うど

以前あるテレビ番組で「あく抜き」のことを取り上げていました。一口に「あく」といってもさまざまで、顔をしかめてしまうような不快なものから、このウドのように爽やかな春を感じさせてくれるようなものまであります。

ただし、このウドは時間が経つとすぐ味が変わるものです。採れたての時は、あくの苦味よりも甘みの方が強く、その瑞々しさとあいまって、何とも上品な香りを放ちながら私達を魅了します。少し時間が経っても、天ぷらやあえ物にして美味しく頂けますね。

ウドの性質や食味は、土壌や地形、日当たりなどによって左右されるようです。

私の実家では昔から1メートル近くまで伸びた茎の部分を、ワラビやアザミ等とともに漬けておいて、正月やおめでたい時のご馳走として出てきます。東京暮らしをしていた時、むしょうにこの味が恋しくなったりしたものでした。

初夏まで若葉を摘みとって、美味しい天ぷらが味わえます。
 <ウドの漬物>
◆ お昼にいただいた、お袋の味。ウドの漬物の煮びたしです。

漬物用のウドは、1m近くまで伸びた茎を春(5月頃)の間に沢山漬け込んでおきます。
それを冬になってから少しずつ出して、煮びたしにして食べます。

ポタポタして、ウドの独特の風味が楽しめます。
これぞまさに、田舎の味!

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