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テーオドール・フォンターネ
日時: 2003/08/16 01:45
名前: Katze

テーオドール・フォンターネ 1819−1898 ベルリン近郊ノイ・ルピーンに生まれ、はじめ薬剤師として働き、内務省の役人になったりして後、ジャーナリストになりました。ドイツの各大都市やロンドンなどもおとずれています。作家として活動を始めたのは、60歳近くからですが、20代半ばから、ベルリンの詩人たちと付き合いはあり、詩作をしていたそうです。作品はベルリンを舞台にしたものが多く、都会風です。
ここでは、『エフィ・ブリースト』をあげておきます。
メンテ

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Re: テーオドール・フォンターネ ( No.1 )
日時: 2003/08/17 11:05
名前: もぐら  <maulwurf@valley.ne.jp>
参照: http://www.valley.ne.jp/~maulwurf/

『迷誤あれば』と『シュティーネ』『シュテッヒリン湖』しか読んだことないですね。ちょうど大学院にいた頃にフォンターネ・イヤー(没後100年)があり、授業で扱われました。あまり面白かったという印象はないですね、残念ながら...
20世紀を目の前にして、古き良き時代の要素と活き活きと動き始めた都市の間で揺れ動くものを描いた、というかんじがしますが、やや中途半端なかんじが否めない気がします。もっとも彼の場合は、内容よりも文体で評価された作家、という点もあるので、訳出が難しいのかもしれません。
それよりも、旅行記と言うか紀行文というか『マルク・ブランデンブルク周遊記』が気になっています(というのは、まだ読んでいない、ということですが)。ほんの一部しか訳が出ていませんが、ベルリンの周り、ブランデンブルク地方の地誌を描いたもので、個人的には非常に読んでみたいものです。
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