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ジュール・ヴェルヌ
日時: 2003/04/25 00:19
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

ジュール・ヴェルヌ(1828年〜1905年) フランスの作家です。
SFファンタジー作家ですね。女性蔑視の傾向のある方だったそうで、そこがちょっと引っかかってるんですが、やはり後世に与えた影響のすごさを考えると、入れるべきだと思いました。
代表作は、「月世界旅行」「海底二万里」「八十日間世界一周」「十五少年漂流記」「地底旅行」あたりでしょうか。推薦は、「十五少年漂流記」で。
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.1 )
日時: 2003/04/30 23:06
名前: グラニット  <wheelie@gf7.so-net.ne.jp>

SF(サイエンス・フィクション)という言葉を考案し、このジャンルを商業化させたのは、「SFの父」ヒューゴー・ガーンズバック(1884-1967)だとされています。そのため、ウェルズやヴェルヌは、ともすれば前時代的な、プレSFとでも言うような扱いを受けることがあります。

しかし、ヴェルヌの小説を読むと、「科学が人類の未来を明るくする」というオプティミズムに溢れており、読者を啓蒙しようとする確信的な姿勢が随所に見られます。しかも彼は、そんな物語を、当時の科学知識を基盤に描いた。この2点から、ヴェルヌはまぎれもなくSF作家だと思うわけです。少なくとも時代が違うだけで、後続たちとやっていることは全く変わらなかったわけですから。

ヴェルヌの偉大性は、SFへの先見性と、物語作家としての力量、その両方に支えられています。もし彼から1冊を選ぶとすると、両方をいかんなく含んだ作品を選定するべきでしょう。

私は、数多い傑作の中で『海底二万里』を推します。これは、上記の条件もさることながら、ネモ艦長という特異なキャラクターの魅力によるもの。
(実は彼、別の作品に登場して、死んでしまうんですが・・・出ない方がよかったのに(笑))
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.2 )
日時: 2003/05/03 03:07
名前: しま

「十五少年漂流記」または「二年間の休暇」もいいですが、私もやっぱりヴェルヌは「海底二万里」かなぁ。
単に「十五〜」のフランス人兄弟(特に兄)がいい子ちゃん過ぎて好きになれないだけですが。(^^ゞ
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.3 )
日時: 2003/05/03 03:14
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

でもでも、よく考えてみたら、今読むとかなりおマヌケですけど、「八十日間世界一周」がその後に与えた影響も大きいですよね。でも、やっぱり「十五少年漂流記」(笑)
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.4 )
日時: 2003/05/11 11:26
名前: 海ねこ

わたしは断然「海底二万里」を押します!
昔読んで、ネモ船長にあこがれました。え?死んだのは読んでないなぁ...
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.5 )
日時: 2006/02/28 20:38
名前: テラコー

「ヴェルヌ」と言えばSF…なら、「サハラ砂漠の秘密」です。ヴェルヌの作品には、どこか「ロマン(死語?)」を感じるボク。だから、「サハラ砂漠〜」の大冒険とラストの盛り上がりが好き。でも、敢えてSFメインではない「アドリア海の復讐」に一票。大時代的な冒険譚にサスペンスとロマンを吹き込んだ作品として。
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.6 )
日時: 2006/06/05 21:41
名前: 風太

彼の作品は帝国主義を肯定する作品で正直好きではないです。ただテーマは好きです。ええ、本当にロマンです。憧れます。「十五少年漂流記」は彼等はあの島にずっといたら島中の食物を食いつくしかねないですね(笑)。黒人の少年の扱いはあの時代ですね。ところで黒人の少年も含めて十五人でしょうか?確か違ったような・・・。確認します。
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.7 )
日時: 2009/04/07 18:52
名前: 島バナナ

ジュ−ル・ベルヌは小学校の図書館で読んだ。
休職時間に放送室で朗読したのを覚えています。
「地底の探検」と「十五少年漂流記」が特に好きだったと思う。
懐かしい一冊です。
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Re: ジュール・ヴェルヌ ( No.8 )
日時: 2009/04/13 00:50
名前: Navi

今から35年ほど前、小5の時に「海底二万里」を読んで衝撃を受け、当時読める限りのヴェルヌ作品を読みましたが、やはり「海底二万里」です。
岩波少年文庫で石川湧さんの訳(今は私市保彦さんの訳なんですね)。大切にしていたのですが、いつの間にか忘れ、先日実家に帰省した際、見つけました。思いのほか、保存状態がよかったので、持ち帰って、小3の息子にあげました。「ちょっと難しいけど、後できっと読む」と彼。あのワクワクが伝わるのかどうか、楽しみです。
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