TESI1D400Jをフォルゴーレビアンカにするまで page.6
2006年6月17日、現在はカウルの合わせを調整中。
シートカウルのタンク部分の修正は終わり、シートカウルをフレームに組んだ状態で、左右のアッパーカウルを調整しているところですね。
FRPで作られたカウルは、型から切り出された時点では大きく余白が取ってあり、うっすらとアタリの線が入っているだけです。そこから大体の形を切り出していくのですが、車体は一台一台微妙に異なる為、まずは基準となるシートカウルを丁寧に削りだして車体に固定し、アッパーカウルの左右を組んでは外し、削ってはまた組んでを繰り返し、少しずつ車体に合わせていきます。大変時間のかかる作業になるようです。
2006年6月24日、今日は外装の支払い手続きをしてきました。
もともと秋頃に外装交換する予定だったので、全額用意することが出来ず、仕方なくローンを組む事にしました。
まだ外装の合わせが終わっていないようで納車はまだ先になるのですが、予定ではそろそろ塗装作業に入るハズだったので支払い手続きはこのタイミングでしてしまいました。
支払い手続きをこのタイミングでするからには、外装作業も一気に終わらせるつもりなのだと思います。合わせが終わったら一週間くらいで塗装作業も終えるのではないでしょうか(SWIFTの時が大体一週間くらいだった)。来週の進捗が楽しみです。
ところで、いまだに新品のウインカーをモトコルセを通してbimota本社にあたっているのですが、納車までに間に合わないかもしれませんね・・・。
問題のタンク部分です。
851や906のタンクとサイズが異なる為、タンクからシートにかけて、若干加工する必要があります。
400の方がタンクがシート寄りに出っ張っているので、実は400の方がポジションがきつい?
まずは基本となるシートカウルの調整です。
ここをフレームにきちんと合わせないと、後に調整するアッパーカウルまでズレてきてしまいます。
シートカウルが合わせ終わったら、カウル用の
ステーを取り付けて、アッパーカウルの調整に入ります。
大体調整が終わったアッパーカウル。
これからアンダーカウルステーを取り付け、アンダーカウルの調整に入ります。
真っ黒の車体を見ると、ハンディカムのCMに使われた車体を思い出します。真っ黒も悪くないですが、フロントフェンダーが浮いてますね・・・。
2006年7月8日、フレームの合わせが終了し、現在は塗装の下地作業中のようです。
いよいよ塗装ブースに入ったので、おいそれと覗く事は出来ませんが、塗装作業に入ってしまえばそこはホワイトハウスのお家芸、きっとハイスピードで仕上がってくるでしょう。
表面を均して、サーフェイサーを吹いて表面処理をした状態です。まるで模型を作っているみたいですね。大変高価な模型になりますが・・・。
アッパー2つ、シート、アンダーとその面積を考えると、これまた大変な作業ですね。
ついでといっては何ですが、テージには定番のスイングアームガードです。
今までずっと付けてなかったのですが、万が一立ちゴケなんかをしてしまったら、ここは必ず地面に当たるところのため、たいていの人はこのようなパーツを自作、もしくはワンオフで作ってもらって付けています。
2006年7月16日、今日は朝早くからホワイトハウスに出向いて、不用となったtesi1D400J用純正カウルの回収に行ってきました。いやー、フルカウルなので思った以上にかさばりますね・・・。家の入り口を片付けていなかったので、玄関を通すのに一苦労でした。
先月渡したカラーサンプルを元に用意されたbimotaやFolgoreBiancaといった文字類のマスキング用シートです。
ホワイトハウスでは、文字類はフリーハンドによるものか、カッティングシートによるものの2種類がありますが、今回はカッティングシートをマスキングに使って塗装されます。
今までほとんど話に上がらなかったシートそのものですが、ホワイトハウスでは色々な素材から選ぶことが出来ます。
今回は皮のシートであれば、そんなにこだわりませんという感じでなんとなく流していたのですが、ビックリ!
なんとシートにステッチラインが入った、豪華仕様になってました。しかもシートの形に合わせて、折り返し部分まで縫い合わせてあるといった懲りようです(佐藤社長自身による手作り)。
ありがとうございます!
そして、ベースカラーとなるパールホワイトが綺麗に塗装され、レッドとグレーメタリックの塗装用のライン出し作業に入ってました。
すでに大体のあたりがつけられていて、メインの塗り分け部分にはテープでラインが引かれています。このラインがそのままマスキング用のラインになり、それぞれのカラーが重ねられていきます。
後ろから見るとこんな感じです。
シート部分のボリューム感が、ラインの入り組み方でより強調されていますね。予定ではここはグレーメタリックになるので、今よりは引き締まって見えるでしょう。
そして、ビアンカのカラーリングサンプル用として
三面図を頂いたので、さっそく4月に渡したカラーイメージを着色して書類と一緒に渡してきました。
この時点ではあくまで希望のラインなので、これを元に塗装スタッフの方が実車にあわせてアレンジしていきます。