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ロジェ・マルタン・デュ・ガール
日時: 2003/05/03 16:19
名前: ききみみずきん
参照: http://www.geocities.co.jp/SweetHome/4720/

ちょうど、「チボー家の人々」の感想を、
拙HPで、読後25年経って、書いたばかりなので、
さくさくと、提案します。
この作者の作品は、この一作しか読んでいないのですが、
ここでは、これだけで十分でしょう。

第一次世界大戦を舞台にして、
アントワーヌとジャンクとのそれぞれの人生が、
伝統的手法で描かれた作品。
生きること、時代と切り結ぶことについて、
真摯に考えさせられます。
メンテ

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Re: ロジェ・マルタン・デュ・ガール ( No.1 )
日時: 2003/05/04 04:49
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

ロジェ・マルタン・デュ・ガール(1881年〜1958年) フランスの作家ですね。
十代の頃にトルストイの影響を受けて作家を志し、長い年月をかけて超大作「チボー家の人々」を完成させてます。おもしろいことに、途中でノーベル文学賞を受賞していますね。次に手がけた大作「モーモール大佐の回想記」は作者の死をもって未完だとか、残念ですねえ。
ということで、私たちは「チボー家の人々」未読です(泣)。ききみみずきんさんのHPでのご紹介を読んで、これは絶対読まねばと思いました。
メンテ
Re: ロジェ・マルタン・デュ・ガール ( No.2 )
日時: 2003/05/04 20:31
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

この作品はUブックスにも入って入手しやすくなったし、長さも堪能できるくらいに長いし、「読むに値する」作品と思います。すみにえ版全集でも重要な位置を占めるのではないかなと思われます。
メンテ
Re: ロジェ・マルタン・デュ・ガール ( No.3 )
日時: 2008/03/10 13:09
名前: ロケットマン

デュ・ガールはあまり読んでないのに、懐かしさを感じます。わたしが影響を受けた人たちに『チボー家』を愛読した人が多かったからかな?
デュ・ガールではお手ごろな長さ(中篇)の『ジャン・バロワ』を何十年か前に読み、いまだに印象に残っています。純な正義感に燃える青年の行動と挫折、そして宗教への回帰の物語だったような記憶です。(間違ってたらごめんなさい。)
いつまでも思い出に残る本で、たとえば、ムージルを読んだことがないと思っていて、実家でわたしの書き込み入りのムージルの本を見つけたときの衝撃と裏腹をなす、勇気と良識の本だったように思います。
メンテ
Re: ロジェ・マルタン・デュ・ガール ( No.4 )
日時: 2008/07/23 21:44
名前: たかこ
参照: http://www.billing.ntt-east.co.jp

チボー家の人々’を読んだのは二十台の頃、灰色のノートから長い月日がかかって、エピローグを読み終える迄、本当に引き込まれて次の巻を待ちました。読み終えたときの感動は50年経った今でも思い出します。感動が抑えきれず訳者の山内義雄先生に、お手紙を差し上げてしまいました。うれしい事に先生からお返事を頂き、又又感激でした!私は乱読で読む本も色々ですが、心に残る最高の作品です!!ノーベル賞って、やっぱりすごい!
メンテ

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