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2003年・マルチヴァクの年間ベストほんやく本
日時: 2004/01/10 11:49
名前: マルチヴァク
参照: http://www.h5.dion.ne.jp/~multivac

わーん、期限切れ?でも投稿します…

1 エドウィン・マルハウス  スティーヴン・ミルハウザー
        これは文句なしの1位でしょう
2 モーガンさんの街角  アン・タイラー
        駄目男、嫌いな筈なんだけど…
3 昏き目の暗殺者    マーガレット・アトウッド
        脱帽!でも当りが多かった為無念の3位。
4 香水  パトリック・ジュースキント
        これも参りました本。グロさがたまりませんっ
5 耳らっぱ レオノーラ・カリントン
        どんどんと異世界に入り込む怖さと楽しさがなんとも。
6 ドゥームズデイ・ブック   コニー・ウィリス
        ワクワクドキドキの楽しさは最高
7 緑の少女(上下)  エイミー・トムソン
        これも「楽しむ読書」です。
8 母なる夜   カート・ヴォネガット・Jr
        …厭世観にどっぷりですがやはり好き
9 ウンベルト・エーコの文体練習 ウンベルト・エーコ
        参りました、笑いました。しかし教養の無さが災いして9位
10 オレンジだけが果物じゃない ジャネット・ウィンターソン
        面白く哀しく…でも手元に無いので残念10位。

短篇集はベスト8までしか選べませんでした。でも当り本多し。

1 一角獣・多角獣 シオドア・スタージョン
2 こちらへいらっしゃい  シャーリイ・ジャクスン
3 宮殿泥棒  イーサン・ケイニン 
4 海を失った男  シオドア・スタージョン
5 不思議のひと触れ  シオドア・スタージョン
6 エンペラー・オブ・ジ・エア  イーサン・ケイニン
7 シェル・コレクター  アンソニー・ドーア
8 あなたの人生の物語  テッド・チャン

範囲外ですが特別賞1冊(和物ですがあまりに良かったので)
ラピスラズリ  山尾悠子
       とにかく美しくて感激。幻想の世界にはまり込んで、3度読了するまで抜け出せませんでした。
メンテ

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Re: 2003年・マルチヴァクの年間ベストほんやく本 ( No.1 )
日時: 2004/01/11 00:53
名前: すみ&にえ
参照: http://park8.wakwak.com/~w22/

いえいえ、ベストの投稿は2月いっぱいぐらいまでが目途ですから、まだ早いほうですよ〜♪
『エドウィン・マルハウス』が1位ですね、そうでしょうとも、そうでしょうとも。これは翻訳本好きなら読まないと、というか、読まないなんてもったいなさ過ぎますよね。
そして2位の『モーガンさんの街角』、これ、いいですよね〜。可笑しくて、切なく悲しくて、アン・タイラーじゃなきゃ書けないって小説ですよね。『昏き目の暗殺者」は3位ですか。でも、『エドウィン・マルハウス』と『モーガンさんの街角』が上にいてはしょうがないですよね〜っ。
メンテ
Re: 2003年・マルチヴァクの ( No.2 )
日時: 2004/01/11 08:14
名前: アルパカ  <alpaca@yhoo.co.jp>
参照: http://d.hatena.ne.jp/alpaca/20031231

こんにちは、わたしも今年はじめて、シオドア・スタージョンという人を知って、お気に入りになりました。そして、帯の「だれにも好かれない、どこにでもいる平凡な人間。。」というフレーズもわがことのようで、たいそう気に入ったり。
ついでに、まだ翻訳されていないアン・タイラーの宣伝文句の「人はだれでも最初の結婚はアマチュアだ」みたいな言葉も・・のようでお気に入り。
メンテ
Re: 2003年・マルチヴァクの年間ベストほんやく本 ( No.3 )
日時: 2004/01/11 14:56
名前:

おおマルチヴァクさん、お待ちしておりましたーっ。エドウィンは、読んだ人が必ずその年にベストに挙げるという、ほんとうに得難い本ですよね!私もできることなら毎年読んで、毎年ベスト入りさせたいくらい(笑)
えへへ、そいでそいで。
やっぱり出た出た『ラピスラズリ』の☆特別賞☆!(勝手に☆付けちゃったよ)私まだ三度目読んでないですよ〜、お年玉で買うハズだった『山尾悠子作品集成』も買ってないし。

おっ、短編集のほうでスタージョン3冊ですね!今年もマルさんぎんこさんのスタージョンペアの御活躍をお祈り……と思ったら、アルパカさんも乱入か?(笑)
メンテ
Re: 2003年・マルチヴァクの年間ベストほんやく本 ( No.4 )
日時: 2004/01/11 22:32
名前: H2
参照: http://www2.ocn.ne.jp/~h2tea/

うんうん『エドウィン・マルハウス』は、やっば絶対はずせないでしょう。
ふふふふふ、『ラピスラズリ』番外ですね!ニヤリ。私も三度読んでないけど、いつか再読します。
テッド・チャンは、いまだ読もうかどうしようか迷ってます。だって難しそうなんだもの。
メンテ
Re: 2003年・マルチヴァクの年間ベストほんやく本 ( No.5 )
日時: 2004/01/12 00:08
名前: マルチヴァク
参照: http://www.h5.dion.ne.jp/~multivac

>すみ&にえさん
そうなのですよ。前半に当り本が多すぎて、順位つけるのにとっても迷いました。『エドウィン・マルハウス』は別格ですけれど…これは10年に一度あるかないかの傑作だと思います。
>アルパカさん
スタージョンを気に入ってくださって、我がことのように嬉しいです!これでスタージョントリオ♪
そうそう、アン・タイラーの新刊でたのですよね。翻訳が刊行される日が待ち遠しい。「人はだれでも最初の結婚はアマチュアだ」ですか。英語読めない我が身が悔しいったら(笑)。
>雫さん
えー!『山尾悠子作品集成』購入予定ですか!…今図書館にリクエスト中なんですが、これも読んだら欲しくなってしまうのかな?でもあの値段が。って、『ラピス』も読了するまで買う予定無かったのですけれど。怖い作家…
>H2さん
『ラピスラズリ』教えていただいて感謝です。日本文学でこういう小説に合えるなんて思ってもみませんでした。次に読む時は半日お籠りしてじっくりと楽しみます。邪魔されたら暴れるかも(笑)。
テッド・チャン、確かに1編理解出来ないのがありましたが、他のは私でも大丈夫、なんとか読了出来ました。異質な雰囲気が新鮮なSFでしたよ。
メンテ

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