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このサイトについて | |
私たちのまわりには、翻訳本を好きな人がいませんでした。年に2回は海外旅行に出掛け、映画といえば
ハリウッド映画、なのになぜか小説は日本の作家のものしか読まない、というような人ばかり。翻訳本が好
きな私たちとしては、とても残念。そこで、これほど翻訳出版が進み、世界中の小説が日本で気軽に読める
時代、もっと翻訳本を読んでほしいなあ、とはじめたのがこのサイトです。
本を紹介する相手として設定しているのは、まだあまり翻訳本を読んでない方、翻訳本 は読んでいても、このジャンルの本はまだ、この作家の本はまだ、という方です。そういう方が読んで、あ あ、こういう感じの本なのか、読んでみようかな、と思っていただけるように、わかりやすくご紹介してい きたいと考えました。 文芸評論のような難しいものではなく、自己完結型の心情吐露の感想文ではなく、もっとわかりやすく て読みやすく、読みたい気持ちになってもらえるようなもの、そして、できれば多少なりとも読んで楽しい もの、読んだときに受ける感じなどをそのまま伝えやすいかたちにしよう、ということで会話形式にする ことにしました。 念頭に置いたのは、物理学者の竹内均氏の、雑誌ニュートンの創刊に向けてのあいさつの言葉です。 言葉といっても又聞きで、調べても資料がなく、そのままの言葉を引用することはでき ないんですが、「本当に賢い人とは、専門用語を並べたて、難しい話をする人のことではない。 本当に賢い人とは、たとえばアインシュタインの相対性理論のような難しいことを、小学生でも理解できる ように、わかりやすく説明できる人のことだ。」というような内容です。まあ、私たちにはひけらかすほど の専門用語の知識もないんですけど、こういう精神でいこうということで(笑) | |
これまでの歩み | |
タイトル名は一度も変えていませんが、内容は微妙に変わってきました。最初は漠然と、今まで読んだなかで良かった翻訳本を会話形式でいくつか紹介しているだけでした。半年後に、読んだ本の紹介をアップしていく、という形に変え、
それとともに、これまでの紹介を、作家の国別に分けて、翻訳本で全世界制覇を目標(?)みたいにしました。ところが、人間というのは動くんですねえ(笑)。一人の作家がずっとひとつの国にとどまっているとは限りません。ということで、国別に分けるというのはすぐに行き詰まって止めてしまいました。
次に、私たちなりにオススメ作家を100人に絞り込んでいくことを目標にしました。ところが、これもまた月日が経つうちに、前には絶対だと思って入れていた作家がもうそれほど良いと思わなくなったり、出ていた作品はすべて絶版になるし、新刊はまったく出る気配がないし、なんて作家も増え始め、
だんだんとこの目標にも限界を感じはじめました。ということで、漠然と読んだ本を紹介していくだけ、今までの紹介はアイウエオ順にまとめておくだけ、という形に変更することに。理想は高かったのにねえ(笑) でも、どうにかこうにか長く続けていくようがんばります。
会話形式の紹介の作り方は、だいたいこんな感じです。 (1)PC の前でキーボードを叩いている“すみ”が文字で“にえ”に話しかける。(2)横にいる “にえ”が画面の字を読み、それに対して口でしゃべったことを、“すみ”がキーボードに叩く。 (3)それに対して“すみ”が、キーボードを叩いて字で答える。 〜繰り返し〜 (4)出来上がったも のを二人で読みながら、修正を加えていく。(5)完成! ちなみに、以前は本を読んで、話をして、そのままアップ、だったのですが、今は話す前にどういう話をするか、だいたいのところを決めておき、 とりあえずできたものに修正(不必要な会話の削除や説明が必要なところの書き足し)をしています。なぜなら、話してそのままをアップしていた頃の紹介は、何が言いたいのかサッパリわからないと読んだ方にご指摘を受け、 自分たちで読み返しても、なんの話をしているのかわからないほど(読んだ本の話をしているのかどうかさえもわからないというほどのレベル)だったので、こりゃいかんと反省しまして、手を加えるようになりました。 | |
私たちについて | |
蟹座でO型の一卵性の双子の姉妹です。いちおう、“すみ”が姉、“にえ”が妹です。
東京都世田谷区内で生まれ、小2に上がる春休みに、区内の違う町に引っ越してます。 高校を出てからは関東の別々の県で、それぞれ一人暮らし。最近になって、横浜(元町と中華街のあいだ あたり)に住んでいる“すみ”のもとに“にえ”が転がり込み、めでたく二人暮らしになりました。 一日に2〜3時間ほど本を読んでます。通勤電車で往復の2時間弱ぐらい、帰ってきて、夕飯を食べる 前にソファーでごろんと1時間ぐらいというところでしょうか。根を詰めて何時間も本を読みつづけるってこともないけど、 ぜんぜん本を読まない日もほとんどありません。生活習慣読書ですね(笑) この2年ほどで、図書館を利用することが多くなりました。それ以前は本屋、古本屋で買ってい たのですが、二人とも<10冊ぐらいまとめ買いをする。買っておいた本を読み終わったらまた買いに行く> <買ったらすぐカバー、帯は捨てる、読み終わったら本も捨てる>という読者だったので、蔵書という ものはほとんどありません。部屋に本棚もありません。 二人の本の好みは、他のだれよりも似ているけれど、まったく同じではない、というぐらいでし ょうか。HPをはじめてからは同じ本を読むようになりましたが、本選びは、どちらかが絶対読みたいと言 えば、もう片方が引きずられていく、話し合って決めることもある、とその時その時です。 こんな私たちのHPです。至らないところは多いながらも、いろいろ試行錯誤しながらやって ますので、あたたかい目で見てやってくださいませ。 |
※写真は単なるイメージ写真です。
私たちの写真ではありません。