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モーリス・ルブラン
日時: 2003/06/16 20:47
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

読書好きの女性に「初恋の人は?」と聞くと10人のうち2人には「アルセーヌ・ルパンよ」とはぐらかされるという伝説がありますが、ルブラン(1864-1941)は世に名高い「怪盗紳士」を世に送り出したことで知られ、その功績でレジョン・ドヌール勲章まで授けられています。ホームズを多分に意識していたのはフランス人気質と後に続く者として仕方のないところですが、義賊という設定は日本人にもなじみ深く、翻訳と同時に大受けだったようです。少年少女向けリライト版に親しまれた方も多いと思われます。代表作は「ルパン3世カリオストロの城」ぢゃなくて、『813』『奇巌城』というところでしょう。
メンテ

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Re: モーリス・ルブラン ( No.1 )
日時: 2003/06/17 01:09
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

あらま、ビックリ。そういえば、まだモーリス・ルブラン出てなかったんですね。少年少女版のルパンを読んでファンになった方が、大人になって読むと、ギェ〜ッとかなり衝撃を受けるそうですよね。私たちはどっちも読んだことがないわ、やばい。
メンテ
Re: モーリス・ルブラン ( No.2 )
日時: 2003/06/17 18:40
名前: グラニット  <wheelie@gf7.so-net.ne.jp>

 ルブランはもともと新進気鋭の心理小説家だったそうですが、友人の編集者のすすめで『アルセーヌ・ルパンの逮捕』を発表すると、これが評判になったので、以後シリーズ化することになったのです。

 ルパンというと、義賊、予告状、変装、劇場型犯罪者のイメージですが、第一短編集『アルセーヌ・ルパンの冒険』を読めば、彼の行動が非常に論理的であることに驚かされるはず。ルパンの場合、まず予告状を出す行為にしてからが、チェスの第一手なのです。ルパン登場から100年以上たつというのに、数多くの模倣者たちは、大した考えなしに予告状を書いています。これは、ルブランによって怪盗という決定的なフォーマットが作り上げられてしまった、という証拠でもあるのですが。

 『奇巌城』などの長編もいいですが、私の思い入れの強いのは初期の短編で、特に『アルセーヌ・ルパンの脱獄』『赤い絹のスカーフ』は、本格ミステリとしても傑作だと思います。
メンテ
Re: モーリス・ルブラン ( No.3 )
日時: 2003/06/18 20:53
名前: 海ねこ

ホームズとルパンは子供のころ児童向きのシリーズでほとんど全部読んでますね。ただ、ホームズは大人になってから原作を読み直しましたけど、ルパンは読んでいないなぁ。そんなに原作は雰囲気違うんですか??
メンテ

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