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イリヤ・エレンブルグ
日時: 2003/05/27 21:09
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

エレンブルグ(1891-1967)はソ連の作家ですがユダヤ系であることをむしろ前面に押し出して、西欧に滞在したりソ連に戻ったりとなかなか華々しく活躍した方です。小説もかなりケレン味が強く、古典SFでは必ず引き合いに出される『フリオ・フレニトの遍歴』『トラストDE』という欧州壊滅2部作のほか、これは意外とまじめな、スターリン後のソビエトを描いて流行語にもなった『雪どけ』など多彩。でもやっぱり『トラストDE』でしょう。
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Re: イリヤ・エレンブルグ ( No.1 )
日時: 2003/05/28 23:54
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

今、ふつうに本屋さんで手に入れることができるのは「十三本のパイプ」だけみたいですね。これはどうなんでしょ。
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Re: イリヤ・エレンブルグ ( No.2 )
日時: 2003/05/29 21:16
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

「十三本のパイプ」…短編集みたいですね。それは未読です。「雪どけ」は河出の緑色の全集にソルジェニツィンとカップリングされてますので、時々ブックオフの100円コーナーで見かけます。今はロシアも景気がよくて、文学どころではないのかしらん。
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Re: イリヤ・エレンブルグ ( No.3 )
日時: 2005/08/08 20:13
名前: むじな

 エレンブルグは、「雪どけ」を読んだよ。日本ブック・クラブ会員版、赤い豚革の表紙のやつ。
 奥さんがだんなの上司という設定で、社会主義でも資本主義より公平ないいこともあるんだと、社会主義を評価するきっかけになった。第1部で出てきた問題が、第2部で、あんまりきれいに解決してしまうので、拍子抜けした。SFチックかも知れない。
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