まだコメントが間に合ってないけど『ゲームアキ100 in2008』

好きなファミコンのタイトルを挙げるとなったらやはりこれが最初にきます。何気に秋葉原で初めて買ったゲームであり、ファミコンの本体こそなじみの電気屋さんで予約という形をとって購入しましたが、ゲームそのものを予約したのはこれが初めてでした。

場所はニュー秋葉原センター。年が明けてから予約できる店を探したため、どこの店でも断られて途方に暮れてた帰り道に、たまたま目に入ったニュー秋葉原センター入口のファミコン売り場で予約できたときの喜びは筆舌に尽くしがたいものがあったことを鮮明に記憶しています。ちなみに、予約券はチラシの裏みたいな粗末な紙に手書きで、しかも予約ナンバーは『01』、前金で500円でした。これ本当に有効なのかなと小学生ながら心配になったものです。

発売日当日は学校を休みたくて仕方なく、若干ゴネてみたところ母親からサボったら買ってやらないときつく往復ビンタされまして、その日はもう一日中そんなにソワソワしないで状態でした。そして、学校が終わってダッシュで家に帰り、ドラクエ狩りに遭遇しないように母親と一緒に秋葉原へ行きました。ドラクエ3を実際に手にしたときは本当にドキドキしましたね。帰りの電車の中で説明書を読みたかったのですが、当時から小心者だった私は不良に絡まれたら困るからとドラクエ3が入った紙袋を大事に抱えたままでした。

で、無事に家に辿り着いて安心したのか、それとも前日ワクワクしすぎてほとんど寝られなかったせいか、その日はプレイすることなくそのまま寝ちゃったと。朝になって目を覚ましたときに学校休んでドラクエ3やりたいとダダをこねてまた往復ビンタされたのも今ではいい思い出です。

ドラクエ3で遊んだ思い出としては、ゾーマ城の回転床は上を押しっ放しで抜けられるとうちの小学校に広めたのは私でしたね。あと、ロンダルキアの右手の法則を発見したのもうちの小学校では私でしたし、4の発売日翌日にはメタルスライムに聖水ぶつけてそれを自慢げに広めたのも私です。トルネコをレベル99にするとHPが900超えると言ったら嘘吐き呼ばわりされたこともありました。そんな感じに昔からドラクエに関してはやり込み野郎だった私ですが、さすがにランシールバグ技は人から聞きました。でも、種を増殖してステータスを最大まで上げたのは周囲では私だけでした。

それにしても、ネットがなかった当時にランシールバグ技とかバシルーラでレベル上げとかをかなり離れた場所に住んでる塾の友達も同時期に知ってましたし、小学生の口コミ力というのはとんでもないものがありますよね。