ドストーさん ( No.1 ) |
- 日時: 2003/04/30 23:38
- 名前: きゅー <hisaokanesh@hotmail.com>
- 参照: http://www.geocities.jp/s_kanesh/main.html
- 大江健三郎氏が彼のことを「ドストーさん」と呼んでいるので私の友人の間でもおなじく「ドストーさん」と呼ばれて親しまれています。
NHKから出ているビデオで大江さんがいろいろと小説や作家について語る「大江健三郎 文学再入門」というのがあるのですが、それの一本のタイトルが『元気のでる「罪と罰」』と言いましてかなりの脱力感を催します。 まあ、それで物足りなければ『愉快なドストエフスキー』もありますのでご安心を。
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Re: フョードル・ドストエフスキー ( No.2 ) |
- 日時: 2004/02/28 16:18
- 名前: asashu
- 名作掲示板の一番最後のページに,それもリストの一番最後にドストエフスキーの名前があるのはマズイと思って,カラマーゾフ兄弟を読みました.
最初の方はちょっとクドイかなーと思いましたが,読み進むうちにハマッて行きました. 石をパンに変える・・・の箇所がとても印象的でした.
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Re: フョードル・ドストエフスキー ( No.3 ) |
- 日時: 2004/02/29 01:17
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://park8.wakwak.com/~w22/
- え、いつのまにかそこまで下がってましたか(^^;)(^_^;)
ドストエフスキーは今読んでも、充分おもしろい作家ですよね。なんかこう、古くならないって言い方とも違うんですが。冒頭の一文の美しさから魅了して、って作風ではないし、どうしても読みはじめはちょっとこれ読むのイヤだなって気になると思うんですが、読んでいくとグイグイ引っ張られていきますよね。私たちも老後にはかならず再読しますっ!
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Re: フョードル・ドストエフスキー ( No.4 ) |
- 日時: 2004/03/04 01:02
- 名前: leiden
- 私も長編を推しますが、高校生の頃には、ほかに『死の家の記録』も好きでした。
最近短編を幾つか読みましたが、おもしろいものがありました。『おとなしい女』(英語版で読んだのですが、邦訳もドストエフスキイ後期短篇集、福武文庫ほか出ています)では、カラマーゾフなどを読んだときのようにまた熱に浮かされたようになりました。意外にも、童話的な穏やかな小品も二、三ありました。
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Re: フョードル・ドストエフスキー ( No.5 ) |
- 日時: 2004/04/15 21:19
- 名前: 田中およよNo2
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/oyotama05/
- 豊穣な物語。
影を背負った人物。 おかしみ。
彼だけが狂気をもって、狂気を描けた作家ではなかろうか?
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Re: フョードル・ドストエフスキー ( No.6 ) |
- 日時: 2008/03/02 20:23
- 名前: ロケットマン
- 「地下室の手記」なんどか読みました。池田健太郎訳の「罪と罰」を読んでいて、終わるのが惜しくてそれから怖くて、とうとう途中で読むのを中止してしまいました。若き日のこと。こういう(未?)読書体験をくれたのは、ドストエフスキー(と訳者の池田さん)だけです。
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Re: フョードル・ドストエフスキー ( No.7 ) |
- 日時: 2008/07/12 02:31
- 名前: ハルキ
- 「カラマーゾフ」は外せませんね。
詰め込まれてる仮説と論議の量と質が半端ないです。有名な「大門審判」以外の部分でも凄い哲学が随所にありうならされます。 でも、内容としては「罪と罰」はサスペンス調で単純に面白いし導入に良いのでは?と思いました。 「虐げられた人々」も心があったかくなる感じで◎。 「悪霊」はちょっと退屈でした・・。ドフキーはどの作品もドラマ展開が尻上がりなので、始め辛抱が必要なのが玉に傷。 特別文章が巧い訳ではないのに読ませるのはやっぱり内容の気迫のせいでしょうか、凄い著者ですね。 新訳ひどいという噂を聞きましたが、やっぱり研究されてる江原さんがいいのでしょうか? 私個人としては新藤さんの訳が一番読みやすかったです。
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