Re: フランツカフカ ( No.1 ) |
- 日時: 2003/05/16 10:50
- 名前: hiyo
- 参照: http://hiyo.fc2web.com/
- カフカは『変身』を読んでいたく感動しました。文学ってこんなに面白いんだ!と目覚めたきっかけです。
と言うことでお薦めは『変身』です。
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Re: フランツ・カフカ ( No.2 ) |
- 日時: 2003/05/18 04:05
- 名前: もぐら <maulwurf@valley.ne.jp>
- 参照: http://www.valley.ne.jp/~maulwurf/
- うん、やはり『変身』ではないでしょうか?読みやすさ、や、「ついて行きやすさ(笑)」なんかも手ごろでいいと思います。
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Re: フランツ・カフカ ( No.4 ) |
- 日時: 2003/05/28 23:57
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/
- 「変身」といえば夏休みの読書感想文を連想しますねえ。懐かし〜。すみはこの本のおかげで、たしか図書券かなにかをいただきました♪ 他読んでないや〜(笑)
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Re: フランツ・カフカ ( No.5 ) |
- 日時: 2003/08/09 12:38
- 名前: 九州男
- 私的には「アメリカ」を推します。迷走感覚が彼の作品中で随一だと思うのです。っていうかいちばん好きなので。
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Re: フランツ・カフカ ( No.6 ) |
- 日時: 2003/08/10 01:26
- 名前: Katze
- 僕は、In der Strafkolonie 「流刑地で」がその後の歴史を先取りしたようでぞっとしました。「審判」も不気味な作品ですね。これらはカフカの出自に関係しているのでしょうか。でも、カフカの作品は僕にはどうも理解しにくいですね。
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Re: フランツ・カフカ ( No.7 ) |
- 日時: 2003/08/19 02:29
- 名前: きゅー
- 参照: http://www.geocities.jp/s_kanesh/main.html
- うーん、「父の気がかり」(確か)という掌編に出てくるオドラデクという未知の生物に惹かれること数年。友人と文章を玩味しながらオドラデクを視覚化しようと苦心するも成功ならず。
岩波文庫に入っているはずなのでぜひどなたか三次元でオドラデクを表現していただきたい。 あ、ちなみに私はカフカは好きじゃないです(笑)。
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Re: フランツ・カフカ ( No.8 ) |
- 日時: 2003/10/17 20:45
- 名前: 坤
- 参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp
- 本年はカフカ生誕120周年を記念して、というわけではないけど、白水社から池内氏訳で出版された手稿版によって『失踪者』(「アメリカ」)、『審判』、『城』、および岩波文庫から出ている『カフカ短編集』『カフカ寓話集』を読んでみました。『変身』はいろんな方の訳で読んでいるので省きましたが、短期間のうちにほぼカフカの主要作品には触れることができたと思います。
作品として「まとまっている」のはやはり生前に発表された短編でしょう。『変身』あるいは『流刑地にて』は不気味で暗めの笑いを伴い、誰でも一度読めば忘れがたい味が舌に残ります。あるいは「中年のひとり者ブルームフェルト」に出てくる双子のピンポン球、「父の気がかり」に出てくるオドラデク、「雑種」に出てくる猫羊などの面妖なクリーチャー、これは内田百間にも通じる世界ですね。 さらに言えば「おどるでく」という日本の小説がありましたし『海辺のカフカ』でもそうですが、読者のみならず創作者を刺激するところがカフカの特徴でしょう。特に長編ではそれが顕著です。とりあえず終末にいたるのは、あらかじめ定められた悲劇に向かう『審判』のみ、あとはうねうねしつつついに未完、読者は放り出され、創作者はこれを読めばどうしてもその続きあるいはオマージュ、パロディ、パスティッシュ、何かを書きたくなると言う仕掛けです。たとえばミルハウザーの『マーティン・ドレスラーの夢』は、どうも『失踪者』へのオマージュに思えてならないのです。もちろん著者はそんなことは一言も言ってませんけど。 長編では、もっともカフカが乗って書けたのは『審判』だと思いますね。『城』は死への不安が濃厚すぎるような気がします。それにしても、やはり著者の孤独なまなざしは、どれを読んでも感じられますね。このあたりは好き嫌いの分かれるところでしょう。
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Re: フランツ・カフカ ( No.9 ) |
- 日時: 2004/03/04 00:30
- 名前: leiden
- はるか昔、『変身』を読んだとき、まさか最後まで虫のままだとは予想していなかったので驚いたことをよく覚えています。それから安部公房とか読んだので、カフカが最初の衝撃でした。虫の姿や様子をまざまざと想像して嫌悪感を抱いたものの、最後は悲しかったような気がします。
カフカ短篇集、おもしろいですね。好きというわけではなく、『変身』同様、なんだか読んだ後救いようのない気分になってしまったのですが。かなりこちらの心を揺さぶったのは確かです。 短篇集には、ある瞬間すっと転回し恐怖に陥れられ脱し得ない物語がありました。特に『判決』は忘れられないかもしれません。その瞬間には仰天しました。主人公の語りが必ずしも真実を述べていないかもしれない内容で、その後「私」が語るような小説を読むと、しばしば「私」の告白に疑心暗鬼になるようになりました。 そういえば、おかしみのある物語もありました。みなさんご指摘の謎の存在オドラデク(『父の気がかり』)はかわいいとさえ思いましたね。
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Re: フランツ・カフカ ( No.10 ) |
- 日時: 2004/04/23 01:31
- 名前: 田中およよNo2
- 参照: http://plaza.rakuten.co.jp/oyotama05/
- カフカは難しく読む必要はない。
あれは、大人の御伽噺。
なにろ、前衛芸術って奴は赤ちゃんへの感じ方に戻ることなんだから、
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