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フセヴォロード・ミハーイロヴィチ・ガルシン
日時: 2003/05/25 18:32
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

ガルシン(1855〜1888)は南ロシアの生まれ、クリミア戦争の余燼さめやらぬ雰囲気に小さいときから染まり、露土戦争に22歳で志願、この時の体験をもとに「四日間」をはじめとする戦争小説を発表し注目されました。しかし同時に狂疾を発病、癲狂院に収容されるものの彼は発狂中の記憶も明確であったらしく、精神病院を舞台とする名作「赤い花」を残します。彼は退院後結婚もしたのですが結局飛び降り自殺を図り、その時の怪我が悪化して33歳で亡くなっております。
メンテ

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Re: フセヴォロード・ミハーイロヴィチ・ガルシン ( No.1 )
日時: 2003/05/29 02:42
名前: すみ&にえ
参照: http://www.aw.wakwak.com/~w22/

「赤い花」は岩波書店の広辞苑では「赤い花」となっているのに、岩波文庫で昔出したときには「紅い花」、改訂版では「あかい花」って邦題になってますね。よその出版社から先に出ている翻訳本(1912年)が「赤い花」だから、広辞苑ではそっちを採用したんですね、きっと。意外と身内びいきではないのね(笑)
とりあえず、現在手に入る本はないようですね〜。ちょっと読んでみたい気も。
メンテ
Re: フセヴォロード・ミハーイロヴィチ・ガルシン ( No.2 )
日時: 2003/05/29 21:20
名前:
参照: http://yonosk.tripod.co.jp

いまはなき旺文社文庫や福武文庫でも出てましたから、まあ公認名作と言えるでしょう。内田百けんと同じで「出すとつぶれる」というジンクス持ちかもっ。岩波文庫では増刷してないのでしょうか。
メンテ

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