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2005年上半期・H2のベストほんやく本
日時: 2005/07/02 23:49
名前: H2
参照: http://www2.ocn.ne.jp/~h2tea/

今年も半年が過ぎたんですねぇ。ボヤボヤしているとアッという間に年末になってしまいそう。え、それは気が早すぎ?
昨年は年間ベストに参加しそこねたのですが(「ベスト」と言えるほどの読了本がなかったので)、今回は参加させてくださいね。

上半期ベスト1は決まっているのですが、1位の1作だけではサマにならないので、キリのいいところで計5作にしようかなと思ったのですが、エイッと計10作選んでみました。1位以外は印象に残っている本ということで順位はありません。

ジャジャーン!【1位】
『彼方なる歌に耳を澄ませよ』 アリステア・マクラウド(新潮社CREST BOOKS)

以下、順不同
■『イワン・イリッチの死』 トルストイ(岩波文庫)
■『おわりの雪』 ユベール・マンガレリ(白水社)
■『銀河ヒッチハイク・ガイド』 ダグラス・アダムス(新潮文庫,絶版)
■『検察官』 ゴーゴリ(群像社ライブラリー)
■『コウルリヂ詩選』 コールリッジ(岩波文庫)
■『肉桂色の店』 ブルーノ・シュルツ(集英社ギャラリー世界の文学12)
■『引き船道』 ジェズス・ムンカダ(現代企画室)
■『ポンペイの四日間』 ロバート・ハリス(ハヤカワ文庫NV)
■『リンゴ畑のマーティン・ピピン』 エリナー・ファージョン(岩波少年文庫,上下巻)

『コウルリヂ詩選』は「詩」となっていますが、内容は詩のスタイルをとった物語です。ごめんなさい、絶版も混じっています。ハッキリとはわからないのだけれど、ひょっとして絶版ではないのかなぁ、と思う本も混じっています(^^;。
ベスト本を選んでみたら、大作がないことに気づきました>いまさら?下半期は大作を、と言いたいところですが、いまの気持ちは古典に傾いているのです。でも、どうなるのかは自分でもわからないです〜。相変わらず、行き当たりバッタリの読書ライフです(^^A;。
メンテ

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Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.1 )
日時: 2005/07/03 00:38
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

H2さん、ご参加ありがとうございます♪

堂々の1位は、もちろん!ですよね。あとは・・・あ!『肉桂色の店』は今年出た本でもないのに、というか、絶版本なのに、私たち、坤さん、H2さんとすでに3回も挙げられてしまった。これは珍しい現象ですよね。『引き船道』は私たちもぜったい読みますよ〜っ、たぶん今年中に。
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.2 )
日時: 2005/07/03 00:57
名前: しま
参照: http://www17.ocn.ne.jp/~books/bekkan/bekkantop01.htm

わ〜、「彼方なる〜」強いですねぇ。上半期ダントツの人気ぶりではないですか。
「リンゴ畑のマーティン・ピピン」はちょっと大人っぽい物語集(?)ですよね。挿絵も素敵でしたよね。
「ひなげし野の〜」の挿絵は前作と違う人が書いてますが、こちらも私大好きです。

それにしても……ブルーノ・シュルツはなんだかもう読まなきゃ!って気になっちゃいますねぇ。
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.3 )
日時: 2005/07/03 16:32
名前: 海ねこ

きゃっきゃっと喜んじゃったのは『リンゴ畑のマーティン・ピピン』です♪ これはわたしの愛読書だったんですよ。ハード・カバー版を愛蔵しています。ジャジャーン!の『彼方なる〜』は激しく同感ですね。未読本で気になるのはブルーノ・シュルツかな?これはぜひ読みたいです。
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.4 )
日時: 2005/07/03 18:33
名前:
参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp

H2さん、こんばんは。そうそう、古典は読む気になったときが出会いですぜー。時期を逃すとまた離れてしまうし。ということでわたくしもここんとこ古典半分、新刊半分という感じで進んでいます。なにしろ古典は未読が多くてキリがないという欠点はありますけど。
 マクラウドのトップは、今年前半を見渡すと妥当でしょうね。『おわりの雪』はわたくしも読んだのですが、まー、あの「仕事」がねえ…。『引き舟道』は気になりますね。
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.5 )
日時: 2005/07/03 20:35
名前: マルチヴァク
参照: http://www.h5.dion.ne.jp/~multivac

わー、意外や意外。いつの間に『銀河ヒッチハイク・ガイド』を!へへへ、3部作制覇しましたよっ。でもやはり最初のこれが一番面白かったですね〜。 
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.6 )
日時: 2005/07/03 21:19
名前: ぎんこ
参照: http://park8.wakwak.com/%7Eyawa/

『彼方なる歌に耳を澄ませよ』はもうちょっと涼しくなってから読もうかと思ってます。あとは『ポンペイの四日間』が読みたいです!
『銀河ヒッチハイク・ガイド』は河出だっけ?から出るんじゃなかったですっけ。楽しみにしてるんですが。映画も予告は結構笑えましたけどどうでしょうね。
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.7 )
日時: 2005/07/05 21:17
名前: おはな
参照: http://www.geocities.jp/hana3baba3/

わ〜『イワン・イリイッチ』がランクインしてる!今さらこれを読むのか〜と思いつつ、でも感動してしまいましたよね。おぉ、H2さんのベスト本には「コウルリヂ」などと古いものが入ってて何だか嬉しくなるなぁ〜と思ったけど、ちぇっ欄外に堂々1位のマクラウドがある‥くくく、マクラウド未読の私はしおれてしまうのでした。
メンテ
Re: 2005年上半期・H2のベストほんやく本 ( No.8 )
日時: 2005/07/16 23:39
名前: H2
参照: http://www2.ocn.ne.jp/~h2tea/

>すみ&にえさん
『彼方なる〜』はすごい人気ですね。これだけ多数が上位、しかも1位に挙げる本は珍しくないですか?

『肉桂色の店』は私で3回になっちゃいましたね。
それだけ、読んだ人が挙げたくなる本、挙げずにはいられない本でしょうか。しかし入手しにくいのが難。布教に励んで、廉価版を出してもらいましょう!教祖は坤さんね。

>しまさん
『マーティン・ピピン』はかなり大人ぽかったです〜。もともと大人向けに書かれた本だそうだけれど、納得です。ロマンティックだけれど、甘くないところがよかったです。ファージョンは話作りが上手いですね。

ブルーノ・シュルツはまだ『肉桂色の店』しか読んでいないのですが、これはしまさんも気に入るんじゃないかなぁと思うのですが。機会があったらぜひ。

ところで、マンガレリの『おわりの雪』は読みましたか?これはしまさんの好みだと思うんだけど。ちょっと痛いところもあるけれど、全体のムードがいいのです。

>海ねこさん
『マーティン・ピピン』が愛読書でしたか。ひょっとして子どもの頃からの?おませな子どもだったとか?(笑)
恋の話だから、もっと甘〜い内容かと思っていたのですが、案外にそうではなかったのが良かったです。
これだけの話を書き分けて、しかも退屈させない、次はどんな話になるのだろうと楽しく読みました。文庫を買っちゃったけど、これはハード・カバーでほしかったと思いましたよ。

『彼方なる〜』は良かったですよね。滅多に出会えない良質の本でした。私はすでに年末にもベスト入りすることが確定です。

>坤さん
>そうそう、古典は読む気になったときが出会いですぜー。
>時期を逃すとまた離れてしまうし。
坤さんはかなり古典を読んでいますよね。やっぱり時期ってありますか。読もうと思ったときにすかさず読まないと、読みそびれてしまうんですよ、なぜか。いつでも読めると思うのがいけないのかな。

『引き舟道』はすごい傑作!!とまでは言えないのですが、私は十分レベルの高い作品だと思うんですけど。あまりにも知られていないようなので、もっと知られてもいいんじゃないかと思うんです。

>マルチヴァクさん
2作目の『宇宙の果てのレストラン』までしか読んでないのですよー。3作目があるとは知らなかったです。
古書店で1作目と2作目しか売っていなかったんですよ。『レストラン』を読んだらまだ続くじゃないですかっ。今度『クリケット』を探しに行かなければいけません。これって3作目で完結しているのでしょうか?

>ぎんこさん
『銀河ヒッチハイク・ガイド』はおかしかったですー。映画の予告は知らないのですが、映像化すると一歩間違えれば非常につまらなくなる可能性もある話なので、映画はどうなんでしょうかねえ。
復刊なのか新訳なのかわからないけれど、河出から出るというウワサですね。このウワサはホントなんでしょうか?ウワサの出所がわからないので、真偽のほどがわからないんですけど。

『彼方なる』はこれからなのですね。ぎんこさんの感想を楽しみにしています〜。

>おはなさん
なんで、古いものが入っているとうれしくなるのかなあ(笑)。今回は古い本が多くなってしまいました。にゅうしゅしにくいのもあるし。
そうなんです、『イワン・イリッチ』は「いまさら」という感じがあったんです。でも、古典は何かのキッサカケがないと読む気になれないので、この機会に読めてよかったです。これもおはなさんのおかげです。

「コウルリヂ」はよかったですよ。これも読んでおくべき本でした。ただ、訳がちょっとね。努力は認めるのだけれど、あまり褒められないなぁ。
メンテ

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