金太の独り言







聞こえる音は、ケロットのディーゼルエンジンの音だけなんだ。
真っ黒な夜の空に浮かんでるみたいに(雰囲気を盛り上げるため)
明かりを消してるケロットのコックピットにいる時が、
オイラにとっては、休み時間なんだ。 ちっとばかし、うるさいけど(^_^;

メチャクチャ凄かった戦いも、どっかに行っちゃうみたいで、
あんなに憎ったらしかったキャンベル星人への気持ちも、
その時、オイラの心の中には…不思議と無いんだよな。 何でだろう?

その後、オイラの心に、ゆっくりと広がってくるのは、
独りぼっちになった時のような感じ…『こどくかん』ってヤツ?
そして、遠い遠い電話も通信も繋がらないような星にいる人への、
何だか暖かいような気持ちが
流れ星が近づいてくるみたいに、その正体を少しずつ明らかにして、
オイラを慌てさせちゃうんだ。

少年よ、大志を抱け!(謎)

オイラは、いつも胸を張って叫び、
コックピットの外を睨み付けるんだ。






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