でいきなり着替えをしたのだろうかという激しくヤバそげな疑問も発生するわけだが、そこはきっと部屋の中のシャワー使って脱衣所で着替えたんだろうっつーことで納得しようじゃないか皆の衆。
まあラクス様は人の着替えなど気にしなさそうだが。
なんせ自分の着替えだってぱんつ出しちゃうくらいだしなー(笑)
今でもそうなのかな。お姫様は可愛いのう。
てな感じで、萌えシーンてんこもりでぜいぜい言ってました。
ほんとに最近は幸せだなあ。なんつーかね、アスキラでイベントは別になくてもいいのよ。いやあればもちろん嬉しいけどさ。
でも無くったって、二人が一緒の軍で一緒の敵に向かって一緒に手を取り合って戦う! もうこれだけで十分に幸せだ。
おそらく今の私はなりきりアスランだろう。キラがそこにいる幸福を味わい真っ最中のアスランさん(笑)
はぁもう毎週おなか一杯。
さてさて萌えはこの辺で止めて、次にちょっくら普通に感想。
前回〜今回は、キラの弱いところ突付きまくりトラウマ大暴露大会だったなー。
出生バレで足元ぐらぐらなところに持ってきて、どうやら種われ後遺症?みたいな感じで視界すらぐらぐら。そこに持ってきて、おそらくは無意識に封印していた自分の罪悪感部分が目の前剥き出しに出されるというトンでも展開。あまりにも連続したイタタタ続きで、見ててこっちが痛くなってきたよ全く……。
特にびっくりしたのが、フレイへの感情部分かな。
いやあ、ぎっちりばっちり罪悪感として残ってるんだなあ。
そらまあ、間違ったと気付いてケンカ別れしたっきり、表面的な関係の修復すら図れないまま別れ別れだったわけだし、キラの性格上まったく忘れてるってことは無いだろう。そりゃ想像がつくんだが……なにがびっくりしたって、罪悪感がそのままトラウマっちゃってるところですよ。
傷つけた・守ってあげなきゃならない人と称しているだけなら、責任感が強いor愛情もあったのか〜と思ったんだが、なんせその後に『裸で迫る幻をおもいっきし避ける』シーンが入ってたじゃん。あれがねー……。
キラの中での彼女との思い出は、半分無意識の世界をさまよっていてすら、思わず目を瞑りたくなっちまうような心の重荷だったんだねーと。
……凄く可哀想だ。健全な青少年なのに、女の子との気持ち良い思い出がアレじゃあなあ。
ポッドにフレイがいると気付いたシーンを初めて見たときは、単純に『おお、まだフレイをあんなに!?』と思ったんだが、あのトラウマ見てから必死ぶりを見返すと、キラにとって【フレイを守る】というファクターそのものが相当のプレッシャーとして心に残ってるんだとわかるのう。
まあ15〜16話あたりから、フレイってのはキラにとって【絶対に守るものの象徴】であり【守るためならどんなことでもする】と思い込むようになった原因であり、ひいてはそれが【守るためなら殺人もなにもやむなし】と間違ったコースを辿る原因だったわけだからして、重い記憶として残らんわけもないだろう。
これまでは戦わなくては!という気構えの元記憶の底に封印していた様子だが……こりゃあ深い。深いぞ。根深い痛みだ。
でもってそれを救ったのがラクスってのが今回の展開だろうか。というわけでこっからちっくらキララク語り含む。
まあ言ってしまえば、以前はフレイにしてもらったことをラクスにやってもらったわけだけど、私的には【間違ってしまった展開を正しい方向に修正した】と見えた。
16話あたりの感想で書いたが、本来キラを癒そうと思ったら(フレイは癒しが目的じゃなかったけど)体を使う必要は無いんだよな。ただちょっと抱き締めて肯定してやるのが、お互い重荷にならなくて一番良い。ラクスは今回、それを実践したわけだと。
非常に安直かもしれんが、キラには十分効いたと思うんだよねー。
内面で引き摺っているか否かは今後の放映次第だが、戦いを放棄してまで引き摺ることは無いと思った今回のキララクシーンだった。
もともとキラは両親とアスランに激烈愛されて育った子供だから、どんなに痛い出生でも立ち直れないってこたーないだろうと思うのよ。で、それに加えてキラは既に一番欲しい言葉を貰ったからなあ。「今ここにいるあなたがすべてです」って奴。
物凄い良いタイミングでもらったよね。全部をわかって言ってるセリフとは思わんだろうが、疲れた心にはしんみり効いたことでしょう。
まあその後でアスランと二人になったときにはもーちょい内心を零せるくらいには回復(以下略)
――えーっと、内心の希望は見なかったことにして。
ちなみにわたくしめの心の中には、あのひざまくらシーンで『Find the Way』ではなく『聖女たちのララバイ』が流れてました。
……すいません。古いです。でもぴったり(笑)
つーかおそらくあのシーンは、バックで流れてた『Find the Way』がイメージなんだろうと思うんだが……それでいくと、ラクスが果てしなく男前になるような気が。
君は言った〜略〜側にいてあげるよ の部分は確かに今回のラクスの行動にぴったりなんだが、なんせアレ一人称が”僕”やん。男の歌やん。私ゃずっとアスランとキラの歌だと思ってたわけよ。テーマソングにしてたわけよ。てかナカシマミカ氏がじきじきに『本編の主人公二人の歌』言うてたやん(笑) 私間違ってないやん。
てなわけで、BGMとぴったり〜と思いつつ、心のどっかで微妙〜に首を傾げるハメになり、結果私の中ではあのシーンのBGMは『聖女たちのララバイ』になったわけです。どっとはらい。
いやそれはおいといても、かなりこの歌ぴったりだと思うんだなー。もともと戦場に行く男を待つ女の歌だしねえ。ラクスとキラだと、ラブラブ恋まっさかり〜ってよりも、もーちょい静かにうっすらピンクな愛のほうが合うしな。激しく古いが、歌詞を検索してみるのも一興かと。
で『Find the Way』は、自室で二人っきりになった後のアスキラシーンで流――いえ、なんでも。
つ、次。
……っつっても実は今回は、フレイ関連でキラがトラウマっとるネタと、フラガの兄貴と艦長がイイ感じだったってのと、アスランがカガリにストップかけられるくらいにキラを読んでるよ!でまた萌えたくらいしかないんだよな。Aパートは延々戦闘だったし。
キラを読んでるといえば、ラストシーン、アスランとカガリもなんだかちょっとイイ感じでしたのう。
カガリの行動って、なんか猫っぽいんだよな。通りすがりにスリっと尻尾撫でてく感じ。
アスランもアスランで、気まぐれ猫の面倒をみるのも結構まんざらでもない様子。見ていて非常に微笑ましい。ラブ臭はまだあんまり感じないんだけど、少しずつ距離が縮まってるのは見えるかな。
まあ手がかかる子には慣れてるもんな(笑) あっちは猫っつーより子犬だったが。
いやそれはおいといて。
そういやアスランさん、なにやら写真をエラく楽しそうな顔で眺めておったようだが……一体あの笑顔はなんだったんだろうか。
私の目には
『ああ、キラのちっちゃいころを思い出すなあ。初めて会ったのはもう10年以上前か。あの頃は背も同じくらいで、もっと目が大きくって……いや目は今も大きいが、とにかく可愛かったなあ。歩いてるとすぐ転んで、そのたびに起こしてあげて……そういやあれくらいの時は凄く舌ったらずで俺の名前も呼べなくて、覚えさせるのに必死だったんだよな。可愛かったなあ――って今も可愛いことは可愛いが……なんて言ったらまた夜引っかかれるかな。まあそれも可愛いんだが――しかしこの赤ん坊がああなるのかと思うと感慨もひとしおだなあ。抱いてる女性は母親だろうな。そっくりだし。キラも将来はこんな感じなんだろうか。なかなか大人っぽく……(にこにこ)』
くらいは浮かれた事を考えていたように思えるのですがいかがでしょうか。
――すいません。やはり私はしょせんアスキラの血が流れているようでございます。
しかし実は隣のカガリもキラネタで考えてるんじゃないかと思っていたりもします。
だってあの二人、キラ大好きファンクラブの構成員じゃないですか。
二人でいるときの会話はほとんどキラの話題じゃないですか。
泣くのもわめくのもキラ関係、盛り上がるネタもキラ関係、そして眺める写真もキラ関係。もっと言えば、廊下で二人っきりになってる理由すらキラ関係――。
ここまできといて、キラファンクラブに入会していないとは言わせません。<ねぇよ
いや、ギャグはさておき、でもキラネタで似たようなことを考えてるってのはそうハズれてないと思うんだよな。
だっていくらアスランと二人っきりの場面だからって、あの状況でカガリがアスランと二人・どっきどき☆とか考えてるわけないじゃん。むしろ心の中はキラ。キラ問題。
『あいつがどうしてあの写真を……廃棄コロニーでなにがあったんだ? しかもアスランじゃないけど、なんだかボロボロだし……いったいなにがあったんだ! わたしにも相談できないのか? おまえはわたしの……きょうだいじゃないのか……? そんなの酷いじゃないか! こんなに……心配なのに』
とかさ。かなり真面目にこのようなことを考えていたと想像できるわけだ。
でもってあの後しばらく二人っきりだったとしても、やっぱり似たようなことを話してると思うわけで。
……アスカガさんたち、まずはキラが幸せにならないとさっぱり進まないようです。
いや、おそらく幸せになっても進まないと思われます。その頃はまちがいなくキラが弟だってのを受け入れてる頃だろうし、アスカガさんたちが進むってよりキラを見守り隊が結成されるだけのような悪寒がしてなりません(笑)いいからおまいらも幸せになれやと。
つーか4人で幸せになるのが一番理想だなー。ノーマル的には。
2対2でラブるより、4人みんなで笑ってる図が見たいもんだ。
ついでに今回背景化したサイも入れて、フレイプラスで6人。こりゃ平和だ。
さらに言うなら、ぜひともフラガの兄貴に生き残っていただき、マリューおねえさまも加えて……
なんかカップル話で終わっちまうなあ(笑)まあしょーがないか。だって今回、ドキドキしながら展開を追っていた割りに、実はまったく話が進んでいないという……。
うーむ、これでほんまにあと4回で終わるのか?
あ、あえて言うなら、アズの元に明確にNJCがわたってしまいましたっつーネタがあるか。
つか重要なネタじゃないか! すっかり忘れてたよ!!
いやだってさ……アズがさ……阿呆なんだもん。
突然降って湧いたデータが嬉しいのはわかる。わかるよ。
でもさ、いっくらなんでもこぶし握り締めて「いやったぁぁぁぁぁぁぁ!!」はねーだろうよ……。
そう思わないか? 思っただろうみんな!
まったくアズよ、おまえはいくつだ。確か30代じゃなかったか? 一見FF7のルー○ァウスみたいだからアレレベルの年齢に見間違うが、確かそんくらいの年のはずだぞ? それがいやったぁぁぁかよ。ディアッカのグレェ〜イト以来の笑劇もとい衝撃だ。びっくらこいたよほんと。
なんか、フレイが渡してしまったディスクの重要性とか、それによって今後起こりうるだろう悲劇とか、そーいった暗い要素を全部吹っ飛ばしておもわずがくーとしか言えなくなったシーンでございました。
さて真面目なネタを思いだしたところで、ひとつ次回以降の展開の予想など立ててみるか。
あと残り4話になってしまったガンダムSEEDだが、なんかここに来ていまだにラストの展開が見えてこないよーな気が。まあいいや、雑誌等のネタを絡めつつやってみるべし。
おそらく次回は、手に入ったNJCを活用して連合軍が核の封印を解くとっから始まる……のかな? 25話だかなんだかでいきなり戦闘から入った話があったが、あんな感じで途中をスっとばすんだろうか。それはヤメて欲しいなあ。展開に付いてゆけんから。
その前にキラが立ち直ったのかどうかを教えてくれよ。
予告を見るに、アスランと二人で並んでるから、とりあえず戦いに出向けるくらいには立ち直ってるんだろうけど。
うーん、立ち直ったのかなあ。
基本的にラクスのかけた「でも、今ここにいるあなたがすべてです」ってのは、キラを全肯定するセリフだから、話的にそれだけで立ち直ったとしても問題は無いと思うんだよね。
ただ私的に、出生バレを人に言ったか言わないかってとこだけ知りたいんだよー。
つーか抱えたまんま消化せんでくれよーー。言ってくれよーーー。ポロっと零してくれよーーーー。
せっかく一番素のキラが出てきたんだし、ここはひとつ皆に心を打ち明けれ。
いやこの際、一番打ち明けやすい相手だけでもいいからなんてことは願望にあからさますぎだから黙っておこう。
――なあアスラン(ぽん)
いや待て脱線した。というわけで核の封印を解きつつ、予告を見るにようやくミーティアも起動するようで、ほっと一安心。
核攻撃に走る連合・ザフト両軍を止めに入るエターナル軍団ってところでしょうか。
しかし嫌な役どころだな主人公たち。初期の目的とすれ違ってしまった大人たちの暴走を止める役割かい。
まあアズは初期もなにも、最初からあんな感じなんだろうが……アスランのほうは辛いよな〜。パパ完全にイっちゃってるもんなあ。
ザフト側最終兵器ジェネシスは一体どんな形態なんだろうねえ。
アスランの最後の相手はこのジェネシス&背後のパトだと思うんだが――親子の惜別戦か。辛いな……。
育てとはいえ、マトモに二親が生きているのはこれでキラだけかい。そのキラだってもう実の親は無いわけだし、なんと親子縁の薄い奴らなんだ。
あとは寄り添って家族になるしか!!
いいのわかってるの願望だって。
そんな「せめてアスキラたちくらいは戦後まったり一緒に暮らして」なんて心の中でしか言わない。
つーか見せてくれないなら自分で。
そんなわけで次回は、核攻撃再び&ミーティア起動。
……核攻撃を目の当たりにするフレイさんの心境やいかに!
なんせ引き金を引いたのは彼女だし、一体どんなことを考えるんだろうかねえ。ちょっとそこが期待。
なんせフレイだけまだ成長の兆しが……成長しようよ。泣くだけじゃなくてさ。
あとはイザークがなにやら部隊を率いてっぽいですな。
そういやイザーク、仮面隊長にむちゃくちゃ不信感を抱いている顔をなさっておりましたが……彼はラストどうなるんだろうねえ。
個人的にはギリギリ49話あたりでディアッカとなんやかんやあったあげく、アークエンジェルに引っ張ってきてもらいたいところなんだがいかがなものか。
いや別にエターナルでもいいけど、いちおうバスターはAAにあるから。
キラも「僕たちみたいにならないで」って言ってたんだし、最終話までに和解してくれよ〜〜。
と、実は微妙にディアイザコンビも好きな私だった。
ふう、あと4話! 今後毎回カウントダウンだなあ。
もう少しだね。突っ走りましょう。