Re: マルセル・プルースト ( No.1 ) |
- 日時: 2003/05/26 14:45
- 名前: 海ねこ
- うちの本棚に全巻揃ってますけどね。でも、わたしはまだ...。だって、うちにあると逆に手が出ないということありません? いつでも読める!なんて。
これ、夫猫の蔵書なんですけど、彼は全部読破したそうです。ひぃ..
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Re: マルセル・プルースト ( No.2 ) |
- 日時: 2003/08/19 01:30
- 名前: きゅー
- 参照: http://www.geocities.jp/s_kanesh/main.html
- プルーストは好きな作家なので100選に入れていただきたいなと(笑)。
多分みなさんが『失われた時を求めて』を挫折する理由で大きなものは二つあると思うんです。 1)冗長で回りくどくて、ストーリーが全然進まないから(笑)。 これはもう好き嫌いの問題ですから、嫌いな人は嫌いでいいんじゃないかと。 2)登場人物がやたら多くて、しかもほんのちょっとしか出番のなかった人が突然数巻のちに登場するから。 これについて言いたい! 『失われた時を求めて』を読むときに他の本と大いに違うのは作中の話者が物語の進みと共に人物や出来事を忘れていくように、読者も共にどんどん忘れていって構わないのですよ。むしろそうして読んでいく本だと思います。伏線やら何やらを楽しむのは二読目に取っておきましょう。 お忙しい方でも半年くらいかければ読みきれると思いますので(笑)、よろしくどうぞ。
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Re: マルセル・プルースト ( No.3 ) |
- 日時: 2005/02/23 10:40
- 名前: 水井芳憲
- 37歳公務員の水井と申します。
実は、昨年度の末頃(って、モロ公務員表現ですね。平成16年の2・3月頃です。)に「失われたときを求めて」を井上訳で読んだ者です。
わたしも「プルースト、失われたときを求めて」に一票。 特にそんな敬して遠ざけるような本でもなく、山岡宗八の家康みたいの感じ(って、どんな感じでしょう)で読めばよろしいのではないでしょうか? 別に、普通に面白かったですけれども。
PS)もともと「深い読み」はできない性質なので、きちんと理解しているか、というと疑問ですが。
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Re: マルセル・プルースト ( No.4 ) |
- 日時: 2005/09/28 23:05
- 名前: おはな
- 参照: http://www.geocities.jp/hana3baba3
- そっかそっかここがあった!
肺病になってからのつもりが健康体の内に読んでしまったというのは予定外でありましたが、私も一票入れさせて頂きます。 私も途中いっぱい忘れながら読みました。たまに脚注を見ると「既出:○巻○○を見よ」なんてあるので別の巻が見られるかいっと放置しました。忘れた登場人物にまた別のお面をかぶせる、そうして積み重ねて行く物語だと思いました。 非常に特殊な文体でもありますので、訳について云々するのもとても楽しいのではないでしょうか。
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