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「ほんものの人生じゃ、負けたらやり直しがきかないことがあるが、
競馬はいいですね。また来週ってことがありますからね」
実際、偶然のない人生なんて存在しない、というのが私の競馬哲学なのであった。

−−−寺山修司「山河ありき」

槍ヶ岳〜焼岳
2001年8月29〜31日




そのとき、私はそこにいた。
大学時代、邪道の合宿ばかり行っていた私にとって、実に8年ぶりの上高地である。
なかなかに感慨深いものがある。




   

登頂開始。登る。





そして征服。なかなかエキサイティングな眺めである。





だが、こんなものでは足りない。はっきり言って歩き足りない。


   

というわけで、南岳へ。穂高へと至る大キレットを眺め、自分がそこを歩く姿を想像する。
「…………うむ、死ぬな。間違いなく」
一人納得し、下山。


     

そして、翌 日焼岳へ。

さすがにこれだけ歩けばおなかいっぱいです。もう山はいりません。
んで下山。さらば、上高地よ。また会おう。



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