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ノヴァーリス
日時: 2003/05/09 21:21
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

ぼちぼち身の程知らず状態となって行くのですけど、もぐらさんもきゅーさんもアップしてくださらないのでしゃしゃしゃっしゃっ。
 ノヴァーリスは筆名で、本名フリードリヒ・フォン・ハルデンベルク(1772-1801)、ドイツ・ロマン派の詩人・小説家。若死にしてますね。12歳も年下の少女との恋、そして死別。彼は亡き恋人のために詩を書いたと伝えられております。さぞや美少女だったのであろう。散文の代表作は『青い花』で、主人公の青年が夢に見た花と少女を求めて旅をするというまさにロマンチックな物語。
メンテ

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Re: ノヴァーリス ( No.1 )
日時: 2003/05/16 01:53
名前: もぐら  <maulwurf@valley.ne.jp>
参照: http://www.valley.ne.jp/~maulwurf/

ごめんなさい(笑)>坤 さん!
ノヴァーリスは、やはり『青い花』しかないでしょう。未完とは言え、残された部分の完成度は、やはりドイツロマン派を代表する秀作です。
そう言えば昨夏、『夜の讃歌』が岩波文庫で重版出ましたね。
メンテ
Re: ノヴァーリス ( No.2 )
日時: 2003/08/11 00:04
名前: Katze

ノヴァーリスの『青い花』は素晴らしいと思いますが、資質の問題もあるのでしょうが、どうも難しくて分りませんでした。でも、もう一度読み返してみることにします。
メンテ
Re: ノヴァーリス ( No.3 )
日時: 2003/08/15 01:31
名前: きゅー  <hisaokanesh@hotmail.com>
参照: http://www.geocities.jp/s_kanesh/main.html

坤さんおつかれさまです(笑)。
しかし、『青い花』は私は好きではないですね。
それよりは『夜の讃歌』、さらに言うならば「断章(パスカルの『パンセ』のようなもの)」の方が好きです。
とにかくせっかく最近新訳が出たことですし、いずれゆっくりと読み返したいなと思う一人。
メンテ
Re: ノヴァーリス ( No.4 )
日時: 2003/08/17 12:00
名前: もぐら  <maulwurf@valley.ne.jp>
参照: http://www.valley.ne.jp/~maulwurf/

ロマン派を代表する作品でもあるのが『青い花』です。そう、Katzeさんのおっしゃる通り、難解なのです。わけがわからない。これはロマン派の散文作品の特徴にもなっています。もちろん「ついていける」範囲のものもあるわけですが、例えばティークの『金髪のエックベルト』にしても、一見読みやすそうなんだけど「おぃおぃ」と思っちゃうところが随所にありますよね。
ロマン派全体については、参考文献(?)として、国書刊行会から出ている「ドイツ・ロマン派全集」の中にある『ドイツ・ロマン派論考』が役にたつ可能性がありますが、これもまた難しいかもしれない...
あまり深く考えずに、「ふぅ〜ん」「ほぅ」と読み飛ばすといいのでしょう。
個人的にはこの時代は好きですけどね。
『夜の讃歌』、これも詩ですよね。対象外かな。
メンテ

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