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2004年・にぃにぃ魔女☆の年間ベストほんやく本
日時: 2005/01/29 05:13
名前: にぃにぃ魔女☆

趣味で決めました(笑)

1位
ケルベロス第五の首
☆ジーン・ウルフ
SF的には『万物理論』や『ソラリス』の方が傑作だけど…難解で何回か読まないと理解できないんだけどその価値あり!
ウルフ作品ではまだ傑作があるんで翻訳してほしい
第2位
犬は勘定に入れません
☆コニー・ウィリス
『航路』とかの長編傑作には及ばないけどウィリス作品では偏愛
第3位
ソラリス
☆スタニスワフ・レム
名作の一言。文庫だけでは読んだことになりません
第4位
琥珀捕り
☆キアラン・カーソン
超好みの傑作!また来年もこういうのが読みたい
メンテ

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Re: にぃにぃ魔女☆2004年ベスト ( No.1 )
日時: 2005/01/28 11:11
名前: にぃにぃ魔女☆

第5位
形見函と王妃の時計
☆アレン・カーズワイル
前作との併せ技でノックアウト!威力大!前作に続けて読んでほしい
第6位
贖罪
☆イアン・マキューアン
ブッカー賞惜しかった(全米批評家協会賞受賞)。『アムステルダム』も凄いし、好きだけど個人的には本書と『時間の中の子供』が超LOVE
第7位
その名にちなんで
☆ジュンパ・ラヒリ
長編初とは思えない程の完成度の高さにびっくり!本書を読んだらゴーゴリの名作『外套』を読むべし!
メンテ
Re: にぃにぃ魔女☆2004年ベスト ( No.2 )
日時: 2005/01/28 11:24
名前: にぃにぃ魔女☆

第8位
不思議のひと触れ
☆シオドア・スタージョン
スタージョン入門にはぴったり。「もうひとりのシーリア」、「雷と薔薇」は名作です。
『スタージョンは健在なり』は持ってますが、『時間のかかる彫刻』も買いました。こっちも読んでみて!
第9位
ミドルセックス
☆ジェフリー・ユージェニデス
こちらも傑作なんで無問題。いや〜こんなに趣味の傑作が出ていいのか(笑)ド迫力の歴史神話
第10位
万物理論
☆グレッグ・イーガン
流石にベスト10には入れないと(笑)名前の割にすらすら読めて、結構、リーダビリティが高い。2004年SFのNO1!
メンテ
Re: にぃにぃ魔女☆2004年ベスト ( No.3 )
日時: 2005/01/28 11:38
名前: にぃにぃ魔女☆

長くてすみませんm(_ _)mここからは番外です!
・日本作品部門
gift
☆古川日出男
近著『アラビアの夜の種族』、『サウンドトラック』は世界にも通用する傑作!
これも傑作短編集「天使編」が好き

・ノンフィクション部門
SF雑誌の歴史〜パルプマガジンの饗宴〜
☆マイク・アシュリー
こんなすごいマニアックなノンフィクションは久しぶりかも(笑)わからないことだらけでためになる!

・萌え部門

ペンギンの憂鬱
☆アンドレイ・クルコフ
動物好きにはたまらない傑作。グロテスクだけど、ミーシャ可愛い!駄目男小説としても一級品
メンテ
Re: にぃにぃ魔女☆2004年ベスト ( No.4 )
日時: 2005/01/28 11:48
名前: にぃにぃ魔女☆

☆驚き部門
ノリーのおわらない物語
☆ニコルソン・ベイカー
少女小説の新しい決定版では!?言い間違いも可愛くて、あのトンデモ傑作『中二階』の作家とは思えない(笑)180度イメージ変わりました

・ミステリー部門
荊の城
☆サラ・ウォーターズ
当たり前すぎて申し訳ないです。
ただあたしとしては『ケルベロス〜』とか『犬〜』、プリースト『奇術師』もミステリーで、この二冊の方が優れてると思うんです
が、純粋のミステリー、コン・ゲーム小説として選びました。レズ小説が好きな人でもイケちゃうかも。
メンテ
Re: にぃにぃ魔女☆2004年ベスト ( No.5 )
日時: 2005/01/28 11:57
名前: にぃにぃ魔女☆

・ファンタジー部門
文学刑事サーズデイ・ネクスト2〜さらば、大鴉
☆ジャスパー・フォード
純粋なファンタジーではないけど面白さはまさにファンタジーのそれ。怒涛のアイディア攻撃に瀕死!前作の欠点が薄まったのも○
純粋のファンタジーならパーカー『アバラット2』、マーティン『王狼たちの戦旗』がおすすめ

・短編部門
冬の犬
☆アリステア・マクラウド
マクラウドの短編集も基本ですね。前作も素晴らしいけど個人的にはこちらが好き。素朴で温かいタッチが魅力

メンテ
すみにえさんまだ気づいてない? ( No.6 )
日時: 2005/01/29 11:37
名前: 1番(仮)

にぃにぃ魔女☆さんもSFのランクインが多いですね。超心強い援軍です。さあ、すみにえさんに『万物理論』の何たるかを知らしめましょう……って、もしかして『万物理論』も“駄目男小説”として堪能なさりました?(爆)

古川日出男は、海外小説好きにもオススメですね。酒見賢一、佐藤哲也、国内にも奇想の書き手は数多おります。
メンテ
仲間発見!!Σ(・д・) ( No.7 )
日時: 2005/01/29 13:35
名前: にぃにぃ魔女☆

1番(仮)さん、『万物理論』はダメSF男子小説という読み方もありますよね!?
最近の翻訳SFは短篇集が強いと思うんですが
『祈りの海』『しあわせの理由』『タクラマカン』『あなたの人生の物語』『海を失った男』『ヨットクラブ』
『ふたりジャネット』などと見たら一目瞭然。
酒見賢一さんは『陋巷に在り』『後宮小説』
佐藤哲也さんは『イラハイ』『沢蟹まけると意思の力』『熱帯』が傑作
ちなみに国内では
第1位
『gift』古川日出男
『綺譚集』津原泰水
第3位
『空の中』有川浩
第4位
『象られた力』飛浩隆
第5位
『審判の日』山本弘
メンテ
Re: 2004年・にぃにぃ魔女☆の年間ベストほんやく本 ( No.8 )
日時: 2005/01/31 02:05
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

にぃにぃ魔女☆さん、ご参加ありがとうございます♪
すみません、見てはいたのですが、作業に追われて落ち着いて書き込みができなくて(^^;)(^_^;) なにせ第1位から第9位まで、私たちも強く印象に残っているものばかりで、どこから食いついたらいいやらってぐらいで。
そして第10位ですね(笑)>1番(仮)さん
大丈夫、大丈夫、私たちは読まないから(^-^)(^_^)v
メンテ

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