Re: レフ・トルストイ ( No.1 ) |
- 日時: 2003/05/04 04:35
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/
- どなたか推薦してくださるかしらと待っていたので、よかったです。
私たち的には、ドストエフスキーほど好きになれなかったんですよ(まあ、中学生〜高校生の頃の話なんで、今読んだらわからないところですけどね)。ドストエフスキーよりトルストイの方が数段優れてるぞってだれかに言われたら、迷わず「そうですよね」と頷くんだけど、どっちが好きかと訊かれたら、迷わずドストエフスキー、なんですよね(笑)
|
Re: レフ・トルストイ ( No.2 ) |
- 日時: 2003/05/04 22:52
- 名前: よし
- 返信ありがとうございます。
ぼくも同じで、トルストイの方が圧倒的に崇高というか、とてつもなく奥が深いと思うんですが、 あまりに深すぎて近寄りがたいというか・・・ 「アンナ・カレーニナ」なんてよくある不倫ドラマみたいですけど、何か背筋がぞっとするようなところもあって・・・。 だからすごいのはトルストイだと思うんですけど、 ぼくも好きなのは(俗っぽい?) ドストエフスキーです。
|
Re: レフ・トルストイ ( No.3 ) |
- 日時: 2003/05/05 00:39
- 名前: グラニット <wheelie@gf7.so-net.ne.jp>
- トルストイの民話集というのが好きなんですが、正式名称はあるのでしょうか。
創作?
|
Re: レフ・トルストイ ( No.4 ) |
- 日時: 2005/02/15 10:35
- 名前: れんぎょう
- 参照: http://www13.ocn.ne.jp/~rengyou
- はじめて書き込みします。
トルストイの「アンナ・カレーニナ」が一番好きなのでとびこみました(笑) 単なるアンナの悲しい不倫物語ではなく、背景には当時の腐敗した貴族社会への批判も感じます。それからアンナのくだりよりも、もう一人の主人公的存在のレーヴィン(リョーヴィン)の話のほうが興味深く、読み込むと「戦争と平和」よりもトルストイの哲学が随所にちりばめられている気がします。
トルストイの民話集は、ロシア民話をもとにした創作です。自身の哲学を農民などにもわかりやすく表現するために民話や寓話のような形をとり、たくさんの作品を残しています。 「人はなんで生きるか」「エメリヤンとから太鼓」「人にはたくさんの土地が必要か」など。有名なのは「イワンのばか」ですね。民話集は岩波から2冊出ています。
ドストエフスキーは自身の内面を深く抉り出すタイプだとすると、トルストイは、個々の人間と社会との関わりなどをも追求しているような気がします。ユゴーに似たタイプかもしれませんね。
|
Re: レフ・トルストイ ( No.5 ) |
- 日時: 2008/03/02 20:17
- 名前: ロケットマン
- 「アンナ・カレーニナ」も「戦争と平和」も未読ですが、「復活」は10−20代になぜか5回くらい読んでいます。ストーリー・テラーとしてすごい上に、人の道(彼流の福音)と道理を説くやや論争癖のある頑固者のおじいちゃんという印象でした。歳月を経て読むとどんな印象だろうかと楽しみですが、わたしの好みで行くと、ドストエフスキーを先に読んでしまいたいですね。
|