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アンドレ・ジッド
日時: 2003/06/18 21:15
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

ジッドあるいはジイドあるいはジード(1869-1951)はたいていの方があんまり好きになれなかったけどなんとなく読まされたという『狭き門』で知られています。これ、面白いかと言われると…。代表作は『贋金つくり』なのですけど、この作品わたくしは途中でやめたまんま数十年経過。しかし世評は高いので、そのうち熱烈なファンがカキコしてくださることを期待してスレッドを立てさせていただきます。
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Re: アンドレ・ジッド ( No.1 )
日時: 2003/07/08 22:33
名前: じゅび  <jubi@jcom.home.ne.jp>

熱烈ってほどではないのですが、私にとっては、
思い出の一冊です。
『狭き門』『田園交響楽』あたりが、好きです。
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Re: アンドレ・ジッド ( No.2 )
日時: 2003/07/09 23:06
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

『田園交響楽』は聖書タイトルじゃないし「純愛」という感じでよかったですね。大昔の話だけど、本よりも映画を先に見たのですが、その前に見た『未完成交響楽』がシューベルトの話だったので、これもてっきりベートーベンの話だと思いこんで見たらラブシーンもないつまらん恋愛話だったので失望したという記憶が…。
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Re: アンドレ・ジッド ( No.3 )
日時: 2003/08/07 10:56
名前: 九州男

 アンドレに一票っす。『田園交響楽』『背徳者』とあまりぴんと来なかったのだけれど、『狭き門』でキました。新潮文庫版の巻末にある石川淳の解説がこの作品の魅力をきっちり代弁してくれていると思います。アリサはサッポーじゃなくてプロメテウスだったんです。
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Re: アンドレ・ジッド ( No.4 )
日時: 2004/05/28 22:35
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参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp

そうそう、誰かジッドのスレを立てていたはずだがと思って来てみれば自分であったか。責任を取って、というわけではありませんが、積んでいた岩波文庫『法王庁の抜け穴』(石川淳訳)をようやく読みました。むしろ訳者に惹かれて確保していたというほうが正しいのですが、やはりちょっとテンポの古さは否めませんねー。しかし、奇蹟・信仰利用詐欺・動機なき殺人と言った素材はまだ光を失ってはいませんが。
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Re: アンドレ・ジッド ( No.5 )
日時: 2005/07/02 19:13
名前: むじな

 「狭き門」、「1粒の麦死なずば」は、高校の頃読んで、ピンと来ませんでした。その後、大人になって、「贋金づくり」の前半を読んで、面白いと思いましたが、後半を読んでいるうちに、なぜかジイドが贋金づくりだなと感じるようになりました。さらに後に、ジイドは、ファシズムやナチスを支持したらしい、ということを知って、これかとジイドを贋金づくりと感じたことを想起しました。小説とか芸術家って、結局、贋金ですけどね。
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