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ライナー・マリア・リルケ
日時: 2003/05/10 21:29
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

身の程知らず第二弾です。詳細についてはきゅーさんが身辺落ち着かれた頃にフォローしてくださると思いますので簡単に記しますと、リルケ(1875-1926)はプラハ生まれのドイツの詩人・小説家。散文の代表作はなんと言っても『マルテの手記』で、デンマーク貴族の若者マルテがパリに住んで精神彷徨を繰り返す手記という体裁です。しかしその真摯な内省と言ったら、若いころ読んだときには涙滂沱でした。
メンテ

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Re: ライナー・マリア・リルケ ( No.1 )
日時: 2003/05/16 01:51
名前: もぐら  <maulwurf@valley.ne.jp>
参照: http://www.valley.ne.jp/~maulwurf/

小説、となると...難しいですねぇ。
僕は、『ドゥイノーの悲歌』が比較的好みですが。
メンテ
Re: ライナー・マリア・リルケ ( No.2 )
日時: 2003/05/18 20:17
名前: Hiro

私は、なんといっても『マルテの手記』です。
特に最初の方の文章が大好きで、何度も同じところばかり読み返してました。
メンテ
Re: ライナー・マリア・リルケ ( No.3 )
日時: 2003/05/18 20:52
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

『マルテの手記』って4月ぐらいに未知谷から出た、「マルテ・ラウリス・ブリッゲの手記」と同一のものでしょうか。図書館の新刊コーナーで見て、さんざん悩んで難しそうだし・・・とやめちゃったんですが、Hiroさんがお好きな本だったら読んでみようかな〜。
メンテ
Re: ライナー・マリア・リルケ ( No.4 )
日時: 2003/05/19 00:57
名前: Hiro

マルテ・ラウリス・ブリッゲ?・・マルテは、確かそんな名前でした。
どうやら、新訳が出たんですね。知りませんでした。
とても内省的で、20歳前後で読むと、かなりグググーッと心動かされる詩的な散文だったんです。特に最初の方ね。(笑)
私にとっては、『マルテの手記』と聞いただけで、その頃、渦巻いていたいろんな想いが湧き上がってくるような一冊ですが、今読むと、主人公と年代の落差が出てくるから、また違った想いになるのでしょうね。
アッ、すみ&にえさんはお若いから、大丈夫!(笑)
いや、とにかく(笑)、文学史上に残る名作なので、これは一度、読んでおくといいかと思います。
ところで、『マルテの手記』は他にもいろんな出版社から文庫本で出ていますよ。
誰の翻訳がいいかは、こちらにもっともっと詳しい人がいらっしゃるはずなので、お任せします。
それとも、全部廃刊になったとか?まさかね〜。
メンテ
Re: ライナー・マリア・リルケ ( No.5 )
日時: 2003/05/19 01:52
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

Hiroさん>
さっそくのお返事、ありがとうございます。やっぱり同じものなんですね。そうそう、そうなんですよ、私たちも翻訳者がだれの本がいいのかしらね?と話してたところです。ちなみに、今ふつうに手に入るのは、この新刊と、新潮社の文庫本の2つのようです。
新潮社のは大山定一さん訳(リルケ一筋の方みたいですねえ。この方を研究する本もありました、すごっ)
未知谷のは塚越敏さん訳(リルケとニーチェがご専門のようで)です。
メンテ

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