rules summary.

サマリーのサマリーだから圧縮率は悪いかも。

■ んなワケでサマリーを説明しますかね。

このD&D Adventure GameはD&D3rdの簡略版なのですが、簡略化されたルールは更にわかりやすくサマリーといった形で紹介されています。完全に初心者なDMとPLにはありがたい話ですね。なんか「はじめにお読みください」の紙にも、「最初はRule Bookは読まなくていいよ。」と書いてあるあたり、最初はサマリーだけ読めばどうにかなるみたいですね。

 < サマリー。この他にもキャラクターシートの所にも。

まず、上の画像のサマリーをざっと眺めると、その構成は以下のようになっています。

・ COMBAT (戦闘)
・ EXPLORATION (探検)

この2つの項にはサマリーと明記してありますね。あと、サマリーの紙には白紙のキャラクターシートが付属していると思います。自分でD&D3rdのルールを使ってPCを自作した場合に使うものでしょうが、ここでは初心者の方への説明を想定して書いてますので、D&D3rdのルールを使いこなしてPC作れる人には、今更Adventure Gameでもないでしょう、と突っ込んでおきます。いや、別にやってもいいんですけどこんな解説サイト読まなくてもどうにかなるでしょ。

一緒に折り込まれているもう一枚の紙には様々な絵が描いてあります。紙を開くと谷折り側が表にくる面には、それぞれの種族やモンスターの大きさが描かれていますね。エルフが大好きな日本人の方々は(偏見)この頭ひとつ小さいエルフの大きさに戸惑うかもしれません。てゆうかおいコラそこのロリエルフ愛好者喜ぶな。この紙の反対側の開くと山折りが表に来る面にはグラフィカルに戦闘の説明がなされています。これに関しては模擬戦闘と共に他のページで説明しようと思います。

では、戦闘ルール、探検ルールのそれぞれのサマリーを順番に見ていきましょう。

メモ:
D&D3rdのコアはPHB、DMG、MMから構成されています。キャラクターを作ったりするのはPHBです。とゆうかPLしかしない人は最初はPHBだけあればいいですよ。だから買いましょう(笑)。

用語: PHB
D&D3rdプレイヤー用のルールブック。プレイヤーハンドブックの略なのですよ。

用語: DMG
D&D3rdマスター用のルールブック。ダンジョンマスターガイドの略だったりします。

用語: MM
D&D3rdモンスター用のルールブック。モンスターマニュアルの略なのでしょう。

■ レッツ戦闘。

今から紹介するサマリーは戦闘のルールなんですけど、大体の部分はなんとなくデモとキャラクターシートの説明の部分でわかったんじゃないでしょうかね。箇条書きにされているので、各コンテンツについて説明していきます。

□ まず武器を選ばなきゃね。

戦闘をおっ始める前に何を手に持つか決めなきゃいけませんな。戦士や僧侶なんかは武器によっては盾をもう片手に持つ事もできるでしょうからその旨も宣言してくださいな。DMに宣言しないと装備した事にはならないゾ。戦闘中に武器を持ち帰る事も可能なんですけど、自分のターン(手番、Turn)を1回使ってしまうんですよね。だから、忘れずに戦闘になりそうな時は武器を構える事が大切ですね。

□ 誰から行動すんの?

戦闘が始まった時に、PC全員とモンスター全員がイニシアチブを比べて一番その数値が高い人から順番に行動をしていきます。数値が同じPCやモンスターがいたなら1D20してその数値が高かったほうが先に行動できます。前に紹介したデモの中でも同じ光景がありましたよね。最初のターンが終わったら、また次のターンも同じ順番で行います。基本的にこの順番は変化する事がないのでイニシアチブは結構重要ですね。

□ 何ができるの?

戦闘の1ターンで取れる行動には以下のようなものがあります。

・ 移動
・ 攻撃
・ 移動して攻撃 (または攻撃してから移動)
・ 移動して魔法 (または魔法を使ってから移動)
・ 武器の交換 (移動不可)
・ 移動してクロスボウの矢を番える (攻撃不可)
  (クロスボウの矢を番えてからの移動も可)
・ クロスボウの矢を番えて射撃 (移動不可)
・ ドアを蹴り開ける、何かを拾うなどのその他の行動

□ 移動について。

1ターンでPCはキャラクターシートの絵が書いてある方の面の"スピード"(Speed)の欄に書かれている数だけマス目を移動できます。ドワーフの戦士Tordekの場合は3マスですね。

もしも、モンスターのコマの横に移動した場合、あと何マス動けても必ず止まらなくてはなりません。それ以上の移動はモンスターにジャマされると思って結構です。で、モンスターの横のマスにいるPCを移動させる場合は、やっぱりジャマされるので1マスだけしか動けません。一度戦闘すると逃げるのは難しいですね。戦闘する前にはよく考えて接近&攻撃しましょう。でないと取り返しのつかない事になるかも。

移動に関してもうひとつ。通り抜ける対象のコマは仲間のPCなどの場合は可能ですが、敵のコマの通り抜けはできません。あと、同じマスに2つのコマが重ならないようにしてください。

□ 攻撃だ!

モンスターの横のマスに来たら近接攻撃のチャンスだ! 剣でも斧でもなんでもいい! 手に持った武器で殴れ! 1マス以上離れていたら弓矢かクロスボウでの射撃のチャンスだ! でも射線がクリアじゃないといけないぞ! (つまり、自分と目標の間に壁とか他のPCやモンスターやその他ジャマなものがあってはいけないんですよ)

攻撃は20面体ダイスを振って、出た目の値にその武器毎に書かれているボーナスやらペナルティを加えたものがモンスターのアーマークラス(AC、Armor Class)より高ければ命中です。当然、命中したらダメージを与えます。これ常識。

ダメージは武器によってどんなダイスを振るかが決められていて、それにボーナスを加えたものが最終的なダメージです。モンスターのHPをゼロにしたら相手を殺した事になります。逆に、自分のPCのHPがゼロになったらそのキャラは死亡ってコトですよ。

□ 魔法を使おう。

僧侶か魔法使いは移動して魔法が使えます。魔法を使うためにはモンスターとは最低1マスは離れていなくてはいけません。逆に云えば敵と隣接していては魔法は使えないって事です。魔法は素晴らしい事に、武器による攻撃と違って成功したかどうかダイスでチェックする必要が無いのです。感動的です。日頃のPCの努力の賜物です。しかしながら、ダメージを与えたりする魔法ならどれだけのダメージを与えたかや、どれだけ仲間を回復させたかなど、それぞれの魔法の記述に従ってダイスを振らなくてはいけない事もありますけどね。

んで、魔法の対象は魔法の効果に対してセービングスロー(Saving Throw、ST)を行います。この辺は各魔法毎に記述されていると思いますのでそちらを参照しましょう。魔法のサマリーはMialeeのキャラクターシートと引っ付いています。え? その辺の説明も欲しい? わかりました。各クラスのサマリーの説明は次のページでやりましょう!

□ 特別編 : 戦闘中の射撃に関して追加ね。

自分の仲間越しの射撃などに関しては、その仲間に当てずにモンスターに当てるという射撃の難しさから-4のペナルティが命中ロールに適用されます。

□ 特別編 : 挟み撃ち(Flanking、フランキング)。

仲間と敵を両側から挟んだ場合、その両者は近接攻撃の命中ロールに+2のボーナスが与えられます。だから挟み撃ちで袋叩きだ! 逆に数の多い敵に囲まれると悲惨だぞ!

□ 特別編 : クロスボウの再装填。

クロスボウを撃った次のターンに、PCは矢を再装填してから動くか、撃つかすることができますが、動く事と再装填と射撃の3つを同じターンに一度にはできませんというお話です。わざわざ書かなくても先に書いた1ターンで何ができるかのリスト読んでわかってますよね?

□ 戦略的撤退(逃げると云うな)。

先程も書いたとおり、通常は敵の横のマスに来たら止まらなくてはいけません、そして敵の横のマスから移動する際は、1マスしか動けないとも書きました。でもこれじゃ逃げられませんよね? 酷すぎますよ! …と思ったけど世の中そんなに酷いモンでもありません。このルールを無視して大逃亡ぶっこけます。隣にいる敵から逃げるにしろ、敵のマスを通り抜けるにしろ、敵はその時点で速攻で1回攻撃してきますが(この攻撃は敵の行動の回数には数えないんですよ)、それさえ凌げは通常の移動距離で移動する事ができますよ。

こんなところです。簡単でしょう?

次のページでは、いよいよこれを踏まえて模擬戦をやってみようと思います。模擬戦の例を一部始終書きますのでお楽しみに。あと、先ほどの絵図での説明も解説していきましょう。尤も、基本的には今書いた事のおさらいなんですけどね。

用語: PC
プレイヤー・キャラクターの略です。プレイヤーの人が使うキャラだからそう呼びます。マスターが使うキャラはNPCと呼ばれ、これは、ノン・プレイヤー・キャラクターの略になってます。

メモ:
Turn(ターン、手番)がこのAdventure Gameでは戦闘の最小単位として使用されていますが、D&D3rdではこの戦闘における手番の最小単位はラウンドと表記されてゲーム中での6秒なのですよね。混乱しそうなので先に書いておきます。

用語: 1D20
20面体ダイスを1回振ること。忘れてませんよね?

メモ: HPがゼロになったら〜
簡略化ルールなのでこういう扱いなのでしょうが、実際のD&D3rdではHPがマイナス10になるまで死にはしません。ただ、HPがマイナスになってしまった場合は毎ラウンド1点のダメージを自動的にくらいます。つまり、HPがマイナスになった場合僧侶の回復魔法などで回復させてあげないと死ぬって事です。

メモ: 武器による攻撃と違って〜
魔法には色々な種類があって、PHBに載っている魔法には武器による攻撃と同じようにD20振って命中させなきゃいけない魔法も沢山あります。

用語: ロール
判定の事です。ダイスを転がしての各種判定の事をこう呼びます。ダイスロールとも云ったりします。

用語: クロスボウ
弩の事。っても、クロスボウが何かわからない人には弩って云ってもわかんないよね。ボウガンだと思ってくださいな。弓矢なんだけど鉄砲のように撃つアレです。現代日本でも矢ガモとか生産して活躍している武器ですが、良い子のみんなはボウガンで動物を攻撃するのはやめようね。

■ レッツ冒険。

冒険に関しては簡略化されまくっているので記述は少ないですね。とりあえず大体どんな事が書いてあるか見てみる事にしましょう。例によって左から右へ。短いので読むのも楽ですよね。英語を読むのに慣れてなくてもこのページくらいはこのサイトを見ずに自分で読んだ方がいいかもしれませんね。少しづつ英語に慣れていかないと。兎も角以下はサマリーの部分です。

戦闘してない時はもっと気楽なもんですよね。DMはPLにそのシーンの説明をして、PLがそれぞれのPCに何をさせるか聞く事で進行したりします。その説明などの順番は好きにやってくださいな。まあ、部屋の広さが何マスあるかまで云わなくてもいいんじゃないでしょうかね。

冒険はこんな風に行われていきます。

DM : 「君がドアを開けるとその向こう部屋にはテーブルがあり、奇妙な本がその上に置いてあるよ。」

Lidda's PL : 「じゃあテーブルまで歩いてその本を見るわ。」

Mialee's PL : 「私も!」

Jozan's PL : 「罠だった場合に備えて俺はここで待機すっかな。」

DM : 「本を見に行ったおふたりさんは、その本が大きくて重く、しかも君達が読めない言語で書かれていることを見て取るよ。」

Mialee's PL : 「それじゃdetect magicの魔法を使うわ。」

DM : 「おっ、その本は魔法のもののようだね。」

<俺はつまり何ができるワケよ?>

ふむ、君がダンジョンを探索している時に取れる行動は以下のようなものがあるんじゃないかなぁ、と思うわけですよ。リストアップしてみますか。

・ 隠されたドア(Secret Door)を見つける為に壁を調べる。
・ ドアの向こうに向かって聞き耳を立てる。
・ ドアの鍵が開いているのか閉まっているのかそもそも無いのかカンヌキがかけられているか見て調べる。
・ カンヌキや鍵のかかっているドアを実力行使して開ける。
・ 部屋に財宝が無いか探す。
・ その他、君が思いつく事全てだ!!

どうでしたか?つまり、わかりやすく云えば想像力を働かせろって事です。これはPLに限った事じゃないです。DMだってそうなんですよ!?

では、サマリーを理解したら次へ進みましょう。
次はいよいよこれを踏まえての戦闘の練習です。

…のはずだったんですけど次はコレ。各クラスのサマリーいっときましょうか。

>>> 5 : 俺僧侶だけどどうよ? へ進む!

用語: DM
まさか忘れてはいないよね?

用語: PL
本当に忘れてはいませんよね?

用語: Lidda
女性のハーフリングの盗賊。だからここでは女言葉になってます。

用語: Mialee
女性のエルフの魔法使い。やっぱり女言葉なんだ。

用語: detect magic
魔力を探知する魔法なのですよ。