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エッサ・デ・ケイロース
日時: 2004/06/24 00:46
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

エッサ・デ・ケイロース(1845〜1900年)はポルトガルの偉大なる作家、まずこの方を語らなければ、ポルトガル文学を語れないという国民的作家です(正確には「だそうです」、笑)。
現在、翻訳本は『縛り首の丘』と『アマーロ神父の罪』の2冊。エッサ・デ・ケイロースの存在を他のポルトガル作家の解説等で知り、これはぜったい読まねばと『縛り首の丘』を読み、おもしろいけど・・・止まりだった方も多いのではないでしょうか。『アマーロ神父の罪』を読めば、ポルトガル初のリアリズム作家と言われている理由も納得できるでしょう。同時代の他国で書かれた小説と比べても、その心理描写の鮮やかさ等は抜きんでていると思います。古典名作文学の傑作でした。
メンテ

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Re: エッサ・デ・ケイロース ( No.1 )
日時: 2008/08/30 08:03
名前: 名無し

嘗て集英社から出版されていた「世界短編文学全集」というシリーズの「全集9 南欧文学近代」という巻に、エッサ・デ・ケイロースの短編作品が2作品掲載されているようです(私は未読ですが)。 イタリアやスペイン、ポルトガルの作家の短編集ですが、ケイロースの作品は、゛宝物゛という作品と゛フレイ・ジェネブロ゛という作品が掲載されています。 古本屋さんか図書館でしかお目にかかれませんが、ケイロースの作品を読みたい人は、「世界短編文学全集9」で、読む事が出来ると思います。
メンテ

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