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マルセル・シュウォッブ
日時: 2003/05/04 20:42
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

マルセル・シュウォッブ(1867-1905)は、フランスの作家で早世したこともあり長編は残しませんでしたが、擬古典の美しい中短編を書いております。一巻を割くのが難しい場合は全集でよくあるように「第99巻・名作短編集フランス篇」に収録という扱いでも結構ですので、是非お忘れなく。
 代表作はやはり『少年十字軍』でしょうか。
メンテ

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Re: マルセル・シュウォッブ ( No.1 )
日時: 2003/07/05 01:51
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

にえです。どんなものだろうと『少年十字軍』を途中まで読んだんですが、集中できずに放棄してしまいました。いえ、シュウォッブは悪くないと思うんですが、なんだか翻訳が気になってしまって(これも翻訳家というより私のせい?)
読んだ何編かからすると、擬古的で、詩的で、詩のような美しい短編小説なんですよね。そのなかに「がんがん鳴る二人の頭」とか「一千三百七十四年」とかあるのが妙に気になってしまって。引っかかっちゃうのは文章のリズムに乗れないからかな。時期が合わないのか、相性が悪いのか。とはいえ、いい雰囲気ではあったんですよ。他の翻訳本で再チャレンジしたいと思います。
メンテ
Re: マルセル・シュウォッブ ( No.2 )
日時: 2003/07/05 20:51
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

擬古文は没入できないと「なんや気取って」つーことになりかねませんね。訳者の多田さんは本来詩人ですから言葉は凝りまくり、合う合わないは相性の問題なのでしょう。ほかに入手しやすいのは、ちくま文庫の『詩人のナプキン』あたりでしょうか。これはアポリネールの非えっち系も入ったフランス短編のアンソロジーですが、堀口大學訳ですから、擬古文以前にやや日本語が古いかも。平野啓一郎さんあたりが訳してくれるとちょうど適当かもしれません。
メンテ

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