エーリヒ・ケストナー |
- 日時: 2003/06/06 21:05
- 名前: 坤
- 参照: http://yonosk.tripod.co.jp
- さて、たまにはドイツ系もお手伝いしなきゃっ。大きなお世話つー噂もありますけどね〜。
ケストナー(1899-1974)は『飛ぶ教室』『エーミールと探偵たち』をはじめとする少年小説の分野で永久に語り伝えられるでしょうが、一般向けの小説として、「あるモラリストの物語」との副題の付いた『ファービアン』、ユーモア小説ということになっている(笑えるかというと…)『雪の中の三人男』などを残しております。代表作『ファービアン』(1931)はワイマール共和国が崩壊に向かう中で「モラル」を追求した男の話。しかし訳文は読みにくかった記憶があります。少年文庫は改訳されたのだから、こっちも改訳が望まれるところ。ケストナーの詩集『人生処方詩集』は同じ方の訳だと思うのですが、こちらは雰囲気が合ってました。
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