バトルマシンの裏話




バトルクラフト バトルマリン バトルタンク
バトルクラッシャー バトルジェット




 ★ バトルジェット ★


 各バトルマシン。ただ単なる戦闘機ではなかった。対キャンベル戦争が終わっても、十分に利用可能な機体だったのだ。ロマンアルバムの企画段階の設定資料からそれが分かる。


○ロマンアルバム設定資料より抜粋

 大容量の記憶と思考回路を持つコンピューターを搭載している。コン・バトラーV全体の司令塔となる。巡航にあたっては、通常の小型原子炉(マイクロ・パイル)によるロケット推進だか、危急の際は光子ロケットとなり、亜光速で突進する。一見すれば、光の流れである。 艇を回定して使えば、恐るべき光子砲(フォトンガン)として威力を発揮するが、長時間使うと発射口が解けてしまう。

 平和時の開発計画の時は、移動コンピューターとして、計画推進の要であった。


 上記の設定に出てくる“光子砲”というのは、要するに“マグネレーザー”の前身だろう。しかし…「光の早さ」で爆進したら、人間死んじゃうよ…(^_^;



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 ☆ バトルクラッシャー ☆


 たくさんの武器を持つクラッシャー。このクラッシャーも、その前身は土木作業車もどきだった…(^_^;


○ロマンアルバム設定資料より抜粋

 アームから繰り出す七つ道具は、ミサイル有り、ショベル有りの変幻自在の戦闘が可能である。
 決定的な武器は、エレクトロ・ダート。巨大な矢を射出して命中すると、アームと矢の間に火花が飛んで敵は強烈な電撃を受けて硬直する。

 平和時には、自走式万能作業車であった。


 “エレクトロ・ダート”は企画段階から有った武器だったのか…。本編では、単なる“槍”もしくは“火薬入りダーツ”みたいな感じだったが、企画段階では“麻痺矢”みたいな物だったのねぇ。



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 ★ バトルタンク ★


 タンクは、企画段階でも、やっぱりタンクだった(笑)


○ロマンアルバム設定資料より抜粋

 サーメット(チタンカーバイト、地球上ではダイヤに告ぐ固い物質)によろわれた重戦車である。超重プルトニウム燃料によるマイクロ原子力発電所を内蔵して、このボディとドッキングする限りエネルギーの心配はない。
 武器としては、バルカンミサイル(ガトリング砲タイプのミサイルランチャー)と高圧放水がある。

 平和時には、破壊工事と、動くエネルギータンクとして活躍した。


 戦争終了後に、1番役立った機体かも知れないね(^o^) バトルマシン最大のパワーを持つタンクなら、ガレキを次々に撤去して整地するなんて朝飯前だったろうなぁ。



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☆ バトルマリン ☆


 空で海で、見事な脚線美(笑)を見せてくれるマリン。企画段階では運搬修理が役目ではなかったらしい。


○ロマンアルバム設定資料より抜粋

 電磁ジェット推進による高速双胴船。海中海上を問わず、水中パラシュートを用いて自在にかけ回る。
 武器にプラズマ砲があり、超高熱の原子ガスを敵に浴びせ、同時に隠身の作用もする。

 平和時には、海底開発用主に海底農園に使用された。


 本編では“投下爆雷”くらいしか武器を持ってなかったマリンだが、企画段階には、武器らしい武器があったのねぇ。何で武器が無くなっちゃったんだろう?



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 ★ バトルクラフト ★


 なんと、企画段階では宇宙での利用まで考えられてしたクラフト。実は、超大型ミシンだった(笑)


○ロマンアルバム設定資料より抜粋

 宇宙空間から地底まで、全て行動可能の偵察艇。攻撃を受けると、双児艇の一方を切り離して、トカゲの尾みたいに使うこともできる。武器として、ハイウェーブミシンがある。高周波を発して、瞬時に物体を接着するいささかコミカルな兵器である。ミサイル同士をくっつけたり、敵の砲口を縫い合わせたりする。

 平和時には、パトロール艇だった。


 本編でも“ハイウェーブミシン”が残っていたら面白かっただろうに(笑) 戦争終了後にだって、立派に使えたはず。建築物のヒビ割れとか、亀裂が入って寸断された道路の応急処置とか出来たと思う。



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