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原作と映画、どちらも読んだ(見た)作品を比較してます。

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◆ 原 作 ◆
トゥモロー・ワールド トゥモロー・ワールド
P・D・ジェイムズ(著)/青木久惠(訳)
ハヤカワ文庫
798円
一言コメント 暗く、
重い。
感想 (たなぞう)

 
◆ 映 画 ◆
トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション トゥモロー・ワールド
監督/アルフォンソ・キュアロン
出演/クライヴ・オーウェン ジュリアン・ムーア
製作国/アメリカ
2006年制作
一言コメント 映像凄すぎる。
 突然子供が誕生しなくなった近未来。人々は人類の滅亡を目の前に希望を失っていた。破壊と無秩序な社会で絶望していたセオは、かつての妻ジュリアンに出会い衝撃的な事実を知らされる…。ダルグリッシュ警視シリーズなどで知られる英国を代表する女流ミステリ作家P・D・ジェイムズの「人類の子供たち」(文庫は改題され映画と同じタイトルに)を「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」のアルフォンソ・キュアロン監督が映画化した近未来SFサスペンス。映画は潔いまでに原作を一切無視!P・D・ジェイムズ怒ってないの?共通点は「子供が生まれなくなった未来」と主人公の名前くらいか?ストーリーに整合性はやや欠けるものの、ラスト近くの緊迫した長回しは一見の価値あり!賛否両論あれどこの映画好きです。

◆ 原 作 ◆
チョコレート工場の秘密翼ロアルド・ダールコレクション (2) チャーリーとチョコレート工場の秘密
ロアルド・ダール(著)柳瀬尚紀(訳)
評論社
1260円
一言コメント 
ビンボー描写がすごい。

 
◆ 映 画 ◆
チャーリーとチョコレート工場チャーリーとチョコレート工場
監督/ティム・バートン
出演/ジョニー・デップ
製作国/アメリカ イギリス
2005年制作
一言コメント ナッツ割りリスが欲しい!
ロアルド・ダールのロングセラー児童書を、71年のジーン・ワイルダー主演「夢のチョコレート工場」に続いて2度目の映画化。監督・主演は、これが4度目のコンビ作となるティム・バートン&ジョニー・デップ。最近デップはヘンな役が多いが、このウォンカもかなり凄い。原作では(挿絵で見るかぎり)もっと年をとっているようだが、デップは青年に見える。原作になかったウォンカの父親も出て来て、家族再生の物語にもなっている。工場で働くウンバ・ルンバのダンスや様々な映画のパロディー、ディズニーへの皮肉?的な描写にも注目。

◆ 原 作 ◆
ミリオンダラー・ベイビーミリオンダラー・ベイビー
F.X. トゥール (著)/東理夫(訳)
ハヤカワ文庫
780円
一言コメント 
深い物語。
HPでの感想

 
◆ 映 画 ◆
ミリオンダラー・ベイビーミリオンダラー・ベイビー
監督/クリント・イーストウッド
出演/クリント・イーストウッド ヒラリー・スワンク
製作国/アメリカ
2004年制作
一言コメント ほぼ完璧。
 今や名匠となったイーストウッドが F・X・トゥールの短編集をいくつかミックスして映画化。こーいう原作を探してくるところがニクイね。脚本も役者の演技も完璧なある意味ソツのない映画。私はちょっと欠点のある作品の方が愛せるかも…。2004年アカデミー賞監督賞・主演女優賞・助演男優賞など主要部門を多く獲得した。

◆ 原 作 ◆
バベットの晩餐会 バベットの晩餐会
イサク・ディーネセン(著)/桝田啓介(訳)
ちくま文庫
714円
一言コメント 
静謐な印象。
HPでの感想

 

◆ 映 画 ◆
バベットの晩餐会 バベットの晩餐会
監督/ガブリエル・アクセル
出演/ステファーヌ・オードラン
製作国/デンマーク
1987年制作
一言コメント ディナー食べてみたい!
 ノーベル文学賞受賞作家、ディーネセンの傑作小説を映画化。舞台は19世紀後半のデンマークの小さな漁村。ある姉妹の下へ女性バベットが移り住んでくる。月日は流れやがて、知人にもらったクジにより一万フランを得たバベットは、その金を使い村人たちのために晩餐会を開くことに…。原作ではバベットの職人としての部分がクローズアップされ、作者の芸術に対する深い愛情が見てとれる。映画では暖かく優しい色彩が素晴らしく、バベットのつくるディナーは本当に美味しそうだ!

◆ 原 作 ◆
マークスの山(上) 講談社文庫 マークスの山
高村薫(著)
講談社文庫
上下巻 各680円
一言コメント 
高村薫の最高傑作。

 

◆ 映 画 ◆
マークスの山マークスの山
監督/崔洋一
出演/中井貴一  萩原聖人
製作国/日本
1995年制作
一言コメント 加納は出てきません。
 直木賞を受賞した高村薫の同名小説を「月はどっちに出ている」の崔洋一が映画化。一見共通点の無さそうな2つの殺人に意外な共通点が…警視庁捜査第1課第7係の合田刑事が追う。ディティールの細かい小説を、崔洋一監督はかなりスリムにしていますが(重要人物だが事件に関係のない加納検事の出番はカット)それでも説明不足の感は否めなかった。主人公、合田を中井貴一が演じるが、ちょっと雰囲気があってないかも。萩原聖人はかなりの熱演で1995年のブルーリボン賞を受賞してます。評価も興行もイマイチだったせいかDVD化されていません。古めのビデオレンタル店なら置いてるかも。

◆ 原 作 ◆
シッピング・ニュースシッピング・ニュース
アニー・プルー(著)/上岡伸雄 (訳)
集英社文庫
940円
一言コメント 
アザラシパイ食べてみたいかも?
感想 (たなぞう)

 

◆ 映 画 ◆
シッピング・ニュース 特別版シッピング・ニュース
監督/ラッセ・ハルストレム
出演/ケビン・スペイシー ジュリアン・ムーア
製作国/アメリカ
2001年制作
一言コメント 役者が豪華。
 不器用な三十男クオイルが父祖の土地であるニューファンドランド島にわたる。新聞記者として働きだしたクオイルは一族の過去を知り、再生していく。ピュリッツアー賞、全米図書賞W受賞のアニー・プルーの傑作を、「サイダーハウスルール」「ショコラ」などで高い評価を得るハルストレム監督が映画化。ケビン・スペイシーはクオイル役にしてはクールすぎる気もする。叔母役にジュディ・デンチ、ウェイヴィ役にジュリアン・ムーアなど役者は豪華かつ演技派で見応えのある作品になっている。クオイルの住む家はイメージぴったり!

◆ 原 作 ◆
抱擁〈1〉抱擁
A・S・バイアット(著)/栗原行雄 (訳)
新潮文庫
740円
一言コメント 
精密な物語が素晴らしい!
HPでの感想

 

◆ 映 画 ◆
抱擁抱擁
監督/ニール・ラビュート
出演/グウィネス・バルトロウ アーロン・エッカート
製作国/アメリカ
2002年制作
一言コメント 風景が美しい。
 ある日、若き研究者ローランドは桂冠詩人ヘンリー・アッシュの手紙を見つける。それは妻以外の女性にあてたラブレターだった。そこへ同じ時代の詩人、クリスタルベルの研究をするモードが現れ、二人は手紙の謎を解こうとするのだが…。バイアットのブッカー賞受賞作を、グウィネス・バルトロウ、アーロン・エッカートといった人気俳優を迎え映画化。長い原作を削ったせいか、話の重厚さには欠けるが、過去と現在をオーバーラップさせる演出は映画だからできる表現方法で、物語をうまく説明していたと思う。風景も美しいので原作が好きならば一度見る価値ありかも?

◆ 原 作 ◆
ハイ・フィデリティハイ・フィデリティ
ニック・ホーンビィ(著)/森田義信 (訳)
新潮文庫
740円
一言コメント 
音楽オタク+男の本音が笑える。
感想 (たなぞう)

 

◆ 映 画 ◆
ハイ・フィデリティ 特別版ハイ・フィデリティ
監督/スティーブン・フリアーズ
出演/ジョン・キューザック
製作国/アメリカ
2000年制作
一言コメント 原作と比べるとオタク度低い?
 男のホンネを面白おかしく書かせたら右に出るものはいない?のニック・ホーンビィの作品を、これまた情けない容貌が憎めないジョン・キューザックを主演に迎え映画化。原作での「語り手のホンネ」を映画では主人公が観客に語りかけるという手法で表現しているのはうまい。だが、原作の方がもっと主人公は情けなくもオバカだったような気がします。レコード店の店員2人組、特にジャック・ブラックはあまりにもはまりすぎ!


◆ 原 作 ◆
ブロークバック・マウンテンブロークバック・マウンテン
アニー・プルー(著)/米塚 真治 (訳)
集英社文庫
400円
一言コメント 
短編ながら深い作品。

 

◆ 映 画 ◆
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディションブロークバック・マウンテン
監督/アン・リー
出演/ヒース・レジャー ジェイク・ギレンホール
製作国/アメリカ
2005年制作
一言コメント 風景と音楽が素晴らしい。
 「シッピング・ニュース」の原作者アニー・プルーの短編を、アン・リー監督が丁寧に描いた佳作。原作ではあまり描かれなかった主人公2人の妻や子供を掘り下げることで映画に奥行きが生まれ、物語は一層悲劇性を増す。さらに抑えめながら心に残る音楽が素晴らしかった。しかし映画はちょっと長過ぎる気もしたかもしれない。原作は逆にさらりと終わってしまうのが余韻を残す。


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