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2004年・水井芳憲の年間ベストほんやく本
日時: 2005/02/18 17:00
名前: 水井 芳憲

お初にお目にかかります。37歳公務員の水井と申します。
特に「翻訳の」書物が好きな訳ではない(一番のお好みジャンルは「法律書」です。)のですが、嬉しがって参加させていただきます。

ということで、2004年に水井が読んで面白かった本(新刊書が少ないですぅ)は・・・

第一位 Mプルウスト「失われたときを求めて」ちくま文庫版・全十巻
第二位 Gウルフ「ケルベロス第五の首」国書刊行会
第三位 Wナボコフ「透明な対象」これも酷暑
第四位 Hジェームズ「厄介な年頃」あぽろん社
第五位 Tスタージョン「海を失った男」晶文社
というところです。
(次点的なものとして、アジアの岸辺とキンタナローと乙女たちの地獄と犬は勘定に入れませんの四作を。)

なお、番外(←未完のため)として
Iカント「純粋理性批判・上中」岩波カント全集
を上げておきます。
あと、正義論でおなじみのJロールズ「公正としての正義」は(難しかったけど)面白かったです。

これら以外にも多少は読んでいますが、グラウザー「外人部隊」、ルヴェル「夜鳥」、ウォルターズ「囁くこだま」とランド「水源」の四作は、どうしてあんなに世評が高いのか不思議でした。

失礼します。
メンテ

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Re: 2004年・水井芳憲の年間ベストほんやく本 ( No.1 )
日時: 2005/02/19 03:48
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

水井 芳憲さん、はじめまして。ご参加ありがとうございます♪

いきなり第一位で私たちはのけぞりました(笑) お読みになったのですね、というか、読了なさったのですね、プルウスト「失われたときを求めて」。グググッ、私たちもいつか読了めざして読みはじめねば。Hジェームズ「厄介な年頃」もなにげに分厚い本ですよね。

世評の高いのが不思議だった4作ですが、グラウザー「外人部隊」は読んでないからわかりませんが、ルヴェル「夜鳥」とランド「水源」は小説じたいの評価っていうのとまた違うからじゃないですかね。私たち的には「夜鳥」は古めかしい薫りが、「水源」は作者が放つパワーが好きでした。ウォルターズ「囁く谺」はそれほど評価は高くないかもしれません。このミスの「蛇の形」の評論で、ファンをガッカリさせた時期みたいなことを書いてあった、その時期中の作品ですから。うちの掲示板でも圧倒的に評価が良くないし(^^;)(^_^;)
メンテ

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