Re: 2003年・坤の年間ベストほんやく本 ( No.1 ) |
- 日時: 2004/01/05 02:24
- 名前: すみ&にえ
- 参照: http://park8.wakwak.com/~w22/
- うわ〜、『アウステルリッツ』が1位でしたか。もちろんベスト10にはお入れになられるだろうなと思ってましたが、1位とはまったく予測していませんでした。そうだったのか、そうなのですね(笑) でも、ホントに凄い本でしたよね。読んでいて鳥肌が立ちました。2位は『笑いと忘却の書』ですか、これは、まあ。ああ、でも、順位が何回見ても意外ですね。『調律師の恋』も5位とは意外だし。う〜ん、きりがない(笑)
そうそう、高さんと莫言さんについては、私たちも思いましたよ。どうなんでしょうね。ついでに勝手に評価させていただくと、二人の著作をあわせても『霊山』はとびぬけてて、それを除くと莫言さんのほうが上なんじゃないかなって気もしますよね、しません?
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Re: 2003年・坤の年間ベストほんやく本 ( No.2 ) |
- 日時: 2004/01/13 14:35
- 名前: おはな
- 参照: http://www.geocities.jp/hana3ana3
- はい〜発狂本『眩暈』をおすすめしてしまった責任取りに来ました〜(笑)。
なるほど、中国に関して二大巨頭の読み比べをされているのは羨ましく、またどこでも逆風しか感じないナボコフ『透明』を次点とはいえ上げられているのが心強いです。 クンデラ第2位ですか。もうすぐ手足が震えて来ても知りませんですよー。
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Re: 2003年・坤の年間ベストほんやく本 ( No.3 ) |
- 日時: 2004/01/13 13:35
- 名前: らむず
- 『トリストラム』読みたいと思いつづけてるんです。え、絶版!?こういう古典を絶版にするのを禁止する法律でも作らなきゃいけません。でも岩波ならそのうち復刊してくれるかしら。
それにしても、あんなに大量の作品に全順位をつけられてるんですか?ひええ、すごい。
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Re: 2003年・坤の年間ベストほんやく本 ( No.4 ) |
- 日時: 2004/01/16 20:31
- 名前: 坤
- 参照: http://yonosk.at.infoseek.co.jp/
- のんびりしていたらなんともはや1月も半ばではございませぬか〜。はやくも今年の前半ベストを考えている方もいたりして。
>すみさんにえさん やっぱり字面・紙面を超えてふわっと直接心に入ってくるような本には、まずお手上げですわい。『アウステルリッツ』はわたくしにとってそんな本でした。 『調律師の恋』はなんと言っても読んでいるときの酩酊感ですねー。ああ、ここはどこ、わたしはぴあの。おふたりはあまりお好きではないオンダーチェに感覚は近いかも。まあ、判断基準はそんなもんで感覚ばっかしなのですけど。 『霊山』もしっとりと迫ってきましたけど、順位としては鳴り物見世物の『白檀』が印象強烈な分、上になってしまいました。
>おはなさん おお、ともに連れだって鉄格子のはまった救急車で砂漠をドライブしようぜ〜。『眩暈』みたいなの、発掘して来たらあかんがなー。おかげで普通の本は刺激不足に見えるという後遺症が…。 それにしてもクンデラ・ナボコフ・高行健と言った亡命者たちは、本人はたいへんな体験をされているのだろうけど、「残る」作品を書いてくれますね。
>らむずさん 『サマルカンド』のご紹介ありがとうございました。これは文庫に入っていてよかったけど『トリストラム』はなかなか復刊(というより再版になるのかな)してくれませんね。よろしければ、こちらに清き一票を。 http://www.fukkan.com/vote.php3?no=9154 読んだ本の順位は、適当に点数付けて表計算ソフトでソートするだけですので、あれこれ迷わなければ簡単です〜。えーなんでこれがあれより上に来るんだコンピューターの馬鹿もんっと怒鳴っても言うことを聞かない場合は、ちょちょっと点数をいじればよろしいのです。つーわけで、ここ9年のランキングも下のようにすぐに出せたりするのでした。 http://yonosk.at.infoseek.co.jp/guide/guide5.htm
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