Re: トマス・モア ( No.1 ) |
- 日時: 2005/05/19 19:39
- 名前: むじな
- 昨日、読み終わった、マンハイムの「イデオロギーとユートピア」に出ていたので思い出しました。
ユートピアでは、便器に金を使っているので、だれも金を貴重な物と思わず、欲しがらない、なんて話が面白かったですね。
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Re: トマス・モア ( No.2 ) |
- 日時: 2005/06/03 01:29
- 名前: SIGERU <sigerusan@hotmail.com>
- はじめまして、SIGERUといいます。
モアの生涯は、「わが命つきるとも」というタイトルで映画化もされていますね。 この「ユートピア」でも、犯罪を根絶するために厳罰主義を以って臨む、という当時の風潮に反対して、いかにも自由思想の法律家らしい巧みな論を展開するくだりなど、とても面白く読みました。 エラスムス「痴愚神礼賛」マキャベリ「君主論」などとともに、古くて新しい書物だと思います。
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Re: トマス・モア ( No.3 ) |
- 日時: 2007/09/11 19:12
- 名前: むじな
- トマス・モアの生涯を描いた映画「わが命つきるとも」の原作は、あるいは英語名は、ボルトの「すべての季節の男」ですね。
この戯曲を、最近読みましたよ。この戯曲では、トマス・モアは、英国王の離婚について、沈黙を守ります。彼の法理論では、「沈黙は承認なり」なのですが、他の法律家には、「沈黙は否認なり」と解釈され、トマス・モアは、処刑されました。
前大戦のとき、日本のポツダム宣言の黙殺は否認と取られました。しかし、少数派でも、沈黙は承認なり、と解釈する人もいるようですね。
最近の朝青龍のマスコミへの沈黙も、モンゴルでは、否認ではなく、承認を意味するのかも、です。車の運転にたとえると、日本人同士より、クラッチの遊びを大きくしたら、って感じです。
日本の神は、日本のために努力した外国人には、寛大ではないかと思いますね。朝青龍を、憎らしいと思ってはいますが、なぜか弁護してるのが、不思議です。
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