・SONY QuarterL PCY-333 秋葉原の某所のジャンク屋さんを、ちらりと覗いてみると、一緒に居た友人が、「おい、あれを見てみろよ」みたいな事を言うので、指し示す方を見たらなら ば、店員さんが、カウンターで、キーボードの清掃をしているのを確認した。 そのキーボードのカタチを頭の中で認識した途端に、思わず声を上げていた。 「それは売りモノなのでしょうか?是非とも、購入したいのですが!」と。 続けて、「幾らになるのですか?2千円、いや、5千円?」と。 店員さんは、驚いて、「いや、今は店長が居ないので、来てから、お願いいたします。」みたいな答えを得、それではと、他のお店を巡回していて、こんなもの を無料で手に入れることが出来たりした。(→参 照) 再び、そのお店に戻り、店長さんとお話しを交わし、無事に入手。値段は覚えていない。 友人に感謝である。 てなわけで・・・。そのキーボードとは。(タイトルでバレバレですが、予告でネタばれされるようですけども) SONYの! QuarterLといえば! PCY-333なんだと! 表です。キートップが黄色変化しております。 裏です。とてもしっかりとした造りに、感心してしまいます。MODEL名のPCY-333という番号付は、SONYファンとしては、心躍る番号です、オー ディオ機器の代表的なシリーズには、いつも333、555、777という番号が付与されてました。よって、555、777という型番が存在するのかも?と いう淡い期待をさせてしまうわけですね。 チルト機構の足です。さすがにしっかりしてますね!(贔屓目) 足を出した所、カチッという風に固定されます。 横から見た所。 こおすると、ずっしり感が出るかな? 足を出して横から見た所、逆光。 ならば、こっちから。 キートップを外してみました。SMKの黄色軸です、以下に軸の説明がありました。 ATELIER SILENCIUM by SPARC →メ カニカル キーボード キートップの構造を見ると、樹脂の厚さが末広がりで薄くなってます。キートップだけが黄色変化するあたり、あまり良い材質では無いような気がします。だか ら、型番が333なんだ!と納得する点ですね。オーディオ機器では、さらに下の222があったりするのですが。 スタビライザーバーが無いキートップを外してみました。 スタビライザーバー外すと、再び付けるのが針の穴に糸を通すような作業なので、嫌なんです。思わずウッキー!となってしまいますし。 さて、ばらすよぉー。筐体の上下を固定していたネジ群。七つのネジ! ネジを外して、開封を待っているキーボード。 開封してキーボードユニットを見た所、鉄板です。F1キーの所が錆びている・・・。後、色々とゴミとかシミとか・・・。拡大すると、歴戦を物語る光景が展 開されてますね。 キーボードユニットの裏を見ると、シールドされてます。また、厄介なことに、基盤とシールド板が頑丈なテープで固定されており、シールド板を剥がすには、 剥がすと再生不可の様なテープを切る必要がありそうです。 筐体の裏にある、製造年月日が示されているようですが、わかりずらい代物です。こっちはキー側の筐体の裏面。 うーん、この汚れは洗った方が・・・。 こっちはチルト側の筐体の裏面。 キーユニットの番号。DOSVって記述されてますね。AX版もあるので。 キーユニットの裏、シールドをちょっとめくって・・・。 キーユニットの横から見た所、この黒いのがシールドと基盤をがっちり固定しているテープ。SMK製のは、いつもこおゆう点で、最後までばらさしてくれませ ん。(→参 照) キートップの裏。今回は、キー順に並べたので、復旧は楽でした。 動画を撮ってみました。 ひさしぶりに、このキーボードを出してきて、叩いていると、何とも主張が無い感じがあり、作業に没頭できます。当時、自分がパソコンに触れながらも、キー ボードに関心が出なかったのは、こおゆう風な打感ばかりだったという点に気づかされます。 キーボードに関心が出たのが日本IBMの、タイプライターの打感を再現しようと苦労した代物から入り、最終的にATキーボードに行きついたという点から見 ても、日本のキーボードの最終点と米国での最終点が違ったというのが自分なりの結論に至りました。 |