5月 1日(土曜日)

<赤いバイクに乗車しているのは教官です(採点者)>
今日は晴天。卒業検定を行うには最高の条件である。
検定前に1時限の「自由教習」があり、その後「卒業検定」という具合に進む。
(自由教習)
自由教習とは、1時限(50分間)の時間を使用してコースを自分の好きな様に
走行することができる時間。
ここで、1・2コースを走行練習したり、特別課題コース(スラロームなど)を
集中的に練習できるので、私はまずコースを練習する為、最低各コースを
2回ずつ走行したいと思いながら練習した。
が、自由教習とはいっても他の教習車も同じコースを走行している為、
結局コース練習が出来たのは各コース1回だけだった。
「もっと練習したい」と思っても、さすがに教習所のコース、追いぬきや
追い越しはほとんど出来ないので、車の教習車の後方で止まって待つしかない。
そうやって時間が過ぎ、残り20分(教官が教えてくれた)の所で、特別課題を
集中的にこなす事に急きょ変更した。
実際に特別課題を走行したのは5〜6回は走行出来たと思う。
私は特別課題の「一本橋」が大の不得意だったので一番練習したかったという
のもあり、今回この「自由教習」を受けて良かったと思った。
で、その「一本橋」だが練習では1度も失敗しなかった。かなりの自信になった。
終了時刻に近づいた時に教官が一本橋の計測をしてくれたみたいで、
「8.5秒だった」と言われ、ちょっとショックだったので最後の一本橋練習では
自分なりに粘って頑張った。ま、タイムはどうあれ、結構納得がいく自由教習だった。
その1時間後に「卒業検定」。
その間、一緒に自由教習を受けた人とバイクの話で盛り上がっていた。
その人は東京都八王子から電車でこの教習所へ通う34歳の男性。
今は400ccバイクに全く乗っていないらしいが、「自己流」の乗り方に戻って
しまうのを敬遠し、教習所に通い出してからは1度も乗っていないという。
「はやくビックバイクに乗りたいな」と言っていた彼と卒業検定待合室に向かった。
(卒業検定)
等々来てしまった。この時が!
待合室には今日卒業検定を受ける他の2人が居て全員で4人の卒業検定。
まず、担当教官が卒業検定についての説明を話だした。
教習原簿の中に採点表が入っていて、そこに記載されている内容を確認する様
指示され確認した時、「ほんとに卒業検定なんだな」と実感が沸いてきたと同時に
緊張感でいっぱいになった。
「今回の検定コースは2コース目を走行する」と話があり、コースについての
説明も合わせて受けた。1・2コースとも自分では覚えてきた事もあり、コース発表が
あった時には、あまり動揺しなかったと思う。
5月1日12:00。検定開始である。
私の検定順番は4人中3番目。結構良い順番だった。
一番最初は、先ほど話をしていた34歳の男性。かなり緊張していた。
早速教習が始まり、1人目・・・2人目・・・・・そして・・・・・
私の順番が回ってきた。すごく緊張していたのを覚えています。
それでも「頑張りますか・・・・」と自分をちょっとだけ励まし、いざコースへ。
走り出したら、いつもの教習と同じ感覚(緊張が薄らいできた)ので、慎重に
かつスピードを控えめにしつつ確実に走行順序をこなして行った。
途中の左折でウインカーが出てなかったので急いで出したり・・・・・・・・
進路変更がもたついたり・・・・・・・・・・・・
気がついたら緊張しっぱなしだった。緊張で汗もかなり出た。はぁ〜しんどい・・
最後に恐怖の「特別課題」。来てしまった!
最初はスラローム。・・・・・・・・・・・・・・・クリア!
急制動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんとかクリア!
波状路・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これも体制がイマイチながらなんとかクリア!
そして一本橋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一本橋の停止線で大きく深呼吸し、バイクを走らせた。
目線は前方に移し、橋の半分までは少し早めのスピードで後半減速ぎみにタイムを
稼ぎ出した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
な、なんと「クリア」してしまいました! 自由練習の成果がここで発揮!
そしてゴ〜ル! だけど、採点が気になる〜。ン〜!
なんとか卒業検定が終了して、先ほどの34歳の彼と話をした。
「一本橋で落ちました・・・・・」と、悲しそうに話をされ私は返す言葉がなかった。
そして待つこと15分。教官が「発表するからこっちに来て・・」と言い、
部屋に通された。そこで、発表された結果は・・・・・・・・・・・・・・・

やりました!(゚o゚) ご、合格でした。(*_*)
思わず顔がほころんでしまった。「やった〜!」と心で叫んだ。
教官が一人一人検定走行について「ここが危なかった」など口答で説明し、
「おめでとうございました」と最後に一言いって去って行った。
で、34歳の彼は、やはり一本橋で痛恨の落下をしてしまったので、不合格だった。
卒業証明書の確認事項と試験場での手続きについて説明があり、その時教習所の
課長さんの最後の話があった。
「バイクに乗るときは100%の能力で走るのは危険。80%位の気持ちで走行した方が
安全に、そして楽しくバイクと付き合えるよ。」
この一言が印象深かった。
最後に。
見事合格しました。
ここまで私の体験記をご覧頂き本当にありがとうございました。
私の「大型二輪体験記」は、これにて完結となります。
今回教習して思ったのは、「自己流」の運転技術は本当にバイクを操れない。
基本を忠実にバイクに乗ることが、本当の楽しさであると感じました。
また、中型二輪より大型二輪の方が楽しいという事も感じました。
本当に大人のバイクではないかと思います。
皆さんも大型二輪にチャレンジし、楽しみましょう。
完