2005年の寺山修司情報
寺山修司関連の公演・展覧会の情報
2月24日(木)〜27日(日)
演劇実験室カフェシアター『阿呆船』(作 寺山修司/演出 中沢清/会場 長野ネオンホール)
(関連URL http://www.avis.ne.jp/%7Eneonhall/)
3月16日(水)〜20日(日)
演劇集団・池の下『邪宗門』(作 寺山修司/演出 長野和文/会場 SPACE107)
寺山修司全作品上演計画を掲げる同劇団の復活第二作。宣伝美術は丸尾末広。劇を成立させようとする黒衣と、劇を壊そうとするスタッフとの対立を描き、「劇場の中の暴力」について問題を投げかけた、寺山戯曲初期の傑作。3月19日夜の回にて観劇。
4月4日(月)〜9日(土)
『寺山修司・土方巽映画ポスターコレクション』展(会場 銀座・スパンアートギャラリー)
寺山修司が制作、監督した映画と、土方巽が出演した「恐怖奇形人間」のポスターを展示するとのこと。
(URL http://www20.big.or.jp/~sag/)
TERAYAMA SHUJI ILLUSION 2005 寺山修司生誕70年記念
4月28日(木)〜5月18日(水)
『ジャパン☆アヴァンギャルド―アングラ演劇傑作ポスター展』(会場 北千住・THEATRE1010アトリエ)
4月28日(木)〜5月8日(日)
『血の起源』(作 寺山修司/演出 栗田芳宏/会場 北千住・THEATRE1010)
蜷川版『身毒丸』の音楽を担当した宮川彬良が、出演者に西島千博・安寿ミラ・舘形比呂一らを迎えて、再び寺山修司の世界に挑む音楽劇。大阪公演(5月10日)もあり。5月7日昼の回にて観劇。
5月12日(木)〜18日(水)
演劇実験室万有引力『奴婢訓』(作 寺山修司/演出 J.A.シーザー/会場 北千住・THEATRE1010)
『怪僧ラスプーチン』、『幻音楽劇 草迷宮』と演目が二転三転した2004年秋の見世物オペラ公演は中止となり、2003年に新国立劇場で上演され好評だった『奴婢訓』を再演する。福岡公演(6月4日)もあり。
(関連URL http://www.t1010.jp/,http://www.banyu-inryoku.net/)
5月3日(火)〜5日(木)
演劇実験室経帷子『犬神』(原作 寺山修司/演出 広田謙一/会場 長野県・まつもと市民芸術館)
(関連URL http://www.geocities.jp/kyokatabira999/)
5月4日(水)
『妖怪道中〜一日だけの渋谷天井桟敷館〜言葉の魔術師寺山修司への道』(会場 大阪・千日前クラブウォーター)
出演者は元天井桟敷の昭和精吾と、見世物パンク一座ストロベリーソングオーケストラ。
(関連URL http://www.geocities.jp/ichigogakudan15/index.html)
6月3日(金)
寺山修司生誕70年特別ライブ『雑踏にまぎれて叫ぶ種子あり』(会場 新宿LiveFreak)
出演者は、第十三号雑居房、母檸檬、昭和精吾。
(関連URL http://www7a.biglobe.ne.jp/~zakkyo13/,http://hahalemon.gozaru.jp/
6月9日(木)〜12日(日)
遊行舎『中世悪党傳〜誰がために鐘は鳴る』(原作 寺山修司/構成・演出 白石征 会場 東京・シアターX)
寺山修司のテレビドラマ台本「楠木正成」「足利尊氏」を下敷きに、白石征が構成・演出する歴史絵巻。3年間で3部作を上演する企画の完結篇で、足利尊氏の死を描く。
(関連URL http://www32.ocn.ne.jp/~yugyosya/)
6月26日(日)
門天朗読会 其の壱『寺山修司のことばをめぐって』(講師 萩原朔美/会場 門仲天井ホール)
(関連URL http://www5f.biglobe.ne.jp/~monten)
7月24日(日)
『怪奇幻想文学サロン 白薔薇倶楽部 〜テラヤマワールド〜』(会場 渋谷・青い部屋)
出演者は、常川博行、紫ベビードール、高萩幽司、朝日太一、吉田酢酸先生、電気箱ブレーメン、ヤスミン、純潔の白薔薇哀。オリジナルのテラヤマカクテルもあるとのこと。
(関連URL http://www.aoiheya.com/index2.html)
8月7日(日)
テラヤマ・ワールド2005 in 三沢「白いクレオン」(会場 三沢市・寺山修司記念館)
作家の長部日出雄さんをゲストに迎え、「寺山修司における故郷の意味」についてのトークショーを開催。またこの日から1年間の特別企画展「誰か故郷を想わざる―寺山修司が謳った故郷と故郷の寺山修司―」の展示を開始。
(関連URL http://www.misawasi.com/~shuji-museum/)
8月13日(土)〜14日(日)
翠 第14回公演『星の王子さま』(作 寺山修司/脚色・演出 登り山美穂子/会場 青森市男女共同参画プラザ・カダール)
(URL http://www.max.hi-ho.ne.jp/sui97/)
9月14日(水)〜18日(日)
劇団黒テント+ノットル『血筋』東京版(原作 寺山修司『犬神』より/演出 桐谷夏子/会場 theatre
iwato)
(関連URL http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/)
10月8日(土)〜21日(金)
戦後60年企画第6弾『ATG 挑発のフィルモグラフィ』(上映館 池袋・新文芸坐)
1960〜80年代のATG映画28作品の特集上映。寺山修司作品は、10日(月)に『田園に死す』(監督)・『書を捨てよ町へ出よう』(監督)、12日(水)に『初恋・地獄篇』(脚本)、15日(土)に『サード』(脚本)を上映。
10月13日(木)〜18日(火)
月蝕歌劇団『盲人書簡-上海篇-』(作 寺山修司/演出 高取英/会場 ザムザ阿佐ヶ谷)
劇団創立20周年・本公演50本記念連続公演として、10月5日(水)〜10日(月)の『新撰組in1941-ナチス少年合唱団-』(作・演出 高取英)と続けて上演。10月15日昼の回にて観劇。
(URL http://www.gessyoku.com/)
第10回まつもと演劇祭関連企画
10月28日(金)〜11月13日(日)
『ジャパン・アヴァンギャルド−アングラ演劇傑作ポスター展』(会場 まつもと市民芸術館・シアターパーク)
11月13日(日)・12月2日(金)・3日(土)
寺山修司生誕70周年記念『寺山修司◎映像詩展』(会場 まつもと市民芸術館・小ホール)
(関連URL http://www.city.matsumoto.nagano.jp/mpac/,http://homepage2.nifty.com/M-C-S/)
11月12日(土)〜13日(日)
翠 第14回公演『星の王子さま』(作 寺山修司/脚色・演出 登り山美穂子/会場 伊丹市立演劇ホール)
(URL http://www.max.hi-ho.ne.jp/sui97/)
寺山修司生誕70年記念『早稲田大学の寺山修司展〜青少年のための寺山修司入門〜』
11月15日(火)〜19日(土)
ポスター展(会場 小野梓記念館1階・ワセダギャラリー)
11月17日(木)〜19日(土)
映画上映&トークショー(会場 小野梓記念館B1・小野記念講堂)
(関連URL http://www.waseda.jp/jp/culture/)
寺山修司の母校・早稲田大学で開かれる、初めてのポスター展&上映会。上映作品は17日(木)が『田園に死す』、18日(金)が『書を捨てよ町へ出よう』、19日(土)が『二頭女』・『ローラ』・『審判』と、安藤紘平監督作品『アインシュタインは黄昏の向こうからやって来る』。連日、上映後にトークショーを開催。11月19日にポスター展のみ鑑賞。
11月19日(土)〜20日(日)
音楽劇『青ひげ』(作 寺山修司/演出 串田和美/会場 富山市芸術文化ホール内・舞台上特設シアター)←訂正しました。
(関連URL http://www.aubade.or.jp/ , http://i-toyama.com/data.phtml?z=956a43a4d5cba720367f8486267e99d9.html)
12月1日(木)〜13日(火)
寺山修司生誕70年 寺山修司+森山大道「あゝ、荒野」展(会場 渋谷パルコパート1・ロゴスギャラリー)
1966年に出版された寺山修司唯一の長編小説「あゝ、荒野」と写真家の森山大道とのコラボレーションによる展覧会。12月10日にパルコ出版より発売される新装版「あゝ、荒野」に収録される森山大道の写真数十点を展示する他、初版本・掲載誌やパネルなども展示される。また、書籍の会場先行販売、会場限定の特装本・特製B全ポスターの販売などもあるとのこと。12月10日(土)はトークショーもあり。12月3日に鑑賞。
(関連URL http://www.parco-art.com/web/logos/terayama//)
12月16日(金)
寺山修司生誕七十年記念 第4回『名物かいぶつ祭り』(出演 九条今日子、蘭妖子、昭和精吾、なつこ、他/会場 神楽坂・セッションハウス)
寺山修司関係の発売情報
寺山修司『ポケットに名言を』・『家出のすすめ』・『寺山修司青春歌集』(角川文庫)1月25日発売。
寺山修司『さかさま恋愛講座 青女論』・『幸福論』・『寺山修司少女詩集』(角川文庫)2月25日発売。
寺山修司『不思議図書館』・『誰か故郷を想はざる』・『さかさま世界史 英雄伝』(角川文庫)3月25日発売。
(関連URL http://www.kadokawa.co.jp)
寺山修司生誕70年記念として、新装版を3ヶ月連続でリリース。表紙が林静一の描く少女絵から、鈴木成一デザインによるhanaeをモデルにした写真に変更になった。関連企画として、帯についている応募券を2枚集めて送ると、寺山修司オリジナル図書カードが500名にプレゼントされるとのこと。
DVD『レミング―壁抜け男 天井桟敷最終公演』(カズモ、5,800円)4月25日発売。
以前にビデオ化された、1982年の天井桟敷最終公演のDVD化。特典映像として、三浦雅士による寺山修司・最後のインタビューと、扇田昭彦と九条今日子の対談を収録。「血の起源」「奴婢訓」「ポスター展」の会場(4月28日〜5月18日)にて、先着100本につき5,000円の特別価格にて先行割引販売。
絵本『かもめ』(アートン社)5月20日発売。
文・寺山修司、絵・下谷二助のコラボレーションによる絵本。寺山修司がダミアンのシャンソンを元に書いた恋物語。
DVD『無頼漢』(東宝ビデオ)5月27日発売。
河竹黙阿弥の狂言「天衣紛上野初花」を題材にした、監督:篠田正浩、脚本:寺山修司のコンビによる異色の時代劇のDVD化。仲代達矢・岩下志麻らの主演で、1970年に公開された作品。
なつこのデビューシングルCD『ときには母のない子のように/戦争は知らない』(ローヴィングスピリッツ)6月22日発売予定。
かつてカルメン・マキが歌った寺山修司作詞・田中未知作曲の名曲を、新人歌手のなつこが鮮やかにカバーする。
久保田幸枝・著『あさっての夢―寺山修司句集『花粉航海』230句を航海する 詩歌句新書(5)』(日本詩歌句協会)8月発売。
『寺山修司幻想劇集』(平凡社ライブラリー)9月発売。
「疫病流行記」「奴婢訓」など、1970〜80年代の寺山修司の代表的な戯曲を集めた作品集。
田澤拓也・著『虚人 寺山修司伝』(文春文庫)10月7日発売。
1996年5月に刊行され同書の文庫化。
九條今日子・著『回想・寺山修司 百年たったら帰っておいで』(デーリー東北新聞社)10月11日発行。
デーリー東北新聞に平成15年7月から平成16年12月まで連載されたものに加筆したもの。九條さんの寺山回想録としてはすでに『ムッシュウ・寺山修司』(ちくま文庫)がありますが、また違った切り口から語られているので読み比べて見るとよろしいかも。
DVD『初恋・地獄篇』(ジェネオン・エンタテインメント)10月21日発売。
監督:羽仁進、脚本:寺山修司、主演:高橋章夫・石井くに子による1968年劇場公開作品のDVD化。
『寺山修司青春書簡―恩師・中野トクへの75通』(二玄社)12月7日配本。
若き日の寺山修司が恩師に宛てた75通の手紙を、図版入りで紹介する資料集。九条今日子監修、小菅麻起子編。
(関連URL http://www.nigensha.co.jp/shodo/)
寺山修司+森山大道『あゝ、荒野』(パルコ出版)12月10日発売。
岸本宏・著『寺山修司の声が聞こえる』(清流出版)12月上旬発売。
寺山修司フリークである著者が、寺山修司になりきって書いた6本の一人芝居のオリジナル脚本集。
(関連URL http://www.seiryupub.co.jp)
結城信孝・編『白熱』(ハヤカワJA文庫)12月16日発売。
競馬の世界をモチーフにした八つの短編を収録したアンソロジー。寺山修司「おさらばという名の黒馬」収録。
キングレコード+PARCO出版二社合同企画として、寺山修司のラジオドラマを復刻。
ラジオドラマCD『中村一郎/大人狩り』・『鳥籠になった男/大礼服』・『いつも裏口で歌った/もう呼ぶな、海よ』・『犬神歩き/箱』・『恐山』・『山姥』・『まんだら』・『黙示録』の8作品、キングレコードより12月21日発売予定。
GWにTHEATRE1010で開催されたアングラ演劇傑作ポスター展のチケット裏面でひっそりと告知されて以降、数ヶ月を経てようやく発売。若干当初の予定とラインナップを変更。
(関連URL http://www.tanomi.com/shop/dvd/items02913.html,http://www.tanomi.com/shop/dvd/items02914.html)
DVD『上海異人娼館 デジタル・リマスター版』(紀伊国屋書店)12月22日発売。
ポーリーヌ・レアージュの『O嬢の物語』を下敷きに、寺山修司が1981年に監督したフランス映画。
寺山修司関連作品の放送情報
2月7日(月)〜3月28日(月)NHK教育,毎週火曜日,22:25〜22:50放送
NHK人間講座「美輪明宏 人生・愛と美の法則」(全8回)
『青森県のせむし男』・『毛皮のマリー』などに主演した歌手・俳優の美輪明宏を講師に迎え、美を学び愛することが人生にいかに輝きを与えるかについて語るとのこと。3月14日の第6回放送では、“「黒蜥蜴」と「毛皮のマリー」―舞台の人生模様”がテーマ。副読テキストも同時発売。
3月27日(日)NHK教育,19:45〜19:55放送
NHK映像ファイル・あの人に会いたい「寺山修司」
寺山修司関係の特集・雑誌記事
トーキングヘッズ叢書No.23「特集★昭和幻影絵巻闇夜の散歩者たち」2005年3月31日発行。
江戸川乱歩・実相寺昭雄の作品など、昭和・日本的な闇の世界を扱った特集。THEATRE1010で開催されるポスター展と1960年代のアングラムーブメント、「書を捨てよ町で出よう」「田園に死す」などの寺山作品の解説が掲載されている。山本タカト・佐伯俊男・丸尾末広などの闇の絵師の特集も必見。
「朝日新聞」2005年4月21日付朝刊
芸能欄に「寺山修司、今度は生誕70年」という記事。北千住のTHEATRE1010で開催される3企画など、今年の寺山関連のイベントが紹介されている。
「週間金曜日」2005年6月3日発売号
「拝啓 寺山修司様」と題した、フリーライターの樋口ヒロユキ氏による記事が掲載されている。寺山修司生誕70年の5月に各地で開催されたイベントの模様を、写真とともに紹介。
「東京人」2005年7月号、6月3日発売。
特集「新宿が熱かった頃1968ー1972」と題した、アングラカルチャーの特集。J.A.シーザー・宇野亜喜良・原田芳雄・唐十郎・若松孝二らへのインタビューなどを掲載。
「朝日新聞」2005年6月14日付朝刊
文化欄の連載記事「戦後60年の透視図」の第2部「イメージ空間」、第1回は歌謡曲がテーマ。都会へのあこがれと故郷への思いに引き裂かれた心情を描いたのが戦後の歌謡曲であるとして、その代表例としての寺山修司の生い立ちと故郷を詠った短歌を紹介している。原有希によるコラージュ写真も掲載。
「すばる」2005年11月号(10月1日発行)
32ページにわたって、“生誕七十年 寺山修司の「強度」”と題した特集が組まれている。内容は鴻上尚史と都築響一の対談「書捨つるほどの“町”はありや?」、巽孝之の評論「ゲリラはメッセージだ」、三度目の登場となる「月刊テラヤマ新聞 号外すばる版」など。
「朝日新聞」2005年10月16日付朝刊
読書欄の「ポケットから」のコーナーで、社会学者の橋爪大三郎によって寺山修司著『寺山修司幻想劇集』(平凡社ライブラリー)が紹介されている。
「東京人」2005年12月号、11月2日発売。
小特集「生誕70年 寺山修司の東京地図」、全22ページ。山田太一と関川夏央の対談のほか、九条今日子・萩原朔美・白石かずこ・高取英・大槻ケンヂ・平田俊子らが寺山修司について語っている。
「朝日新聞」2005年12月1日付朝刊
文化欄で『あゝ、荒野』(パルコ出版)の出版とロゴスギャラリーでの記念展のことが紹介されている。
その他の寺山修司関連のニュース
復刻版CDBOX『オペラ横尾忠則を唄う』2月3日発売。
1967年、横尾忠則と一柳慧が組んで当時世界初のピクチャーレコードとして発表した2枚組レコードを、4枚組CDとして復刻。LPサイズのBOXには特典として、状況劇場・演劇実験室天井桟敷などの60年代ポスターアートを網羅したポストカードセット、東野芳明・寺山修司らが寄稿した豪華ブックレットなどが収録されている。
(関連URL http://bridge-inc.net)
『TERAYA-MA-GAZIN寺山修司webマガジン』5月21より発行開始。
「書を捨てよ、町へ出よう」「幻想詩歌句集」「映像ギャラリー」「寺山修司研究」の四つのパートからなる、寺山修司インターネットマガジン。
VOL.1、5月21日刊行。VOL.2、10月刊行。
(URL http://www.voyager.co.jp/Terayama/)
『岸田理生作品連続上演2005』6月28日(火)〜7月13日(水)、こまばアゴラ劇場にて
昨年に引き続き、寺山修司の愛弟子だった岸田理生さんの三回忌にあわせた追悼企画として、ルームルーデンス・ユニットR・オフィスプロジェクトM・流山児事務所ら6団体が岸田戯曲の連続公演を行う。
(関連URL http://www1.odn.ne.jp/%7ecam70590/rio/2005.htm)
世田谷文学館・常設展示室『文学に描かれた世田谷 100年の物語』、11月8日リニューアルオープン。
開館10周年を迎えた世田谷文学館が、世田谷を描いた文学作品をテーマに常設展示を全面的にリニューアル、その展示構成の一角に「寺山修司と〈演劇実験室・天井桟敷〉の誕生」のコーナーが設けられた。展示品の目玉は、榎本了壱氏が描き下ろしたB全サイズによる〈下馬の天井桟敷・平面図〉。
(公式URL http://www.setabun.or.jp)